結婚式にストーリー性を求める人に最適

2月挙式、チャペル式、50名参加で345万円程度でした。
格式高い式場であり、装花・ブーケやビデオ・カメラ撮影、お色直し、印刷物・引出物等追加したので、この金額は妥当と感じました。

・ブーケや引出物・印刷物は持ち込み可能です（持込料なし）（引菓子は持込不可）
・料理が高め（＠18,000円）ですが、下限は15,000円～です。

なんといっても庭園が非常に美しく優雅です。チャペルはオリエンタルモダンな会場とクラシカルな会場が２つ。披露宴会場は複数ありますが、どれもオリジナリティがあり、庭園と違ってとてもモダンな印象です。

【チャペル】
・オリエンタルチャペル…披露宴会場から少し離れた、独立した建物です。内装がアジアンリゾートのようですが荘厳な雰囲気があります。チャペル前の階段（屋根つき）でフラワーシャワーが可能。雨の場合は、来賓は傘をさして披露宴会場まで移動、新郎新婦はベントレーに乗って移動します。
・ガーデンチャペル…庭園内にひっそりと建つ、独立した建物です。軽井沢の別荘のような、重厚でクラシカルな雰囲気があります。実は建物内に同じチャペルが２部屋あり、１部屋で本番、もう一部屋で準備や見学等できるようです（同時に本番使用はせず）。雨の場合は、来賓・新郎新婦とともに傘をさして披露宴会場まで移動します。

※挙式中は親族・来賓による撮影は禁止です。新郎新婦を祝うことに集中してほしいとの式場の意向です。

【披露宴会場】
・リンデン…全ての椅子に肘置きがあり、クッションがついているのでリラックスできます。
窓からは庭園が見えます。
・ジャスミン･･･可動式の本棚があり自由に飾り付けができます。メインテーブルの背面に御簾があり、御簾の向こうからサプライズ入場したりと、いろいろな演出が可能です。
・ウィンド…壁面に薪のディスプレイがあったり落ち着いた雰囲気です。土鍋ご飯を炊くカウンターが設置されています。

※挙式当日、新郎新婦（とくに新婦）は朝早くから忙しいため、新郎新婦の軽食を用意した専用カウンターがあります。朝食が食べられなくてもコーヒーや菓子パンなど好きにつまむことができます（試食しましたがおいしかったです）

・オリエンタルチャペルでは、新婦は父親とともにバージンロードを歩きますが、最後に新郎に引き渡されるのではなく、新婦一人で聖壇に上ります。「親の手を離れ、旅立つ」というコンセプトだそうです。
・ガーデンチャペルでは、挙式後に新郎新婦の思いを一言カードに記載します。カードは式場で大切に保管され、再訪時にいつでも閲覧可能です。
・料理の演出に非常にこだわりがあります。新郎新婦の地元の食材や親族の育てた食材を使用したり、思い出の献立を再現したり、新郎新婦の人生を反映させるようなオリジナルメニューをシェフと相談して作り上げていきます。
・会場によってはバーカウンターで寿司の実演、土鍋ご飯の提供等が可能です。

・ドレスプラン・きものプラン・きもの＆ドレスプランという３種類のプランを適用すれば、比較的リーズナブルにお色直しまでできます。ただし１点でも衣裳持込みがある場合はプランは利用不可。
・お色直しをする場合は、お色直し衣裳を着用・メイクしての前撮りサービスがあります（平日のみ）。挙式プラン内のプレゼントだそうです。

比較的若いスタッフの方が多く、皆さんキビキビとした印象でした。結婚式を特別な日ととらえていて、今まであった新郎新婦のエピソードをたくさん紹介してくれました。

白金台駅から徒歩１分で便利なため、白金台からのアクセスをお勧めします。駅のすぐ近くにこれだけの規模の庭園と式場があるということが驚きです。

品川から無料シャトルバスも出ていますが、30分に1本の運行、乗車人数も20名ほどのため繁忙期は乗られるかどうかわかりません。
また、駅前ロータリーにとくにシャトルバス停車場はないため並んで待つわけにも行かず、駅前をうろうろして待つことになります。