チャペル！ステンドグラス！

装花は満足がいくまで話し合いましょう

とにかく費用を抑えたい！という私達の悩みに全力かつ丁寧に応じてくださいました。
後の項目で述べますが（また、他にもちらほら見かけましたが）装花は少々お高いです。
最初に提示される見積もりですと、ブーケ・ブートニアは衣装一着分しか提示されていません。
前室に生花・造花は置けますが披露宴会場内は一切の持ち込み不可です。
小物や装飾も該当します。費用を抑えて自前で会場内を飾りつけ～とかができません；

装花のみ、見積もりの二倍の金額で想定しておくとちょうど良いかもしれません。
逆に言えば、装花以外に関しては抑えた金額の提示や親身なアドバイスをしてくださいます。

当日成約は５万円、仏滅に式を挙げる方はお日柄特典として１０万円をサービスしてくれます。
式場の雰囲気やスタッフの方々の親身な接客を思うと、破格といって過言ではありません。

チャペルは本館と別館に各ひとつずつ。
神聖で厳かなチャペルでの挙式です。
あざやかなステンドグラスとアンティークの調度品たちに心惹かれて、夫とふたりしてほぼ即決でした。
フラワーシャワー時には鐘がからんからんと鳴ります。

披露宴会場は三箇所。
本館には赤を基調にした少し珍しい雰囲気のペンブルック、白い内装にシャンデリアが美しいパラディアン。
別館には高い天井、大きな鏡、優雅な大階段から降りてくる演出が可能となっている、アリエノール。
どの会場も緑とお花にあふれた美しく野性味を感じられる、中庭が使用できます。

挙式当日、チャペルは本館のセント・ディヴィット・チャペル。
披露宴は白い内装の、パラディアンにて行いました。
セント～のチャペルは、淡い印象の色合いです。２００年前のパイプオルガンが奏でる讃美歌に、
生花の香りがチャペルをつつみ、ステンドグラスからさしこむ陽の光がバージンロードを照らしていて、
あゆみながら感極まってしまいました。
新郎新婦両家親族ともに満足していただけるチャペルだったと思います。
ただし、チャペル内は来賓撮影禁止です…カメラマンさん雇いましょう；

披露宴会場のパラディアンは、来賓をもてなす前室も込みで内装がロマンチックな雰囲気です。
中庭にはガゼボがあり、寒い日にはストーブを用意してくれます。
晴れ渡る青空の下この中庭でデザートビュッフェや、ケーキ入刀、シャンパンオープンを行います。
とにかく白を基調としていて無垢で清らかな、素敵な会場でした！

来賓用の更衣室、美容室も併設。雨の日も安心して来賓の方にお支度していただけるかと思います。

チャペルにて、新郎新婦それぞれが牧師からトーチをさずかり目の前のキャンドルに火をともし、
その炎をさらに中央の『ユニティーキャンドル』という、
これから両家がひとつの家族として結びつくことを意味するキャンドルへと火をともす…
そんな感じの演出が組み込まれています。
キャンドルサービスはしたくないけどキャンドルサービス的なことはしたかったな…と内心思っていたので、
当日リハーサルにて上記説明がされたとき実はとても嬉しかったです！笑

他にこれといった会場からの演出はありません。
おすすめ演出や演出道具の紹介はたくさんされますが、プランナーからの押し付け等は一切ありません。
これは、新郎新婦に演出を自由にさせてくれるということなのだと思いました。
友人たちへのシェアブーケ、ファーストバイトでのちょっとしたおふざけだったり、
親族からの余興にもスタッフの方々は柔軟に対応してくださいました。

やはり個人的に思うのは…中庭での演出はとても素敵かなぁ、と感じます。
デザートビュッフェを喜ぶ層（１０代後半～３０代くらいの元気な女性？）がもし来賓に大勢いらっしゃる、
そして晴天下での気温等問題が無いような季節でしたらぜひ活用されてはいかがでしょうか。

新郎新婦各一着ずつのレンタル『リモージュプラン』というものを活用しました。
たしか他にも、各２～３着ずつのレンタルもあったように思います。（すこしうろ覚えです…）
２４万円弱の金額で１着ずつでしたが、かわいいドレスや素敵なデザインのものは追加料金を払うシステムです。
２万円追加して写真のドレスにしました。分かりにくいですが、新郎側は追加料金なしの予算内です。
有名ブランドや著名人がデザインしたものも用意されていますが、そういったものは追加料金７万円です。
お手ごろな金額だと個人的には思いました。
種類も豊富で、印象としてはアンティークで優雅、ちょっと少女趣味的なドレスが多かったです。
洗練された現代的でスマートなドレスをお探しでしたら、他のお店をあたるといいかもしれません。
逆に、色内掛けは割と現代風なとてもキュートなデザインが多かったです。

写真のマリアベールは８千円、指先が出る動きやすいガントレットグローブは３千円、
ネックレスは５千円のレンタル価格でした。また、サイズ差無く靴はすべて２千円です。
衣装の持込はメンテナンス料として一着６千円。
小物の持込はたしかかかりません。（靴とアクセサリーを持ち込みましたが料金は発生していなかったので）
保存が悪くてしわくちゃのお色直し用ドレスを預けてしまいましたが、
メンテナンスされたのか当日ぴしっととてもきれいな状態に戻っていて嬉しかったです。

来賓のメイクが５千円、ヘアメイクも５千円。
留袖着付けは８千円。親族へのモーニング・留袖のレンタルも行っているみたいです。

他小物持込金額。
ブーケは５千円払えば制限無く持ち込み可能。
引き出物袋詰め料金８千円。
ペーパーアイテム、自作ムービーの持込無料。
会場内のピアノが１万２千円。ギターアンプ等楽器の持ち込み可能。
引き菓子引き出物バッグ持ち込み不可。
カメラマン、映像担当者、アテンド、装花持込不可。

とにかく親切な方々でした。
フェアの時に対応してくださったプランナーに、いま考えるとお恥ずかしいのですが
１００万円以下で盛大に挙げたい！と相談したところ本当に真剣に考えてくださって、
どうすれば金額を抑えられるか、安く抑えるコツ、それでいて私達の満足のいく式とは…等々を
親以上に真面目に相談に乗ってくださいました。
その後、式場側の都合でプランナーが変更となりましたが次の方もとても親身な方で、
式の準備で疲れたりだらけている私達をひっぱりあげてくださいました。このお二人には感謝しつくせません。

当日のメイク担当の方も、お話し上手で快活な明るい方で、緊張がするするととけていくようでした。
カメラ、映像、当日の介添えの方々もタイミングばっちりで何のトラブルもなく終わりました。
また、新婦母が体調不良であることを察して常に配慮してくださいました。

ただ一点、装花担当の方には注意が必要です。
強引で選択肢を狭める接客で不愉快な思いをしました。当人へのその後のフォローは求めませんでしたが、
他のスタッフの方にとてもよくしていただいたので５点です。
装花担当の方にはきちんとした親身な方もいらっしゃる様子なので、
なにか感じ取ったらはやめの対応が必要かもしれません。

立地は、仕方ないです。
この式場の良さを出すには、多少都心を離れる必要があります。
大宮駅からシャトルバスあり。片道２０分。
電車と徒歩で行くのなら大宮ではなくそのひとつさき、宮原駅からバスがおすすめです。
静かな住宅地にあるので、とてもおだやかです。

…東京から埼玉の大宮は、湘南新宿ラインとか使えば東京の人が思ってるより割とすぐ着く！
ということだけ個人的には強くお伝えしたいです。笑