今回ご紹介するのは、東京都港区の国際文化会館でおこなわれたガーデンウェディングです。梅雨の時期でしたが、晴れ日に恵まれたおふたり。「当日の3か月前から週間天気予報をずっと気にしていて、やきもきしながら過ごしました。でも、それはそれで楽しい思い出です」と笑顔で振り返ります。壮大な庭園を生かした演出や、くふうが光るお色直しにもご注目ください。
開催時期 | 2023年6月 | ||
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バージンロードは緑に映える白色を選択。会場を装飾する花の色にも白を選び、統一感のある雰囲気にまとめました。レモンさんは「新婦のウェディングドレス姿をご両親に見せることができて良かった」と振り返ります。パンダさんのお母様はウェディングドレス姿を一目見るなり涙が止まらなかったそう。
ゲストとしてさまざまな結婚式に参列した経験から、「アットホームな雰囲気の式にしたい」「結婚式以外の目的で建てられた歴史のある場所が良い」と考えていたパンダさん。式場見学を進めるうちに国際文化会館に出会い、しっくりきたといいます。東京タワーや高層ビルを望むロケーションでありながら、壮大な庭園が広がる名建築。当日の天気がどうなるかは心配だったものの、ガーデンウェディングへの憧れも持っており、「このお庭で結婚式ができたらきれいだろうな」思ったことも国際文化会館を会場に選んだ決め手でした。
人前式をおこなったおふたりの誓いの言葉はオリジナル。「間違えないように、暗記できるようにと事前に何度も練習しました」と、レモンさん。本番は緊張したそうですが、練習の成果はばっちり。指輪交換とともにリングリレーをおこない、ゲストからの祝福を受けました。
新郎新婦それぞれが持参した水をオリーブの木に注ぐ、水合わせのセレモニー。
アットホームな雰囲気の結婚式にしたいと、ゲストは親族や気心知れた友人を中心にしたおふたり。青空の下、まぶしい笑顔で庭園を後にしました。
高低差のある庭園を歩いて入場したおふたり。ファーストバイトや乾杯の挨拶も庭園でおこない、ガーデンウェディングならではのひとときを過ごしました。
披露宴のプログラムは極力シンプルにし、食事をゆっくり味わって歓談ができる時間を長めにとりました。「結婚式に参列するたびに、意外と新郎新婦と話せる時間が少ないと感じていて。招待したゲストも少人数で一人一人とじっくり話せたらと思い、イベントよりもゲストと喋ったり写真を撮ったりする時間を重視しました」と、パンダさん。中座はそれぞれのお母様、妹さんをご指名。姪っ子ちゃんや甥っ子くんも一緒に、和やかに退場されました。「中座のタイミングで写真も撮ることができて良かったです」と、パンダさんは振り返ります。
ゲストとしてさまざまな結婚式に参列するなかで、「ウェディングドレスを着ている時間って意外と短いんだな」と感じていたパンダさん。お色直しではドレスチェンジをせず、ヘアスタイルで印象を変化させました。レモンさんはシャツを着替え、目元もめがねからコンタクトレンズへ。
余興はレモンさんがご友人へ依頼。『踊る大捜査線』のBGMとともに警察官の格好をしたご友人が登場し、会場を盛り上げました。
披露宴の締めくくりにはパンダさんが花嫁の手紙を朗読しました。お母様へは一緒に行った旅行が楽しかったことへの感謝を、お父様へはパンダさんご自身の考え方の指針を作ってくれたことへの感謝を伝えたそうです。さらにレモンさんのご両親へのメッセージを読み上げると、会場は涙に包まれました。
40代 東京都 & 30代 埼玉県
ポジティブ、マイペース、ロマンチスト・夢見がち、謙虚・ひかえめ
アウトドア、旅行・お出かけ、ドライブ・ツーリング、グルメ・料理、お酒、TV・映画・動画
新郎新婦揃って取材に応じてくださったおふたり。会場に選んだ国際文化会館でお世話になったスタッフへの感謝を口にされました。「プランの相談にも親身になってくれましたし、落ち着いた雰囲気の方が多かった」と、レモンさん。結婚式を終え、おふたりのご両親からも「本当にこの式場が良かった」と言われたことが嬉しかったそうです。