『目黒駅より徒歩5分、90年以上の歴史があり日本初の総合結婚式場でもある「ホテル雅叙園東京」』。豪華絢爛な2つの神殿にある彫刻や絵画には1つ1つに願いが込められています。ゴシック様式のチャペルやガーデンチャペル、特別感のある劇場型のチャペルでは、教会式のほかに人前式も可能。和と洋の融合するスタイルの異なるバンケットルームはおふたりの理想を叶える多種多様な披露宴に対応します。
本番時 20代後半 女性
挙式日 2010年4月 （投稿2010年7月）
【この式場に決めた理由】
会場設備を重視する方、豪華に和風の挙式をされたい方は、必見の会場だと思います。
雅叙園にしかないもの。それは何と言っても、色鮮やかな装飾品・工芸品の数々です。まず惚れ込んだのは神殿。よその神殿はどれも、洗練されてはいても色彩は地味なのが当たり前。それが、雅叙園の神殿「大巳殿」は壁一面に、紅白梅や荒海に鶴の木彫りがはめ込まれ、天井は扇絵で埋め尽くされ、扉は金色。床は鮮やかな緋色。それなのに、決して仰々しくなく、晴れやかで厳かな祝の空間を創り出しています。
とことん和風にしたかった私たちは、会場も和室専門宴会場を選びました。この会場へ入るには、専用の玄関を使います。黒漆に螺鈿(らでん＝貝の光沢部分を組み合わせて絵を描いたもの)細工の扉を通ると、天井には彩り豊かな大名行列が。そして黒塗りの両壁には一面に、螺鈿細工の大きな鶴が現れます。その先には、畳敷きのロビーが。靴を脱いで、脇のクロークへ荷物と一緒に預け、ロビーへ上がると、色鮮やかな花魁(おいらん)たちの彩色木彫に囲まれます。天井や壁の上の部分には美人画や花の彩色木彫が数々。ロビーの奥には、触ると福が訪れるという七福神の太柱も。
三室ある和室専門会場の中で私たちが選んだのは、最も広い「鷲の間」110名までゲストが入ります。会場の壁は落ち着いた朱色。壁の上の方には美人画が。天井には扇絵が。そして、会場後方には実物大の松を描いた能舞台があります。
私たちは、特にこれと言った余興を入れませんでしたが、能舞台を使った演出は、ゲストに大変喜んでもらえました。
純和風でありつつ、どこかにオリジナリティも欲しいと思っている方には、神殿＆和室専門会場での披露宴をぜひお勧めしたいです。
著名で伝統もある専門式場なので、会場は多様に選べますが、正直、他の宴会場は他施設とトントンですし、費用面は決して安くはありませんし、持ち込みしにくいですし、スタッフは全員アタリというわけではないですし。
一度建物の中に入れば、まさにそこは豪華な和のテーマパーク。
会場以外にも、凝った造りの化粧室や、途中階にある工芸細工など、あれこれ見るのが好きな人なら、一日いても飽きない場所です。らせん階段、胎内めぐりのできる滝、野立て傘など、フォトスポットも満載です。
会場以外にも、そんな空間をゲストに楽しんでほしいと思うなら、選ぶ価値はありそうです。
【ちょっと気になるところ】
工芸品の雰囲気を、古臭い、派手だと感じてしまうとあまり魅力はないかもしれません。
また、他の方も書いていますが、1日の挙式数が多いのも、気にされる方には向かない会場かも。
ただ、私たちは4月の友引の日曜に挙式しましたが、披露宴が専門会場だったこともあるのか、挙式時や披露宴時のバッティングはありませんでした。忙しかったですが、支度や写真撮影に、無理やり急かされる感じはありませんでしたよ。披露宴後、吹き抜けにあるらせん階段前で、それほど焦らされることもなく、友人たちと代わる代わる記念撮影をしたり、集合写真を撮ってもらったりできました。そのときもよそのカップルは通りませんでしたし。
着替えも清算もすっかり終わって帰るときに、他のカップルを見かけたりはしましたけど(笑)
あと、これを気にされた方はあまりいないかもしれませんが。
ブライズルームがある建物と、披露宴会場のある建物とは別棟で、連絡通路などがないんです。ブライズルームがあるのは７階～８階。そこからエレベーターでいちいち１階に降りて、別棟の披露宴会場(２階～４階)へ移動する形になるんですね。
①移動中は人から見られ放題。
②ヒールの高い靴に履き慣れていない新婦は、ことによると足がもたないかも！！私はこれで、ドレスリハをしたときにヒールを12cm→7cmへ下げました。下げて大正解でした。
建物はすぐ隣に見えてるのに、不便だと思ったものです。
【ロケーション・宿泊】
・急な坂道はあるけれど、駅から徒歩10分程度
・帰りは目黒駅までシャトルバスあり
・宿泊は全室スイート。ちょっと値段は張りますが広いしきれいです
アメニティも充実
・宿泊提携施設も付近に数ヵ所あります
【料理について】
・フレンチ、和風、中華、和洋中折衷のコースがあります
・パックの基本コースは折衷コースですが、3,000～5,000円プラスした方がよいかも
・折衷コースでも、例えばお肉のソースなど、味がやや中華寄りな感じ
・ウェディングケーキは、ゲストにデコレーションしてもらうタイプが、安い上に好評でした
【衣装・テーブルコーディネートについて】
・衣装の種類は豊富で新作もちょこちょこあり。パックで半額になります
・衣装スタッフは毎回、違う人が担当です。指名したいときは料金が発生する模様です
・ウェディングドレスは、持ち込みしないなら、レンタルよりサイズオーダードレスを買う方が安くなります。
・かつらを頼むと、パック＋かつら料金＋かんざし料金がかかります
（つまり、日本髪にしたいときは、自髪＋つけまげで結ってもらった方が安くなるんです～。自髪ならかんざし料だけ♪形もかつらよりきれいですよ♪）
・装花とテーブルクロス、ナプキンの色の打ち合わせは、装花担当の方と行います。ただ、一番迷うわりに、当日は見ている余裕がなかったりします・・・
【音楽・映像について】
・すべて司会者の方と打ち合わせます
・演出と、そのときに流す音楽のリスト表を作ってくるように指示を出されますので、なるべく早いうちから埋めていくと良いと思います
・音楽は、「頭～」「1番サビ～」のように指定したり、「○秒～○秒まで」のような指定もできます。すべて雅叙園側で指定どおりに編集してくれます
・映像持ち込みにコストはかかりませんでした。DVDプレーヤーで見られれば流すことができます
【引出物について】
・プランナーから渡されたパンフレット内で選びましたが、提携デパートもあるので、きいてみると良いと思います
・男性友人用、女性友人用、親族用で内容を分けました
・予算は1人あたり5,000円程度
【プチギフトについて】
・プランナーから渡されたパンフレット内で選びましたが、持ち込みも無料でできます
・予算は1人あたり300円程度
【心付け・車代・ご祝儀の保管について】
＜心付け＞
当日のスタッフへの心付けは、訊くと断られますし包まなくても良いのかもしれませんが、我が家は以下のように担当を分けました
式前か式後で、渡すタイミングを見計らって、本人or両親から渡しました。終わった時に渡した方が、感謝の気持ちが素直に出せた気がします
ヘアメイク→新郎新婦それぞれの担当へ、それぞれが 3,000～1万
介添→新婦から5,000
会場キャプテン→新郎から5,000
＜車代＞
本当は全額出せた方が良いのでしょうが、海外からの方もいたため、基本的には「交通費がお出しできないので、ご祝儀なしで」とお伝えしました。それでもいただいてしまった場合、1万円をお返ししました。
前日までに、受付担当者にはリストを渡し、車代分の現金は、当日式前に親族控室まで受付担当者に取りに来てもらいました。
＜ご祝儀の保管方法＞
受付が預かったご祝儀は、披露宴終了時まで金庫へ預けることができます。
【コストについて】
・都民共済など、割引特典がないと、それなりに予算が必要だと思います
・外部委託料を何かにつけとられます。それでも外部委託した方が安いものも多いよう(手間だったので雅叙園で頼んでしまいました)ただし、搬入の期日や時間を厳しく制限されます
・パック料金は、ペーパーアイテム、料理や装花、衣装着付代込ですが、ほんとに最低ランクのものなので、プラス100～200万程度かかると思っていた方が良さそうです
・最終振込は口座振込のみでした。カードは使えないと言われた気がします。
【スタッフの対応】
・人によります。担当プランナー、司会者、当日の介添さん、ヘアメイクさんさえ良い人たちなら、素晴らしい式になると思います
・介添さんは、当日になるまでどんな方かは分かりませんでした。和服の施設もあるようですが、スーツできびきびサポートしてくれます
・担当プランナーは、式場予約をしたときの方が、担当することが多いようですが、変更もきくと思います
・当日のヘアメイクさんは、ヘアメイクリハを申し込めば、同じ人たちが担当してくれます
・演出面の打ち合わせはすべて司会者と行います。
司会者は、始めに性別と年代、簡単な希望を伝えたところ、それに合わせて雅叙園側が決めた方を紹介されました。司会者も比較検討したい、という方はあらかじめ伝えた方が良いかも。私たちの担当の方はたまたま、とても良い方でした。
【演出】
＜能舞台を利用＞
・披露宴開始時、舞台から新郎新婦が登場
・お色直しで新婦が父と入場。舞台で待っていた新郎へバトンタッチ
・両親へ花束とプレゼントを渡し、そのまま新郎父挨拶、新郎挨拶
＜オリジナル＞
・雅叙園オリジナルの招待状
・招待状と一緒に1人1人へメッセージを同封
・園内案内のパンフへオリジナルイラストを描き込み、受付で席次表と一緒にゲストへ渡してもらう
・お色直し中に、ウェディングケーキを新婦友人に飾り付けしてもらう
・キャンドルサービス⇒各卓まわって写真撮影するフォトサービスに
・子供たちから花束贈呈＆新郎新婦からぬいぐるみ贈呈
＜手作り＞ ※持ち込み料かからず
・ウェルカムボード（新郎友人）
・ウェルカムベア（新婦友人）
＜衣装＞
・日本髪を自髪で。形がきれいと大好評
・ドレスのとき、母が結婚式に使った髪飾りを使用
特に余興は入れませんでしたが、かえってダレることなく、とても良い式＆披露宴だったと大好評でした。
あなたの疑問は解決しましたか？
わからない事があれば、この式場に決めた先輩花嫁・花婿に相談してみましょう
| 会場名 | ホテル雅叙園東京 |
|---|---|
| 挙式スタイル | 教会,神前,人前 |
| 収容人数 | 6人～1000人 |
| TEL・予約 |
03-3491-5111
ホテル雅叙園東京のウェディング専用ダイヤルです。
この式場で挙式・披露宴を検討されている方の電話番号です。その他の目的でのご利用はご遠慮ください。 この式場が気になったら、まずはブライダルフェアの予約をしよう！
空き日程などの確認や資料のお問い合せはこちら
|
| 定休日 | 水曜日、年末年始 |
| 受付時間 | 月～金(水曜定休)12：00～19：00、土日祝10：00～20：00 |
| 住所 |
東京都目黒区下目黒1-8-1
アクセス情報へ > |
03-3491-5111
&user_ip=3.17.162.247&uri=/hall/11258/rev/1061694/&referer=&aff_code=&access_time=1713504405&device=1)
