チャペルと牧師さんが素敵です

このくらいのホテルのランクにしては、見積もりをもらった時に意外と高くない、と思いました。
3月と4月とでは、見積もり段階で50-60万くらい差があったので、ギリギリ3月の日程を選びました。
見積もりを出してもらったときは、スタッフの方が「盛り盛りで出しますね｣と言ってくれてましたが、その見積もりの項目以外にプラスになってしまったところが沢山ありました。
持ち込み料金かかるのが装花とドレスとカメラマンくらいだったので、それ以外のブーケやら席次表やらウェルカムボード等を頑張って手作りして節約しました。

地下の会場は披露宴として申し分ない豪華さです。しかも派手すぎることのない洗練された感じが気に入りました。
ここのチャペル（こちらではあえてチャーチと呼んでいます）も、とってつけたような空間ではなく本当におごそかで神聖な空気を感じたことが、この会場にした最大の理由です。
クリスチャンでもない自分が神父さんの前で大事な誓いをするということに違和感を感じていたのですが、ここならいいや、と思わせる何かがありました。
ただ、あまり絵になる写真スポットが少ない会場に思います。メイクルームもシンプルな個室で、よく花嫁の支度中のフォトとかありますが、こちらのメイク室は絵になる場所ではないので無理ですね。
特典に当日一泊ついていたのですが、部屋に行ってみたらなんとスイートルームで見たことのない広さにはしゃぎまくりました（笑）翌朝のビュッフェも忘れがたい美味しさでした。

自分たちがやりたいことが沢山あったので、特に会場側からこんな演出はいかがですか、という提案というのが特になかったのでなんともいえないですが、とりあえずやりたいことはやらせていただきました。
でも、それなりにお金がかかります（笑）
例えば照明だけでも、こちらのやりたいことをやっていただくのに「そんなにかかるの！？｣とびっくりしたことが。
そんなに特殊なことではなくて、普通によくある照明効果だと思うのですが。

この会場で特筆すべきは会場装花です。
そんなにバカ高くもない費用で、かなり豪華に盛っていただけます。
それも派手すぎずあくまでスマートな感じです。
二つの花屋が、こちらの要望をもとにサンプルを持ってきて、それを見比べてどちらかを選ぶというコンペ式で
それはとても貴重な体験で楽しかったです。

提携のショップにはかなりの数のドレスがあるのですが、ごく一部のカタログしかなく、あとは実物をワードローブの中から引き出しながら探すしかなくて、着てみないとドレスの全体像がわからず時間ばっかりかかるので、
できれば全商品を写真で見れるものが欲しかったです。
基本プランにタキシード１着＋ドレス２着分が入っていたのですが、ベース金額に収まるものは少なく、タキシードプラス７万、ドレス２着プラス９万かかってしまいました。
また二次会に同じドレスを使うにもレンタル金額の20％がかかるので、二次会ドレスだけは都民共済の２万弱のドレスにしました（二次会ドレスについては持ち込み料はナシ）
また、ベール・手袋・ティアラ・ネックレス・ブーケもドキドキするほど高いので（レンタルするにも！）、手袋・ネックレス・ティアラ・ブーケは都民共済で格安に揃えました。

最初に案内して見積もりを出してくれたプランナーと成約してからのプランナーが違ったので、ちょっと「あれ？｣と思いました。
会場を決めるとき、担当のプランナーの良し悪しも大きいですからね。
でも、その後のプランナーさんも一生懸命やってくださいました。打合せルームをそれとなく見まわしてみると、スタッフの質はちょっとバラバラだなと失礼ながら感じるところはありました。
司会者は、男性女性あわせて20人くらい候補者がいて、それぞれが自己PRをしているDVDを見て決めます。
司会者の容貌や声のトーンなどもしっかり見て決めれるのでとても良いシステムだと思います。

渋谷という街自体があまり結婚式をする場所とはいえない感じもするのですが、遠方から親戚を迎えるのにターミナル駅で駅から近いところが良かったです。