新郎新婦のことを考えない担当者の対応

伊勢えびが美味しかったです。見た目のインパクトはありました。雷門をイメージしたデザートがつきましたが、味は普通でした。

ウェディングフェアで担当していただいた方は、明るく元気の良い方でした。しかし、初めてのウェディングフェア参加だったので持ち帰って検討したいと何度伝えても、執拗に割引を提示してくるばかりで、最後の方は「どうしても今日申込みさせてやる！」というにしか見えませんでした。
9時開始のウェディングフェアが、気が付けばもう午後3時です。
結局根負けして申込みしたのですが、私たちの気持ちを全く考えてくれていないという印象が拭えず、申込金の10万円を捨ててでも他の会場を探すことにしました。キャンセルの電話連絡をした際にも、担当の方は他の対応中ということで出られませんでしたが、特にフォローもなく、「ブライダルフェアで申込金がとれればそれで良いんだな。」と思い悲しくなりました。
今ではここのブライダルフェアに行ったこと、担当者に根負けして申し込んだことを本当に後悔しています。
浅草という場所まで嫌いになりました。

結婚式場の業界では、「即日申込で割引き」「キャンセルは受け付けるが申込み金の返金はできない」というのは、当たり前のことなのかもしれませんが、勧誘が強引すぎてあまりにも新郎新婦のことを考えていないように思えます。
そもそもウェディングフェアの参加者は挙式・披露宴など行ったことが無く、知識も無いのが普通です。しかも、自分側だけではなく相手側の親族、友人・知人にも関わる一大イベントを前に、不安や緊張の中フェアに来ている人が多いと思います。
そんな参加者に、「割引は今日だけだから」と長時間拘束して申込みを迫るのは、接客業としてどうなのでしょうか。10万円って、多くの人にとっては大金です。少なくとも私にとっては大金です。大事なお金です。
確かに、キャンセルしても申込金は返却できないという説明を受けて了承して支払いをしたので、今更どうのこうのと意見を言える立場ではないのかもしれません。

後日調べたら、独立行政法人国民生活センターのホームページでも、結婚式のキャンセル料トラブルについて注意喚起がなされていました。（http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20151105_1.html）
こちらも、そういった情報を収集してからフェアに伺うべきだったと思います。
そして、このサイトのようなウェディング情報サイトにもこういった情報があることを掲載して欲しいです。

結婚式をしない人たちも増えているようですが、失礼ながら、こんなウェディングフェアのシステムでは、結婚式を挙げるというハードルがますます上がり、余計に結婚式離れが進むと思います。
今後、私達のような思いをする方々が増えないよう、改善されることを心より願っております。