披露宴ではないけどよかった

【ロケーション・会場設備など全体的な感想】　　
巫女さんもいないような小さな地元の神社なので食事も何もなくただの神式の結婚式でしたが、神主さんも優しくて楽しかったです。家族の記念写真は神主さんがシャッターを押してくれました。有名神社や教会での結婚式、ウェディングドレスにホテル等での披露宴もいいのでしょうが、私は披露宴なし、スーツ姿で地元神社で双方の親だけを呼んだ結婚式でよかったです。私はアルコールを全く受け付けないのですが、それを知っている神主さんは三三九度のとき小声で「このくらい？このくらい？」と数滴だけ杯に御神酒をたらして一生懸命量を調節してくれました。ただ、真夏でクーラーが入るような場所ではなかったので暑かった…。

【料理について】　　
料理はありません。結婚式は挙げましたが披露宴は行っていませんので。事前のアンケートを頂いたときには披露宴とありませんでしたが…。

【コストについて】　　
コストは…神主さんへの玉ぐし料が双方から１万円ずつの計２万円です。服装は互いにスーツでしたし、ただの神社なので祈願してもらうのと同じ感じでしたから…。むしろ、その後写真館で衣装を借りて写真だけ撮りましたが、そちらのほうが２０万弱かかって高かった。…でも、洋装和装２種類ずつ撮影、貸し衣装代込みでのこの価格はそれはそれで破格。

【スタッフの対応】　　
スタッフは神主さん一人でした。数週間前に出向いて、日時を決めただけです。なので事前の打ち合わせ等は全く無し。というかやりようもない。当日は式の前後には和やかに雑談していました。神式の挙式の段取りは全く知らなかったのですが、神主さんがその都度小声で指示をくれました。地元の小さな神社で式を挙げられるかたがどのくらいいるのか分かりませんが、多分その神主さんとのお付き合いやお人柄による部分は大きいと思います。スタッフもいないので、自分でカメラを持参したりということになりますが、さすがにこういう選択をすると、親族や周囲に「結婚式をやらされる」という気持ちにはなりません。披露宴も挙式も必要ないという方がいますが、二人の儀式という意味で私はいい挙式をしたと思っています。

【喜怒哀楽エピソード】　　
平日の挙式で仕事を休むことに。結婚や挙式のことは当然職場は周知の事実です。が、挙式当日には有給休暇を申請しなければいけなかったのに、うっかり申請を忘れて当日挙式…。双方の親のみ出席の式だったので上司達が休むという事もなく、誰も申請忘れには気づかず…。気がついたのは翌日出勤した時でした。…結婚恩赦？で欠勤ではなく有休にしてもらいました。うっかりにもほどがある。