上品な式場・雰囲気は格別。

チャペルは大きなステンドグラスが印象的で、アンティークと樹の温もりを感じる場所でした。大きなパイプオルガンも圧巻です。ただ、収容人数は決して多くないように感じました。私もそうでしたが、招待された人の内１／３～１／５の方々は式場に入ることができず、結局持合スペースで待つことに。ドリンク等の提供があったので退屈することはなかったのですが、新郎新婦より“結婚式よりご参列下さい。”と招待された方々も多い中で、式に参列できなかったのは、とても残念です。当施設と新郎新婦と間に参列人数の調整があったかわかりませんが、折角の機会であることに変わりはないので、十分な打合せが必要かと思います。
披露宴会場は、明るく装飾に凝った印象です。今回の会場は決して広くなくテーブル間の通路も狭く新郎新婦の移動は大変そうでした。しかし、新郎新婦とゲストとの距離が近くなるため、逆によかったと思います。

新郎新婦それぞれの友人スピーチ・余興・ビデオメッセージ等の定番な演出が全てでしたが、新郎新婦らしく心温まる内容でした。しかし、スピーチ中やビデオ放映中に私語をする人、歩き回る人が散見し、施設には聞いてもらう・見てもらうための工夫が必要かと思いました。

来場した際に、案内をして下さったスタッフ方の丁寧な説明、対応・笑顔、感銘を受けました。しかし、披露宴会場でのスタッフは基本的に声が小さかったです。また、若いスタッフの中には私語をしている、欠伸は隠さないといった行動に驚かされました。一足一挙同に誠意を感じ、好感を持てるスタッフが大勢いる中で一部のスタッフに唖然としました。

駅からは徒歩圏内のため、電車・バス等の公共交通機関利用者は問題なくアクセスできると思います。しかし、式場周辺は細い道路が入り組んでいます。また一方通行の道が多く、自動車で自ら来られる方は注意が必要です。遠方(会場より車で３０分～１時間程度)の方々の中には式場のバスを利用されている方々もいたので、可能な限り対応してもらえると思います。さらに駅近くにはホテルも数多くあるので遠方からのゲストは式前後でゆっくり滞在できると思います。