雰囲気は◎夢いっぱいの挙式がしたい人向け

王道のゲストハウスといった作り。着替え室の家具やトイレの設備に少し年季を感じます。汚いというわけではなく綺麗に掃除されていて清潔感もありますが、最新の印象ではない。
チャペルの作りは大聖堂を模しており、街中にしては高さのある会場で迫力がありました。
ただ、椅子が狭く何故か足置き台？もあるので着物の方は辛いかもしれません。
披露宴会場も王道の作り。大人数だと少し手狭でラウンドの時に花嫁が歩きづらそうでした。

ビルのような作りでかなり狭いエレベーターホールとエレベーター２台のため移動に非常に時間がかかります。しかも進行の都合上かブッキングしないためなのか移動が多い印象です。
地下の控え室(ほとんど座れない)→ロールスロイス(新郎新婦)のお出迎えで１階に→再び控え室→チャペル→披露宴会場→1階で二人と挨拶→着替えの為に着替え室へ戻る
ご年配の方や着物の方は過ごしにくいかもしれません

定番の流れで期待どおりです。

着替え室でのスタッフの対応が適当。非常に効率が悪く行き当たりばったりで、着替えや荷物の預けていい範囲も不明。
ロッカーやラックがあったようですが通されると自分から声をかけない限り放置されるので使い方は不明でした。
一番不思議なのは挙式後のチャペルの使い方です。仮にも教会で挙げているという形なのに、すぐにスタッフがバージンロードに列席客を促し、そのまま会場内で撮影会になったのはひたすら首を傾げました。
決して余裕のある広さの会場ではないので有効活用なのかもしれないですが、祭壇の手前で好きに動いて写真を撮り、参列者にバージンロードを歩かせる、というのを挙式後すぐに行われると余韻にも浸れないのでは？それなのにチャペルでは撮影禁止と言われると…うーん？と思います。
退場が終わってないのにフラワーシャワーを片付けるのも目に付きました。

披露宴中もスタッフが焦っていたのか何度も食べかけのお皿を下げられました。一度目は声をかけられましたが二度目以降は無言です。
主賓の方の祝辞中に料理を配り、祝辞を待っていたのに、スタッフの方に温かいうちに食べてくださいと困惑した感じで勧められたのも謎です。
食べる食べないはそれぞれの問題ですが、スタッフが祝辞中に堂々と声をかけるのも……
階段や狭い場所を歩く時に明らかに歩きにくそうにしているのに誰も補助に入らなかったのも印象的です。
堂々と表口から私服で帰るスタッフと行きあった時には最早苦笑です。

最寄りの馬車道駅からはわかりやすく、交通の便は良好でした。周囲は普通のオフィスビルなども多いので周りを見てしまうと雰囲気には酔えないかも。