由緒ある神社で伝統的なお式が叶う

プランナーの対応がイマイチ

40人で210万円の見積でした。他に見学予定していた式場はとてもお高く、そこよりは圧倒的に安いと聞いていましたが、その式場とほぼ変わらなかったです。その旨を伝え、値下げ交渉しましたが、「お二人に最初アンケートをとった時に、予算は250万とあったので、それに沿って作成しました。お二人が250万と決めているのなら、これがベストだと思います」と言われ愕然としました。確かに250万を選びましたが、安いに越したことはありませんし、この言い方だと150万と選んでいたならそれでも作れたということですよね。この言い方はどうかと思いますし、「それはちょっとないですね…」とこちらを見学予約してくれたデスク担当者も引いてました。ただ、両親の衣装以外は色々詰め込まれていたようで、ここから大幅に上がる事はないかもしれませんねと言われました。

神殿は厳かな感じで、古さや、木の軋む音などもまた、伝統が感じられ、とても良かったですが、披露宴会場がある建物のロビーは問題ありでした。その日は挙式があったようで、親族の方々が1階フロアを独占していました。参列した子供達もはしゃいで走り回っていて騒がしく、真剣に話をしているこちらの会話に入ってきたりして、これはさすがにどうかと思いました。挙式当日、ゲストに控え室を用意していないとこうなるそうです。別途5万円かかる披露宴会場を契約すると、ゲスト控室を使えるそうです。もしここで挙げるなら絶対その披露宴会場がいいねと夫婦で話しました。建物自体は古くはあったものの、とても綺麗だったと思います。

演出は、鏡開きとムービーをやりたいと伝えたので見積に入れてもらいましたが、それ以外は他に演出があるのかないのか？分かりませんでした。結婚式初心者としては、「こういうのもありますよ」など、提案説明をしてくださればありがたかったと思います。鏡開きについてはお酒の種類が決まっているそうです。私の故郷が日本酒で有名なので、そこのお酒を取り入れたいと伝えたところ、「うちは●●だけで決まっている」と言われました。他の式場では、お酒でも料理でも新郎新婦の希望に沿ってアレンジできると言われましたので、その辺はあまり柔軟ではないのかなと感じました。

衣装自体は見ませんでしたが、衣装室を外からこちらですと案内されました。たくさん種類があるようで、選びがいがあるかと思います。

相性が良くなかったと言えばそれまでですが、本当に最悪でした。私は長年ここで挙式するのをずっと夢見ていて、紹介してくれた業者さんに、「ここが第一候補なんです」と伝えていたのですが、それが大神宮プランナーさんにも伝わっていたようで、そのせいなのか、全くやる気が感じられず、淡泊で、なんなら「あなたどうせうちでやるんでしょ」と足元を見られていたんじゃないかと、夫婦揃って感じた程でした。ぐいぐい営業してこられるのも嫌ですが、終始淡々としていて、こちらが聞かないと教えてもらえず、提案も何もなく、プランの紹介やキャンペーンの紹介、式場の紹介だけ話されました。また、思っていたほど安くもなく、値引き交渉もしたところ樽酒を無料にして頂きましたが「これで限界です」とピシャリ。貼り付けたような笑顔が嫌になり、途中から帰りたくなっていましたが、ここで挙式したいという長年の夢とせめぎ合い、とてもつらかった記憶しかありません。帰り道大泣きしました。本命とあらかじめ聞いていたのなら、「ご本命との事ありがとうございます。素敵なお式にしましょうね」とか、「うちでぜひ」とか、そういう熱心さや、サービストーク、花嫁に寄り添う心は、プランナーとして必須なのではないでしょうか？結局夢は諦めて、「ぜひうちで！」と言ってくれた式場に決めました。黙っていても契約が取れるであろう式場ですが、そのプランナーさんはたくさんお話してくださいましたよ。今でも、「東京大神宮で挙げたかった」という気持ちは消えず、ただただ残念です。

馴染みがない人たちからは、駅から近いわけでもなく、複雑な印象を覚えると思います。所々で案内があり、参拝客も必ずいるので、人の流れに入れば迷うことはないかもしれませんが、そうでなければ、初めての人はわかりにくいかもしれません。