憧れの異人館でアットホームな式が叶った

見学・試食に行った初日に会場を決定したことで、大きく割引をしてもらい（３０万円程）、当初の自分たちの希望額よりも見積がかなりが下回りました。その分ゲストに良いものを食べてもらいたいと、料理のランクアップをしたり、アルバム作成の費用にあてたりと有効的に使うことができたと思います。花や衣装、演出が決まっていき、打ち合わせをする度に最新の見積もりを出してくれたので、それを見ながら削るところは削って、納得のいくように自分たちで調節できました。また、挙式日が大安か仏滅かでも料金が全く違います。両家が得に気にしないのであれば、仏滅を選んだほうが費用は断然抑えられます。

緑に囲まれた白色の可愛らしい雰囲気の会場です。式場・披露宴会場共に大きな窓がついており、二階のチャペルからは光が差し込み、北野の景色が見られました。一階の披露宴会場では、窓からガーデンの木々が見られ、ナチュラルな雰囲気です。可愛らしいだけでなく、扉の模様や室内のらせん階段など、上品で落ち着いた趣がありました。

最初あまりアイデアが浮かばず困っていたところ、式場のスタッフの方が色々と提案をしてくれ、その中からやってみたい！と思う事を選び、演出をする事ができました。特に新郎によるフランベと新婦によるソース掛けの演出は、珍しい共同作業でゲストの反応も良かったです。ウェディングケーキも、二人とも猫が好きなのであらかじめ写真を用意してこんな風に、とお願いしていたところ、真ん中に二匹の猫の絵と周りに肉球とフルーツが付いたとっても可愛いケーキを用意してくれ、大感激でした。

たくさんの種類のドレスを試着させてもらいました。最終的に基本プラン内の柔らかい素材でお腹と腰回りにリボンがたくさん付いたナチュラルなドレスにしました。カタログで見た時と実際に着てみた時とドレスの印象は違うので、少しでも気になったドレスは試着してみる事をお勧めします。

当日二人とも少し緊張していましたが、明るく朗らかなスタッフの方々のおかげでとても良い式になりました。試着室で式の開始を待っている間、近くで付き添ってくれていたスタッフの方が時々「息止まってませんか？息してくださいね」と声をかけてくれ、気持ちが和みました。披露宴の最中も、次の予定や動きを分かりやすく説明してくれ、自分達自身も楽しみながら演出を行ったりすることができました。小さい姪が二人いたのですが、食事に飽きて遊びだすと会場スタッフの方がお絵かきスペースを用意してくれたり、カメラマンの方が集合写真を撮る時に上手いこと声をかけてくれたりと、全員が楽しめるよう気配りをしてくれうれしかったです。

三ノ宮駅からは徒歩１２分程で坂があるので、年配の方には少しきついかなと思いますが、今回は式場でタクシーのチケットを特典として用意してくれていたので問題ありませんでした。観光地の北野異人館にあるので、周りは観光客で賑わっています。見るだけで楽しめる異国情緒漂う館がたくさんあり、ゲストの人も帰りに観光しながら帰られました。