神戸の美しい景色と新郎新婦が一度に見れる

2方ガラス張り披露宴会場から見える神戸の景色が大変印象的でした。天井から足元まである大きなガラス窓は、神戸の美しい街並みを余すことなく楽しめるようになっています。粋だなあと感じたのは、まずはカーテンを下ろすことで大きな会場だなあという印象にして、披露宴が始まり、記念撮影をしようというタイミングでサーっとカーテンが上がり、神戸の美しい景色があらわになるという、素晴らしい演出でした。ありがたいことに景色側に新郎新婦の席があったので、きれいな景色をバックに幸せそうな二人を見ることが出来るのは、参列客にとっては嬉しい仕様でした。

ただ１つ残念だった点は、スクリーンが一方の壁側にしかなかったため、反対側の壁に近かった私たちにはビデオメッセージの字が見えなかったところです。いろいろと感動的なメッセージを書いてくれていたようなのですが、小さめの字で編集されていたため。スクリーン寄りの円卓2列まではよく見えたようですが、反対側の壁よりの4列目にいた私たちには解読が難しく…。ビデオメッセージを考えている方は、本会場ではなるべく字を大きくすることを強くおすすめします。

印象的だったのは、お式の後、教会の外でポートタワーが見える位置で記念撮影をした後です。記念撮影の終わった新郎新婦が、どこからか来た黒塗りの車にさっそうと乗って行ってしまったことです。披露宴準備に出発したようで、窓から優雅に手を振りながら式場を後にしていきました。その様がまるで皇族のようだ、と友人たちで大いに盛り上がりました。あの演出は粋で素敵です！長いふわふわのドレス裾をよいしょよいしょとスタッフさんに詰め込まれていたのがほほえましかったです。

喉がずぐ乾くタイプなのですが、ウエイターの方が頻繁に近くへ来て気を配ってくださったので、頼めなくて困る、という事態は一切なく満足に過ごせました。近くに来て声をかける＋近くに来るが声はかけない、という両方のアプローチで来てくださったので、それがくどくなくて助かりました。

最寄り駅とされるみなと元町駅からは徒歩8分と、ヒールとドレスで歩くにはタクシーをおすすめしたい距離です。特に会場のオリエンタルホテルさんが大きいので遠目にもハッキリ見え、近く感じるのですが、ヒールや履きなれない革靴で行かれるならばタクシーあるいはシャトルバスをご利用することをおすすめします。