招待時 30代後半 女性
招待日 2016年6月 (投稿2016年6月)
一昨年、私は銀座のビルの中にある式場で結婚しました。今回、高校時代の友人からお招き頂いて伺ったのは横浜のゲストハウス。まったくタイプの違う施設ではありましたが、ガーデンでのシャンパンパーティが始まったところで懐かしい香りを感じました。
香りとは言っても具体的に鼻に入ってくる匂いではありません。グラスに注がれているピンク色のシャンパン。ガラステーブルに並ぶカナッペ。そしてその横で生ハムを切り分けてくださっているシェフの方々、改めて見回せばスタッフの制服も…まさに私たちが銀座のビルの屋上で行ったシャンパンパーティと同じなのです。そう、コルトーナガーデンさんは私が結婚した施設と同じ系列の式場だったのでした。
ビルの中の会場とは違って、今回のパーティルームには室内に階段があって二人はそこから再入場したりして演出などで被ったものはありませんでしたが、予想どおり最後にデザートビュッフェが控えていて、ガーデンに色とりどりのスイーツが並べられているのを見てまたもや懐かしさに胸が熱くなりました。
2年前、シェフとご相談して創っていただいた私たちの披露宴のためだけのメニュー。ゲストの方々から沢山の賞賛のお言葉を頂けたそのお料理を唯一口にしていなかったのが私です。
もちろん同じメニューではありません。ですが同じグループのものであれば期待してもいいと思いました。
そして…甘みのある帆立貝に歯ざわりの素敵なアスパラガスを併せたオードヴルから始まった至福の時間が始まりました。どのお料理も綺麗で美味しかったのですが、メインテーブルの彼女の顔を見ながら、高校時代に彼女が好んで食べていたものを思い浮かべて、お皿の上にチラチラと見え隠れするこだわりをみつけては嬉しさがこみ上げてくるのでした。あ、ここは色味的にトマトかと思ったけど…苦手だったもんね、という具合です。出し下げのタイミングも良かったので心からお食事を楽しむことができました。
暗闇の中で鋭角に動く純白の手袋。キャプテンの手の動きにも嬉しくなりました。
次はどっちに行ったらいいの?どのタイミングでお辞儀をしたらいいの?あの日、私たちに対してそれらを絶妙のタイミングで明快に示してくれていたのはキャプテンの手にはめられていた手袋でした。
新郎新婦が私の横を通り過ぎます。目のあった彼女が最高の笑顔を見せてくれます。その先では、次に進むべき道を示している手袋が闇の中にクッキリと浮かんでいました。
コルトーナガーデンのキャプテンは最高の笑顔で颯爽と新郎新婦を誘導していましたし、他のスタッフの方々も気持のいい応対をしてくださっていたと思います。
新横浜駅からのシャトルバスで到着すると、周辺は結婚式場があるとは思えないような静かな住宅地でした。
地図を見ると最寄駅からは5分もかからないようで、便利な割に落ち着いていて良いと感じました。
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会場名 | ティアラガーデンズ横浜 |
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挙式スタイル | 教会,人前 |
住所 |
神奈川県横浜市港北区北新横浜2-2-1
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会場の雰囲気・設備
敷地内に入るとどこかヨーロッパの街に来ているような気持になりました。お掃除の行き届いた館内は所々にセンスの良いオブジェなどが飾られ、窓の外には目に鮮やかな庭園のグリーンが臨めます。
結婚式場は入場扉の上に張り出しているテラスでのオルガンによる奏楽に包まれながらの足を踏み入れれば座席は対面型です。高い天井も長いバージンロードも、祭壇もテラスも首を曲げずに見えたのはとても良かったと思います。クワイアーの歌声もよく響き、厳粛な雰囲気のなか挙式は進んでいきました。
チャペルガーデンでのブーケトスも映画の1シーンみたいに絵になる光景。パーティ会場に併設されたガーデンに移動してのシャンパンパーティも、とても素敵な雰囲気でした。