組数限定の専門式場に近い感覚

見積もりは60名で約470万。
もちろん手頃ではありませんが、立地とネームバリューを考えるとこのくらいなのかな、という印象です。

ただドレス30万、和装の持ち込み料3万など、現実的な見積もりをして頂けるので、
ここからあと100万上がる、というようなことはなさそうです。

歴史ある建物であることを意識して訪れると、良くも悪くもイメージを覆されます。

宿泊棟とは、改札のドームを挟んで離れたところにあるため、
ウエディングのスペースは独立しており、一日2組まで。
大きなロビーなどはなく、クロークやウェイティングスペースもコンパクト。
一般の宿泊客の方と交錯することはありません。
ホテルというより、ゲストハウスをイメージされたほうが近いです。

全体的にパステルカラーと白ベースのかわいらしいヨーロピアンな、
どちらかというと今風の雰囲気です。

チャペルはなく、お部屋の一室。
イメージよりもかなり狭く、挙式会場を重視する方はちょっと厳しいかもしれません。
披露宴会場のすぐ奥にあるので、移動は少ないと思います。

挙式会場はスモーキーなピンクパープルの壁に
ハート模様が入ったカーペット、ちょっとジャパネスクな高砂テーブルと
何となくちぐはぐでカジュアルな、全体としては可愛らしいかんじ。
ただ装花やクロスでかなりイメージは変わります、とおっしゃっていました。

部屋のつくりそのものは昔の骨組みを利用しているそうですが、
そうした雰囲気はあえて残されておらず、
歴史ある建物を生かした趣ある重厚感を期待していたため、
個人的な好みとは異なっていました。

かなり自由度が高く、スタッフ一丸となって作り上げるのがとにかく売りのようです。

オリジナルの結婚式作りに全力投球で挑みたい！という希望を
持っている場合には、とても充実した準備期間が過ごせそうですし、
自分たちの思いもよらない提案を色々引き出してくれそうに思いました。

逆に歓談中心で落ち着いた式を挙げたい方にはスタッフと温度差があるかも。

また素敵な駅舎周辺や行幸通りで写真が残せるのは、とても魅力だと思います。

チームで作り上げるウエディングということで、
親身になって式をつくりあげてくれそうな雰囲気でした。

案内してくれたプランナーさんはとにかくアツく、ハイテンション。笑
こちらの懐に強引に飛び込もうとする感じがすごかったです。

我々があまりテンションの高い二人ではないため、
とにかくこちらが気を遣ってぐったりしてしまいました。

また細かいミスやこちらの質問意図とちょっとずれた回答が多く、
親身なことは間違いないし、ノリがあえば、とにかく楽しくすごせるのだろうとは思いましたが、
私たちの雰囲気とはちょっと合わないかな、と感じました。

東京駅直結なので、文句なし。
ただ東京駅自体が複雑なのと、ホテルの入り口は意外とわかりにくいです。