綿帽子のかんざしについて
先日和装の結婚式を挙げました。
私の実家も彼の実家も本家という事もあり、格式高くしたいという気持ちから、全て形式に沿ってしっかり行いたいと思っていました。
事前にメイクリハーサルも行い、当日は日本髪のお鬘をかぶり、かんざしを挿していた時、着付けとメイクをしてくださっていた先生の手元が少し乱れました。
丁度、前側のかんざし(前挿し)を挿していた時です。
先生はそのかんざしを抜き
「綿帽子を被ってしまいますから、見えませんよね」
と「前挿し」を刺さずに綿帽子を被せて固定してしまいました。
私はその事がずっと忘れられず、担当してくださったブライダルサロンに問い合わせた所
「綿帽子の際、通常は前側のかんざしは着けないものです。しかし、ちゃんと説明せず申し訳ありませんでした」
と謝罪がありました。
…かんざしは、角隠しのように全ての装着を、綿帽子はせず「前挿しだけ」外すものなのでしょうか。
いくら調べても、皆さん全てかんざしを着けられた後に綿帽子を被っているのです。
もしや、それはメイクリハーサルだからであって、本番は着けないものなのでしょうか。
古い書籍等では挿さないものなのでしょうか…
正直な所、前側を挿さなかったので綿帽子の前の部分がヘタれているように写真では見えました。
皆さんの時はどうだったか、お教えください。
みんなの回答
5年前の質問なので、質問者様はもう見てないと思いますが、同じ様に気にされる方もいらっしゃるかと思い回答いたします。
鬘でも自毛日本髪でも、
綿帽子を被る際、
綿帽子の型に影響しないように
簪を傷めないように
前挿は奥に引っこむように
位置を変えて付けます。(角隠しも同様です)
その後、綿帽子(角隠し)を外してから、
画像の様な位置に付け直します。
ところが最近の鬘の多くは、
簪を挿す位置が固定されていたり、
髷型に金具が使われていたりと、
挿し位置を変える事ができません。
この場合、首振りの前挿でしたら、
飾りの向きを変える事で対応できますが、
品によってはそれも出来ません。
「前挿を付けている時に先生の手元が乱れた」と、
ご質問者様が感じていらっしゃるのであれば
おそらく挿し位置に鬘の金具なり何なりが当たり、
綺麗に付けられないため、前挿は見えないから
外した方が良いと
先生が判断されたのでしょう。
また前挿が無かったために、
綿帽子が凹んで見えたとお感じになった様ですか、
「綿帽子に当たらない様に挿す」ので、
綿帽子の凹みは前挿が(ない)原因ではありません。
綿帽子の素材や芯の有無・強度です。
さらにいうと、本来綿帽子は柔らかくふやふやと
髪や飾りの形に沿って凹みやひだが出るもので
現在の様にまん丸に被る物でもなかったです。
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