海が望める『和』な式場

挙式会場は、まさに『和』でした。金の屏風が高砂に置かれていました。また、招待客のテーブルコーディネートは、和のテイストたっぷりで、きれいな模様のついた帯幅の布が真ん中にしいてあり、きれいでした。
場は畳の部屋でした。靴を脱いでの披露宴ははじめてだったので驚きました。対面式の席は、少人数ということもあり、余裕をもって座れたのでよかったです。
夫婦で招待されたのですが、夏場ということもあり、式場で着替えるつもりでいました。女子の更衣室はありましたが、男性の更衣室が準備させれていなく、旦那は隣接するテニスコートの更衣室で着替えをしました。驚きです。やはり、招待客のことを考えて最低限の施設はあるべきだと思います。女性の更衣室には、髪の毛がたくさん落ちていたりゴミ箱がなかったりしました。かなり早めに式場に着いたので、ご親族の方がセットされた際のものだと思いますが、スタッフの方がきちんと掃除されるべきだと思いました。新郎新婦のもてなしの心にかかわってきますので、控え室の整備はきちんと行っていただけたらと思います。

DVDを見ました。新郎が作成したということで、とても素敵な構成でした。
昔からある式場だからかなとも思いましたが、プロジェクターとその配線が丸見えでした。また、パソコンのトップの画面が終わりに見えてしまうというのも…先に担当の方がフィルターを閉じるなど、見る側に余韻を持たせるような演出は考えられませんか？結婚式は、一生に一度です。新郎新婦が一つ一つ考えて準備してきたことをサポートし、『演出』するのが式場のお仕事ですよね。持ってきたものをただ流すだけではだめだと思います。非日常な出来事であり、大切なメモリアルの挙式に、日常を感じさせる演出があってはならないと思います。

お食事のだし方ですが、手や腕にぶつかることが多かったです。大事な時にガシャッと陶器がぶつかる音もしていました。せっかくのお式なので、料理を提供する際の音はなるべくさせないようにしていただきたかったなと思います。また、席に着いた時に、スタッフのが素早く席札をしまってくださったのですが、席札の中には新郎新婦からのメッセージが書いてありました。自宅に帰ってからメッセージに気づきました。式の前に読んでいたら、もっといいお式に思えたであろうと悲しかったです。新郎新婦が心を込めて書いたメッセージなのですから、司会の方が一言伝えるなどの配慮があっていいはずだと思いました。

鎌倉という土地がら、式場に向かう際に江の電から眺める海が印象的でした。
鎌倉から、または藤沢から江の電に乗り換えがあるので、少し遠かったなという印象です。
駅からは近かったので、夏場の式でもそんなに汗をかくことなく到着できました。