広い庭園と一流ホテルの安心感

最初の打ち合わせの際に人数15名で見積もりを取ったところ約140万円でした。その後、人数を40名に増やし、着物のグレードアップ、式中の出し物（鏡開きなど）、写真・ビデオ撮影の追加を行ったところ344万円になりました。

披露宴会場は、椿山荘の料亭である錦水を利用しました。入口に入ってすぐの広間に大きな花と花瓶が飾ってあり、会場に入った瞬間に豪華な雰囲気が味わえます。また、待合室のロビーも広く、ソファーもあるので招待客がゆっくりと待つことができます。会場はガラス張りになっていて、外の庭園や滝を見ることができて非常にきれいでした。座敷のため、靴を脱いてゆっくりできるので、参列者から好評でした。

式の演出として、鏡開きや握り寿司の実演を行いました。友人の余興もあったおかげで式のイベントは盛り上がりました。ただし、式場のスタッフからはまったく演出の提案がなかったため、自分たちで何をやるかを考えなければいけませんでした。また、ネットで外注できるウエディング新聞を用意したところ、参列者からは良くできていると大好評でした。ペーパーアイテムの持ち込み料が無料なところは良かったです。

提携している衣装会社が複数あり悩みましたが、パンフレットをパラパラと見てなんとなく惹かれたＴＡＫＡＭＩ（椿山荘内）とＨＡＴＳＵＫＯ ＥＮＤＯ（銀座店）に試着に行きました。ＨＡＴＳＵＫＯ ＥＮＤＯは、そちら専用の料金プランとなるため少し割高になりました。ＴＡＫＡＭＩで理想通りの一着に出会えたため15万ほど追加になりましたが決めました。新郎の着物も追加で10万円ほどかかりました。試着は平日に行ったため、ほかのお客さんがあまりおらず、ゆっくり着物を選ぶことができました。平日でも週に1日夜まで営業しているため、仕事帰りでも行くことができました。
メイクは、プランナーさんにはヌーベルマリエマサコを薦められましたが、強い憧れがあった資生堂に以前から決めていました。メイクはどういうものが自分の理想かを言葉で伝えるのが難しいので、メイクリハーサルはぜったいにした方が良いと思います。私はお色直し後のヘアメイク分も入れて2回分、３時間ほど時間をかけてやって頂きました。式当日は、個室（ホテルの一室）で、ゆっくりと着付けとヘアメイクをして頂きました。

介添えの方は新婦の扱いに慣れていて、会場間の移動の際にもてきぱきと指示をしてくれました。会場間の移動の際には、着物の煤をつかんでくれて、非常に助かりました。会場スタッフの方も、進行スケジュールをしっかりと把握し、てきぱきとした進行をしてくれました。一点、司会者の方とは事前に打ち合わせないプランだったため、友人の出し物や料理の紹介などについて言い間違えが多かったのが残念でした。
担当のウェデングプランナーさんには、式の準備期間で電話やメールで何度か確認させていただくことがありましたが対応が遅いことが多く、式が終わるまで不安がありました。

最寄駅の目白駅からは徒歩では歩ける距離ではなく、目白駅から出ているバスに乗っていく必要があります。ただし、バスは頻繁に出ているので外で長時間待つことはありませんでした。