特別な一日に相応しい環境と料理があります

費用に関しては演出や人数による変動が大きいと思いますし、また他の会場との比較も難しく、私から書けることが少ないので割愛させていただきます。

8月にリニューアルしたばかりの披露宴会場は華やかで清潔感にあふれつつ、よりオトナらしい落ち着いた雰囲気となりました。
私たちの披露宴はヨーロッパの舞踏会のイメージで企画したのですが、まさに会場の雰囲気はピッタリでした！
もちろんコーディネートしだいで明るくてキュートな雰囲気などにも対応できると思います。

一方でチャペルはとても厳かな雰囲気です。正面のステンドグラスが綺麗です。
可愛い雰囲気の教会が多いなかでヴェルジェのチャペルは一見すると地味に写りますが、説明を聞くとそれにはちゃんとした理由がありました。ヴェルジェは挙式をとても真面目なものと捉えており、チャペルは厳粛な場所として大切にしているとのことでした。
実際に挙式をしていると、その厳かな雰囲気がとても感動を呼びました。美しい新郎新婦と神様の描かれたステンドグラス、そして牧師様と聖歌隊の美しい歌声があれば、余計な演出や飾りなどなくとも良いのです。それがヴェルジェのチャペルの良さであると感じました。

私たちの披露宴では余興での楽器演奏がたくさんあったのですが、場所や順番、準備のことなどよく考えてくださいました。
特に、披露宴会場ガーデンテラスでのハンドベル演奏はリニューアルしたヴェルジェの会場ならではのものでした♪

衣装館では、試着できるドレスが豊富にありましたし、イメージに合わせて担当者さんが探してきてくださいます。
私は披露宴で青のタキシードが着たくて、青はとても珍しいのだそうですが、カタログを見ながら一生懸命探しだしてくれました。
何度も打ち合わせを重ねて納得できる衣装を取り決めることができました。

当日はプランナーさんを初め、会場責任者、介添人など皆さんが誠心誠意尽くしてくださいました。緊張している私たちに「楽しんで！」と笑顔で声を掛けてくれました。
司会者やカメラマン、メイクさんなどは外部の会社から来ているようですが、皆さんヴェルジェとは馴染み深いようで言われなければ外部の人間とは分からないくらいです。それぞれプロの熱意に溢れた仕事をしてくださいました。
印象的だったのが、披露宴で余興が盛り上がったせいで時間が押してしまい、私は後が大丈夫か不安に思った場面があったのですが、スタッフは誰一人、慌てる様子や急かす様子を見せず終始落ち着いていらっしゃいました。そのなかで私たちも安心できました。(きっと裏ではいろいろ大変だったと思いますが 笑)

ゲストハウスらしく、建物の回りは木々や塀で覆われており、式場の中からは外の世界があまり見えないようになっています。そのため式場に入ればプライベート感に溢れ、しばし現実を忘れさせてくれますよ。これはあのディズニーランドにも共通する工夫であり感心させられました。

立地としては住宅街の中にあるため、初めてのゲストには「そんなところに式場あったっけ？」と言われることが多かったですが(笑)実際には大通りを曲がればすぐに式場が見えますので交差点さえ間違えなければ大丈夫でしょう。
逆に言えば大通りに直接面していないことで騒然さを感じさせないメリットがありますね。
駅まで歩くのはちょっとつらい距離なので、駅を利用する方にはバス・タクシーが必要になりますが、式場で送迎バスやタクシー券の手配が可能だったので心配いりませんでした。