佐賀 佐賀・鳥栖・県南エリアの専門式場「佐嘉神社記念館」の結婚式口コミ、費用や写真が満載。料理やスタッフ、進行演出、衣装や施設の評価をチェックしよう。
本番時 20代後半 女性
挙式日 2016年2月 (投稿2016年4月)
やはり本物の神社での厳かな式は格別です。参列者全員で行列を作って、鳥居から参道を歩き神殿まで参進するのですが、介添えとして横を歩く母の温かい手に手をのせてゆっくり進みながら、嫁に行くのだな~と実感しました。
式場は少し古さは感じますし、お手洗いが和式が多いなど難点はありますが、基本的な設備は整っています。エレベーターや車椅子の貸出があり、高齢者の対応に慣れてらっしゃるようでした。ロビーや廊下には焼き物や住職の趣味のレトロなカメラが陳列されていて、招待客も待ち時間に見て楽しんでいました。一階には喫茶があり事前に頼んで招待客が待ち時間に自由に頼めるようにしてもらいました。
今風のオシャレな結婚式には向きませんが、出席者に親族が多く和婚をしたい方にはぴったりの会場です。
こちらの式場ならではの演出は箪笥長持ちでの入場とお茶席でしょう。
箪笥長持ちは花嫁が自宅から箪笥を持って嫁入りした風習を模したものだそうです。提灯1名、箪笥の担ぎ手2名は出席者にお願いしますが、それぞれの兄弟に頼んでぴったりでした。男兄弟は結婚式ではあまり目立つシーンも多くないので、兄弟達にとっては恥ずかしかったようですが両親や親族がとても喜んでくれました。
お茶席は高砂の隣に設けられています。高砂だとライトがかなりまぶしく、出席者とも距離がありますが、お茶席ではリラックスして出席者お話できました。お茶席の後ろには、お色直し前に着ていた色打掛を飾ってもらえます。数種類の和菓子がテーブルに用意されていて、お抹茶は一つ一つ点ててもらえます。出席者の中にお茶を教えている方もいましたが、大変美味しいとおっしゃっていました。
最初から和装のみを希望しており、ドレスは見せてもらっていません。
和装はさすが和婚メインな会場だけあって、とても質の高いお着物が揃っていました。白無垢、色打掛、引き振り袖全て古典的なものから現代的なものまで素敵なものばかりで、非常に悩みました。当方の場合、式は白無垢(綿帽子)→白無垢(角隠し)で出迎え→披露宴は色打掛(文金高島田)で入場→お色直しで黒の引き振り袖(洋髪)としました。お色直しの時間を短くするために黒の引き振り袖を最初から着て、その上に白地の小物類を付けてもらい、白無垢を羽織り式になりました。こんな方法があると初めて知りました。黒の引き振り袖は白無垢の時も袖などからはちらっと見えますが気にならない程度でした。どの衣装も好評でした。特に黒の引き振り袖は、皆様お色直しはドレスだと思っていたところを、かっこ良い黒の引き振り袖で登場したので意外性もあって好評だったようです。
新郎の紋付袴も、紋が佐賀神社さんのもので非常にかっこよかったです。
出席者の留袖・振り袖の着付け・ヘアセットもかなり大人数を頼みましたが、ご対応いただけました。和装の小物類もたくさん準備されていて忘れ物があっても問題ないです。着付け場所は花嫁と出席者で隣あっていて賑やかで楽しく、緊張を取り除いてくれました。確認していませんが、新婦と新郎のご対面部屋はおそらくないと思います。
お料理は和食メインとなります。和食専門の方が作られているそうで大変美味しいです。ご年配の出席者の方にも喜んでいただけました。味はもちろんのこと、驚愕なのは量とお値段です。式場の方から、皆様だいたい試食されて1番価格の抑えたコースにする、と伺ってましたがその通りでした。お刺身、海老、佐賀牛、お寿司など盛りだくさんで、東京でこのコースを頼んだら2倍以上のお値段がしそうです。デザートも地元で有名な青果店から仕入れているらしく、我々の時はメロンなどを出していただきましたが非常に甘く美味しかったです。
プランナーの方がとても気さくな方でお話ししやすかったです。過度な営業も全く受けず、こちらの希望は全て対応していただけました。
着付けやメイクさんも和装に慣れていてとても心強かったです。
人数が足りなかったのか、披露宴中の介添えの方が途中で配膳を手伝っていて側におらず、椅子を自分でひいたりする事もありましたが、特段大きな問題はなかったです。
駅からは少しありますが、依頼すればバスを出してもらえるそうです。
駐車場もとても広く、招待客は無料でした。駐車場の入口が初めて来た方には少しわかりづらかったようです。
新郎新婦は遠方に住んでいるため、打ち合わせ3回とメールでご対応いただきました。準備期間3ヶ月という短い期間でしたが、会場の皆様がどの方も親身にご対応いただき、満足のいく結婚式となりました。
スナップ写真とスタジオ写真のカメラマンさんが違うことに驚きました。(一般的なのでしょうか?)
スナップ写真(挙式、挙式後の集合写真、披露宴)のカメラマンさんが偶然、前撮りを依頼したスタジオの方で、気楽な雰囲気で接することができ、とても素敵な写真をたくさん撮っていただけました。やはりプロが撮った写真は全然違います。スナップ写真のデータは全てもらえました。一方、スタジオ写真のカメラマンさんはご年配の方でデジタルなのにあまり枚数を撮らず、着物を直すのにかなり時間をかけていて、かなり不安になりましたが、出来上がった写真は立派な感じに撮れていました。こちらはデータはもらえません。お色直し後に会場に戻る前にスタジオ写真を撮って、お色直し時間が長くなってしまったので、こちらはお願いして披露宴後にしてもらえば良かったかなと思います。(疲労の濃い顔になりそうですが…)
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会場名 | 佐嘉神社記念館 |
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挙式スタイル | 神前 |
住所 |
佐賀県佐賀市松原2-10-43
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費用・コストパフォーマンス
非常に良心的です。結婚式の費用は最初の見積りからかなり増えるのが一般的だそうですが、こちらの式場はほとんど増えず、良心的すぎてびっくりしました。基本プランでとても素敵な内容となりました。お料理も1番価格を抑えたプランで美味しく、お花もプラン内で華やかにしていただきました。お茶席などの演出は追加料金となりますが、追加料金自体も単価が抑えられています。衣装代も和装は洋装よりも高くなるかと思っていましたが、かなりサービスいただき、とても助かりました。