本殿で、友人も交えた厳かな神前式が行える

料理はそれなりのお味と見た目

初期見積もりでは40名約220万円、最終支払い金額は75名約330万円だった。引き出物や縁起物、プチギフトは新郎新婦側で手配したため最終支払い金額には含まれておらず、それらを加味した上で祝儀を含めると手出しは200万円程度。遠方から来る方も多く、お車代や引き出物にもややお金をかけたため想定内。
※新郎新婦で手配した引き出物と縁起物、プチギフトは合わせて約9,000円/1名あたり

全体的に設備が古く、挙式までゲストには立って待っていただくことになる。更衣室は男女1部屋ずつで他人と共用なのが微妙。しかし、披露宴会場は想像以上に豪華に飾ってあり古さを感じさせなかった。境内でのフラワーシャワー、神前式も雰囲気がありとてもよかった。参加者の半数以上が神前式を経験したことがなく、本殿での挙式はゲストも興味津々であった。他の神社は親族のみ参加の神楽殿での挙式が多い中、約70名を本殿での神前式に参加させていただけることは出雲大社相模分祠の大きな魅力であるといえる。ただし、本殿及び披露宴会場のキャパシティは70-80名のようなので多くの方を招きたい新郎新婦は人数に注意。

挙式から披露宴終了まで滞りなく、盛り上がったまま終わることができた。こちら側の実施したい内容を様々取り入れていただいた。ケーキ入刀の代わりに鏡開き、エンドロールムービーの用意等。こちらで進行のたたき台を作成した後、司会の方から的確で盛り上がるようアドバイスをいただき完成させた演出で、ゲストの喜ぶ盛り上がる披露宴となった。特にエンドロールムービーがゲストから好評だった。

新郎側の紋付き袴の家紋を選ぶことができたのが良い。個人的には白無垢も色打掛もとても良かったが、それぞれ選択肢が10着程度のため着物にこだわりのある新婦には数が少ない可能性あり。

結婚式3ヶ月前まで出雲大社側からのアドバイスや案内が少なくかなり不安になったが、1カ月前から当日にかけてはテキパキ準備を進めていただいた。特に当日の披露宴会場準備やオペレーションについては完全に出雲大社任せであったが、披露宴も盛り上がり大満足であった。やりたいことについてはかなり柔軟に対応していただけるが、受付やウェルカムスペースの飾付けなど指示がない部分も多かったため、準備は新郎新婦側で積極的に進めた方が良いと感じた。

駅から徒歩30分のため立地はいまいち。自家用車の利用か、送迎バスの手配またはタクシーの利用が必要。タクシーの場合、駅前にタクシーが少ないためタクシーアプリの利用必須。また、ゲストが自家用車を利用する場合当日は別イベント参加者（七五三等）と同じ駐車場を利用することとなるため、駐車場確保のため事前に相談しておいたほうが良いと思われる。