もともとガーデンウェディングを希望されていましたが、オランジュベールのチャペルが気に入りすぎて、この会場に決めたそうです。まさひろさんの趣味であるキャンプの要素を存分に取り入れ、ナチュラルかつオリジナリティ溢れる素敵な結婚式になりました。挙式はご友人も参列いただきましたが、家族との時間をゆっくりとりたいとの思いから、披露宴はご親族のみでおこなったそう。素敵な空間で過ごす家族水入らずのお時間は、最高の思い出になったことでしょう。
開催時期 | 2022年7月 | ||
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総額 | 101万円〜200万円 | ||
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「ファーストミートで、新郎に感謝を伝えたくて」とゆいさんがしたためた「感謝を伝える本」。ゆいさんを待つ時間にプランナーさんからこの本を渡されたまさひろさん。最初はにこにこの笑顔でしたが、いざゆいさんと対面すると、感極まったのか号泣されました。お誕生日などの節目には、手紙で気持ちを伝えることもあるというおふたり。最大のイベントで伝えられたメッセージは、いつも以上に心に響いたことと思います。
ファーストミートで、感謝を伝えたいとお考えだったゆいさん。伝え方に悩まれました。
SNSでファーストミートのサプライズのやり方を調べたというゆいさん。たくさんある方法のうち、一番思いを伝えやすそうだったというのが「本」。専用のものが用意されているそうで、「まっさらのところから言葉を考えていくよりもやりやすかった」とのこと。
エントランスは、まさひろさんのこだわりがぎゅっと凝縮。ご趣味がキャンプとのことで、お気に入りの道具で彩られています。テントのかたわらに置かれたコンテナは、まさひろさんのお誕生日にゆいさんが贈ったもの。数字の入った木のアイテムは、キャンプで楽しむゲーム「モルック」。以前おふたりでキャンプをした際に、一緒につくった思い出の品だそうです。
披露宴はご親族だけでおこなう代わりに、ご友人には何かの形で感謝を伝えたい、と悩まれました。
ご友人への感謝はお手紙で伝えたというおふたり。一人ひとりに書いたメッセージをガーランドにしてエントランスに飾られました。お手紙を受け取ったゲストには、チェキで写真を撮ってもらい、おふたりへのひとことを書いてもらいます。「友人からは、学生時代ふざけて笑ったことが書かれていたりして、なつかしい気持ちになりました。家族からのメッセージも、なかなかない機会。すごく嬉しかったです」とゆいさんは笑います。
「母は車椅子。家族はほかに兄だけなので、バージンロードをどう歩こうか悩みました」とゆいさん。
まさひろさんの提案で、お兄さまに車椅子を押してもらい、ご家族で歩くことにされたそうです。「当日は兄も泣いていて。母が父の写真を持って、家族全員で歩くことにしたんです。バージンロードでは、小さい頃の思い出などがこみ上げてきました」と感慨深そうにおっしゃいました。
結婚証明書と一緒に、おふたりとゲストの共同作品もつくられました。ナチュラルなテイストが素敵な作品は、ゆいさんの手づくり。ゲストがドライフラワーを箱に詰めて、おふたりがふたを閉めて完成です。「お花が好きで。せっかくみんなで集まるから、何か一緒に作れるものがあったら良いなと思ってつくりました」とゆいさん。全員の気持ちが形になりました。
結婚証明書と一緒に、手づくり作品を残すというくふうを。箱はゆいさんの手づくりで、白い文字も見本をなぞってご自分で書かれたとのことです。「自分でつくったの?かわいい!」とゲストからも好評だったそう。
せっかくご友人が集まってくださるので、一人ひとりとお話がしたいと悩まれました。
披露宴はご親族のみであるため、挙式後に30分ほどご友人とのお時間を設けられました。この間に軽食も振る舞い、おもてなしを。引き出物もこの時間に、一人ずつ手渡しされたそうです。「近況報告や、感謝の気持ちを伝えられて、とても素敵な時間でした」とゆいさんは嬉しそうに話されました。
「披露宴では、家族がサプライズを用意してくれていて。母のメッセージなどをムービーにして、流してくれたんです。リングピローは兄のお嫁さんにお願いしていたのですが、これも兄夫婦のはからいで、実は母がつくっていたものだとこの時知らされて。びっくりしたし、うるっときました」と、愛おしそうに語るゆいさん。お母さまは車椅子生活のためできることが少ないなか、お兄さまご夫婦ができることを一生懸命考えて、この企画をしてくださったようです。リングピローはゆいさんのお部屋に、大切に飾られています。
ケーキセレモニーの代わりに、フルーツポンチをつくるイベントを取り入れました。色とりどりのフルーツが入ったガラス瓶に、おふたりでサイダーを注いだら完成。見た目も鮮やかでかわいらしく、どことなくキャンプの風情もただよう、素敵な演出となりました。「中座は兄のお嫁さんにエスコートをお願いしました。最後には、母にお花とふたりでつくった感謝状などをプレゼント。日頃の感謝を伝えられたかな」とゆいさんは微笑みました。
ご親族が少人数で集まっているからこそできるイベントをやりたい、と良い方法を模索されました。
「ケーキセレモニーは一般的だけれど、せっかくならみんなでできる演出をやりたいと思って。夏なので冷たいものがいいなとか、まだ小さい甥っ子でも食べられるものがいいな、などと考えたら、フルーツポンチを思いつきました」と教えてくれました。コップに入ったフルーツをみんなでガラス瓶へ、そこにおふたりがサイダーを注ぐ、全員の共同作業。満腹になりがちな食後でもぺろりといただけるところもポイントです。
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コロナ禍もあってご親族だけの披露宴。ご家族どうしの交流ができたことや、しっかりと感謝を伝えられたこと、思わぬサプライズに感動したことなど、思い出がたくさんできそうですね。家族の絆もより一層深まることでしょう。挙式に参加してくださるご友人への心配りなど、真似したいくふうもたくさんあります。