良心的価格でホテルウェディング

施設の老朽化は否めない！

大人67名に子供13名分のお子様ランチ料金を追加している見積もりです。親の留袖代なども含め加算していただければ良かったです。もともとそれほど高くない設定から、更に割引を適用してくださり、ここからドレスや料理のランクなど上げると料金は上がるかと思いますが、スタートの金額としてはかなり満足です。

チャペルは白壁に、ステンドグラスのプロジェクシャンマッピングが投影されています。花婿、花嫁の入場などシーンによって変わる仕組みです。微妙に左右のステンドグラスの大きさが違ったり、祭壇近くに撮影用のカメラが左右2台設置されている（移動は不可）のが気になりました。バージンロードの装花も一律造花になるらしく、全体としてチープに感じてしまいました。パイプオルガンを生演奏してくれる、人前式なら楽譜をお渡しすれば好きな曲を弾いてくれるという点は魅力的だと感じました。披露宴会場は少人数専用のお部屋だけ皇居を臨むことができるそうです。私たちが見せていただいた「華の間」は立派なシャンデリアと落ち着いたトーンのカーペットが印象的なお部屋でした。高砂から親族席まで遠く感じてしまう、一般的なホテルウェディングでした。人がいないせいもあるかと思いますが、壁などの剥げているところが目に入りました。「クラシック」「レトロ」というより、「老舗感」「年季が入っている」「施設の劣化」と感じました。ただし、広々と一部屋使うので、密にはなりにくいと思います。メインバンケットの「富士の間」は天井にアクリル板が設置されているので、照明の色を変えて楽しむことができるそうです。この部屋の場合は、高砂が少し高く設けられ後ろまで見渡せるようになるとのことです。

オーソドックスなセレモニーがプランに組まれていますが、やりたくないセレモニー（ケーキバイト、キャンドルサービス）は省くこともできます。あまりオリジナルの持ち込み演出はできないかもしれません。

担当してくださったプランナーさんは若い方でしたが、落ち着いて接客してくれました。ただ、いきなり見積もりを出す条件の確認から入ったので、もう少し具体的な説明をしていただいてからお金の話をしていただいた方が私としては具体的に想像しながら条件をお伝えできたと思うので良かったです。試食会で給仕をしてくださった方はベテランの方で、嫌味なくお料理のアピールをしてくださり良かったです。

半蔵門駅から歩いて5分ほど。但し、出口を間違えるとかなり歩くことになるので、注意が必要です。東京駅からも近いため、遠方ゲストにも便利だと思います。