
和装(白無垢・色打掛・引き振袖)に憧れる花嫁がキレイに立ち振る舞えるポイント♪
1. 歩く

普段、まったく着慣れない着物。
「最後に着たのは、成人式のときだったかなぁ」という人でも、「結婚式は和装にしたい!」と考える花嫁が増え、和婚の人気が年々上昇しています!
せっかくの結婚式なので、着慣れない和装でも美しく歩けるように事前にしっかりと学んでおきましょう♪
背筋を伸ばし、上体をまっすぐキープ

せっかくの艶やかな美しい着物を着ていても、背中が丸まっていては台無し!
和装は体への締め付けが強いため、時間がたつと疲れて前かがみになりがちなのです。
体の中心に一本の軸があるように意識して、アゴを引きながら背筋を伸ばすことを常に心がけましょう♪
内股、すり足で歩くのがコツ

普段の歩行とは違い、着物の場合は内股が基本なのです!10cm程度の歩幅で、つま先からすり足気味に足を運ぶのが理想的です。
こうすることで、上体が揺れずに歩くことが出来るので、見た目も美しく、着物が着崩れしにくくなります。
また目線は、足元を気にする余りうつむきがちですが、常に前方を向くように心がけましょう。
かつらを着用している場合、かつらが重いので知らず知らずのうちに顔が下がってしまうこともあるので気をつけましょう!
階段の昇り降り

階段を昇るとき、あまり深く足をかけすぎると前裾が階段に触れて汚れてしまう可能性があります。浅めに足をかけて上前のつま先を持ち上げ気味に昇ることがポイントです!
体の向きを前へ斜めにするようにして昇ると上手にできます。降りるときも同様に、体を少し傾けて、視線は降りる方向の少し先に落とすと、背中が丸まりません。
ちょっとした段差でも、着慣れない和装のときは注意が必要です。
どうしても荷物を持つときは、片方の手でバッグなどを持ち、もう片方の手は、つま(前身ごろの端)を軽く押さえるように歩くと、裾が乱れないので覚えておきましょう♡
2. 座る

「背中の帯が邪魔でうまく座れない」「座ったり立ったりしているうちに着崩れしないか心配」和装での着席には、何かと注意が必要です!
浅すぎず・深すぎず「マイナス5cmの法則」

着物で椅子に座るとき、やっぱり気になるのが背中の帯ですね。 和装では帯があるので背もたれに寄りかからないよう注意してください。 和装で椅子に座るときは、浅すぎると姿勢が前のめりになりがち。帯は、椅子の背から5cmほど離して腰掛けるよう意識しましょう。 また、時間とともに猫背になりがちな時は、目線を膝頭に合わせ、背筋が伸びた状態をキープすると美しく見えます♪
和装で綺麗に見える3つのコツ♪

- 肩から上に、また、ひじが見えるほど手を上げない。
- ひじは身体から離さない。
- 手のひらを相手に向けない。
3. 立つ

和装で美しい立ち姿を見せられるちょっとしたコツをご紹介♪
体の中心に一本の線をイメージして♪

新郎と並んで立つ時の立ち位置は、新郎の左隣。体の線をまっすぐにして立ち、おへそに力を入れて立ちましょう! ここでも猫背にならないように注意しましょうね♪ 美しい立ち姿は、アゴを引いて、肩の力をぬき、腰を引き気味にするのが基本。白無垢の場合はかつらの重心がうしろにあるため、少しうつむき加減を意識するとキレイに見えます♡
指先にも気を配りましょう

姿勢に集中しすぎて、手元がぶらついてしまうということのないように♪ 和装では、両手を帯下あたりで前に合わせるとキレイに見えます♡