老舗のネームバリューが期待できる

予想よりは断然安く、大変驚きました。ただ、初めての会場見学だったので、ホテルの見積もりのままの金額です。人数も親族だけと少なく、ペーパー類やムービー系、その他もろもろ入っていないので、値上がりは必須です。個人的に欠かせない鏡開きは8万～とかなり高額でした。というのも、どうやら量が多いとのこと。当初、20名前後を予定していたので、その旨お伝えすると、かなり余ってしまいもったいないかもとのとこでした。

「アットホーム」「あたたかい」「街中にあるような」イメージのチャペルでした。室内の割に高く、意外にも解放感があります（屋外のチャペルと比べると、もちろん見劣りしますが）。座席も長椅子で、とても木のぬくもりを感じました。ステンドグラスもあり、絵柄は人物画ではなく、モザイク画となっていました。ほぼ同作りのチャペルが2つあるのですが、指定はできないそうです。神殿は、オーソドックスなホテル内の神殿です。赤じゅうたんに神棚という作りです。天井も平均くらいだと思います。解放感はありません。ご本体は、イザナギとイザナミの御神とのこと。披露宴会場は2～30名用を中心に2箇所拝見しました。どちらもそれぞれ使い方を呈示いただいたのは良かったのですが、窓から見える景色がどちらも微妙で、決定には至りませんでした。また、古いからか、奥の方は足元が少しひんやりしていました。

神前式希望だったので、全体の流れをうかがいました。独特なのは、神事中、新婦が新郎の横の席に移る動作が入ることです。私は、あまり気に入らない演出でしたが、他の式場では説明されなかった動作なので、気に入る方には特別感があるかもしれません。

年配の女性が対応してくださいました。帝国ホテルということでそれなりに緊張していたのですが、思っていたよりも気さくな雰囲気で終始対応してくださいました。何件か終えた今では、良い対応の方だったと感じます。

最寄の日比谷からは目の前ですし、東京駅からもタクシーで数分。その他銀座線や有楽町線などあらゆる路線で最寄があるので、どこからのゲストも来やすい場所だと感じました。土地勘がある方なら、近辺には安いホテルもありますし、好みが合えば劇場街なので、翌日は舞台を観ることも出来ると思います。