都心からほど近い若松河田駅より徒歩1分。道行く人も思わず足を止めて眺めるスパニッシュ様式の邸宅「小笠原伯爵邸」。 ミシュランの星を獲得したお料理はスペイン料理ならではのおもてなしでゲストを楽しませます。伯爵邸内だけでなく四季折々の花と緑に囲まれるガーデンウェディングも小笠原伯爵邸の人気スタイルです。
下見時 20代前半 女性
訪問日 2020年3月 (投稿2020年3月)
なによりも建物の雰囲気に惹かれて見学に行きました。重要文化財にも指定されている建物は、さすがという雰囲気で美しく、本当にどこをとっても絵になる写真が撮れます。スパニッシュ様式の建築だそうです。
真ん中にパティオという中庭があり、それを囲むように口の字で部屋が並んでいます。
エントランスを入ってロビー(受付)があり、廊下沿いに、当時からのこっている大きなテーブルがあるグランドサロン、ピアノが置いてあるラウンジ、その奥にシガールームと続いています。
グランドサロンとラウンジは待合室として使えますし、屋内挙式の場合はラウンジに椅子を並べて行います。ガーデン挙式も素敵だけど、屋内も雰囲気があってありだと思いました!ただし、貸し切りの70人を呼ぶとなると待合室としては少し狭いかもしれません。
家族挙式のプランで説明していただいたので、披露宴会場となるメインのダイニングは見学しませんでした。家族挙式の場合は10:30からの挙式で、レストラン営業は11:30からなので挙式の間は貸し切り状態、そのあとはギャラリーサロンという小さめの部屋で会食という流れだそうです。その間レストランは通常営業している形です。
ギャラリーサロンは新郎新婦合わせて、28名まで入れます。他のお部屋は雰囲気抜群なのですが、ギャラリーサロンだけはわりとシンプルな普通のお部屋だったので、私たちとしてはせっかくの小笠原伯爵邸なのにここのお部屋ではちょっと残念に思えました。
建物は古いですがトイレ自体は何個かあり、ウォシュレットもついていてきれいでした。70人規模となると少し混み合うかもしれません。
また、私は古い建物なのでこんなもんだろうと気にしませんでしたが、彼は家具のぐらつきや絨毯の古さなどが気になったようです。
新郎新婦控室は二階にありこぢんまりとしていました。家族挙式か貸し切りかにもよりますが、二階のお部屋や一階のギャラリーサロン等が更衣室となるようです。(見学はできませんでしたが)男性用は地下にあるようで、昔ながらの急な階段が多いため高齢者等がゲストにいる場合には向かないと思います。
フラワーシャワー等の基本的な演出はできますが、あまり凝った演出はできなそうな感じです。自分たちで持ち込んだり、こちらからお願いすれば対応してくださるのかな?
ただとても歴史感じる建物なので、まあり煌びやかな演出をするのは合わない感じがします。
ガーデンや中庭でケーキ入刀をしたり、ピンチョススタイルのビュッフェをしたりできるようです。
提携先はカツラユミ、イノセントリー、プロノビアス、チュチュです。
持ち込み料は1着3万円でした。
試食はお金がかかるので、今回は試食なしの見学にしました。見積もり作成の際に、飲み物とピンチョススタイルの前菜?的なものを出してくださったので料理の雰囲気はなんとなく感じることができました。料理のコースは18,000円のものひとつだけです。
お酒は建物がスパニッシュ様式なのもあり、スペイン産のワインであるシェリー酒が用意されていました。お酒はあまり飲まない方ですが、シェリー酒のカクテルをいただきました。美味しかったです!
スペイン料理の特徴として、前菜のあとにお米料理が入るそうです。そのあとスープ、お魚料理、お肉料理と続きます。フレンチとの違いは、全体的にバターよりオリーブオイルを使った料理がメインで、スパイスを効かせたものが多いそうです。
出していただいたピンチョスにヤギミルクのチーズとオリーブの塩漬けがありましたが、チーズは濃厚で、オリーブの塩漬けの味が結構濃い目でした。本格的なスペイン料理は食べたことはないですが、しっかり目の味付けなのかなと想像しました。ワインには合いそうです。
私たちはデザートビュッフェを希望しており、コースの金額内でデザートをピンチョススタイルにできるそうです。写真を見せていただきましたが、生クリームをつかったふわふわなケーキというよりも、ナッツ類を使ったゴソゴソ、ほろほろっとした焼き菓子が多そうな雰囲気でした。
口コミに高飛車な感じがした、と書いている人もいて少しドキドキしていましたがとても感じが良く、まったくそんな雰囲気はありませんでした。
案内が丁寧なのはもちろん、見積もりの際には「新郎のメイクはあまりお勧めしません」「いくらくらいあれば充分なお花が飾れると思います」など意見も言ってくださりよかったです。
最寄り駅は若松河田駅というあまり行ったことのない駅でしたが、新宿からも近く、駅を出てすぐだったので分かりやすかったです。
人数や曜日に制限があったり、あまりスペイン式のお料理が合わなそうだったりしたため、他の式場も探すことにしました。
式場の雰囲気は本当に素晴らしく、ため息がでるほど美しいので、条件が合えばとてもすてきな会場だと思います!
あなたの疑問は解決しましたか?
わからない事があれば、この式場に決めた先輩花嫁・花婿に相談してみましょう
会場名 | 小笠原伯爵邸 |
---|---|
挙式スタイル | 教会,人前 |
住所 |
東京都新宿区河田町10-10
アクセス情報へ > |
費用・コストパフォーマンス
貸し切りにするためには70人以上のゲストが必要だそうです。私たちは親族のみで25-30名で検討しているので70人は難しかったです。
家族挙式の場合は28名までの小さめの個室で会食になります。予約は半年くらい前からで、その時点で空きがあれば休日も可能だけれど、基本は平日だそうです。時間も10:30挙式のみ。
40名以上であれば過去に平日貸し切りにした例もあるそうです。金曜日のナイトウェディングなら可能かなと思いましたが、40人だと親族だけでは足りないので仲の良い友人も呼ぶことになりそうです。
見積もりは家族挙式の方で作っていただきました。
28名で180万くらいです。割引とかは一切なく、飲み物代や引き出物代も入っていないのでお高めだと思います。
詳細は費用明細の方に載せておきます。