40歳代となり久々の結婚式出席。 都内のラグジュアリーホテルと言われるところは一通り招待されけど、まだ知らない最高のホテルが東京駅にありました。 会場の雰囲気は上質で本物感のあるたたずまい。外資系のホテルのような尖がった感は無く、とても落ち着きがありました。 昼間の挙式だったのでエントランスからたっぷりの光が入って、まるでヨーロッパの宮殿の来たような錯覚におちいります。 チャペルはドーム型の少し変わった造りでここも自然光に囲まれます。 こじんまりしてましたが80名ほどの出席だったので必要十分な大きさで100人くらいは入りそうです。 披露宴をした場所はとてもドラマチックに感じました。 エントランスや挙式会場と異なり自然光は入らないようなのですが、その分世界観がしっかりと作り込まれ、同じフロアにあるのにも係わらず全く違う場所にいるような体験がとても印象的でした。 食事中心のシンプルな披露宴内容で特段大きな演出はありませんでした。 ホテルの上質な雰囲気が十分なので、あまりごちゃごちゃと演出を盛り込む必要がないと感じました。 110周年記念メニューというのをいただきました。期間限定のメニューのようでとても豪華でした。 結婚式のフランス料理にありがちな重たい感じが全くなく、素材の良さを全面的に出すフランス料理と感じました。 見た目の美しさ、ボリューム感もあり、私の出席した結婚式の料理としては抜群の美味しさでした。 とにかくスタッフの方々が最高です。 お料理の説明も分かり易く楽しい。私が左利きなのをすぐ気づいてくれてナイフとフォークを入れ替えてくれました。 当日は会場に早くつき過ぎてウロウロしていたところ時間前に会場内に招き入れくれ、ホテルの歴史などを気さくにお話くださいました。 その際に新一万円札の絵柄が東京駅になったことや、重要文化財東京駅の100年以上の歴史などのお話がとても興味深く、結婚式が始まる前からホテルのことが少し好きになってしまいました。 東京駅直結。改札から３０秒でたぶん日本一のアクセス。当日は寒い日で雨も降っていたけど屋外に出ることなく到着できた。 その他・上記項目以外に何かありましたら、ご自由に書いてください。 とにかく全てが最高で非の打ちどころがありません。 40歳代となると呼ばれた結婚式場の数は軽く20回を超えるのですが、どう思い返しても過去最高の結婚式でした。 時間の流れがとてもゆったりとしており、結婚式の執り行われるエリアが完全貸し切りのホテルは初めてで、 スタッフの方に聞いた話だと1組限定貸切で、年間の取扱組数にも制限があるようです。 アクセスも抜群で結婚式が終わったあとに、東京駅駅前広場や周辺散策も楽しめるエリアで、 ちょうど開催されていた丸の内イルミネーションを見て帰れたのも楽しい思い出になりました。 私が結婚式を挙げた頃が改装工事中だったのが唯一悔やまれます。また誰かに招待されたいと心から思えるホテルでした。