老舗かつ大規模な会場で安定感がある。

事務的でバタバタする所が少し残念。

何度かお呼ばれし、自分も下見したことがあります。
1日何組も挙げているだけあり、スタッフの誘導などはスムーズ。迷うことはほぼありません。
ただ、1フロア何部屋もあり、披露宴につかう小物や受付などが何組も廊下に出ている状態なので、廊下を辿っている間になんだか色々な雰囲気のものに会う印象です。
他の会場の入場前の新郎新婦を横目で見つつ披露宴会場に向かう感じ。自分が新郎新婦だったら、横をぞろぞろ通られるのは嫌だろうなぁと思ってこっそり通りました。

チャペルは写真通りきれいですが、天候が悪いとガッカリな景色になります。晴れた日はステキなのですが、写真が逆光になってしまうので、2人の表情がほぼ撮れず残念でした。
チャペルからゲストを退場させるとき、バージンロードを踏んでよいと言われたのはちょっとビックリ。普通避けて通りますよね？お陰でチャペルからの移動はスムーズでしたが、申し訳ないね、と話していました。
披露宴会場内は、窓のない会場だとかなり暗い印象です。ある部屋の方がよいです。

装花や装飾はさすがに美しさがあります。キラキラしていて素敵だと思います。古き良きホテルウェディング。
何もしないとただのホールなので、かなり飾らないと寂しい印象になります。オリジナルウェディングで変わった装飾もできるのですが、元の会場も絨毯などにかなりはっきり色や模様があるので、これとかけ離れた装飾にすると若干ちぐはぐするなと感じました。
床がオレンジに近い茶色で、紅葉の模様が入った会場に、春のガーデンウェディングのような装飾だった回はちょっと合っていなかったです。
逆に、夕方からの式で大きな窓があり、外が深い青色に暮れていくのを見つつ、会場も青基調だったときはとても雰囲気が出て素敵でした。

装花の背が高すぎて新郎新婦が見えづらい回が2度ほどありました。ここはプランナーさんなどが気を使って、あまり高い木などを飾らないようアドバイスしてあげてほしいところ。

こちらは少々不満ありです。
1日何十組もいるので仕方ないとは思いますが、とにかく不慣れなスタッフや、事務的なスタッフが目立つ。老舗の会場なのだから一流の接客を見せてほしいもの。
私が体験したことでいうと、新郎新婦の扉を開け閉めするスタッフが常に仏頂面だったり(入場、退場のときはゲストの目が集まるので目立ちました)、責任者らしき男性が周辺のスタッフに厳しく接しているのがゲストから分かったこと、紅茶を注ぐ際にスプーンにかかってしまい、注いでくれた若いスタッフが気付いていたが、こちらから言うまで取り替えていただけなかったこと…などのことがありました。
全体的には悪くないのですが、割と事務的で、とにかくこなす！といった雰囲気で、アットホームな雰囲気や温かみはあまり無いです。いいホテルなのに少し残念だなと思います。

駅直結です。ただ、直結とはいえ大手町から長い通路で繋がっているのみ。すぐだと思って行くと遅刻するので、余裕を持った方がよいです。