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結婚祝いの相場!現金や品物のお祝い金額とマナー

2021.10.13

友達・同僚・親族などの結婚が分かると、多くの人が考えるのがお祝いの気持ちを伝える「結婚祝い」について。

結婚祝いの準備は、結婚式に参列する予定があるかないかで変わってきます。
その他にも注意すべきポイントやマナー、相場の考え方があるので、それらについて詳しく解説します!

結婚祝いとは?

結婚祝いとは、結婚が決まったふたりに贈るお祝いのこと。物としてプレゼントで贈る場合もあれば、現金や商品券などで贈ることもあります。
結婚式に参列する際に贈るご祝儀も、結婚祝いです。

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結婚祝いを贈るシーンとは?どんなものを贈ったらいいの?

では、実際に何を贈るのがいいのでしょうか?結婚式への参列有無と合わせて考えましょう。

結婚祝いを贈るシーンは?結婚式に参列する場合も贈る?

結婚式(披露宴)に出席する場合は、お渡しするご祝儀がそのまま結婚祝いとなります。
そのため、別途プレゼントなどを用意する必要はありません。

マナーとしては不要ですが、ご祝儀以外でもお祝いしたいという気持ちがあれば別途結婚祝いを贈っても問題ありません。ただし、結婚式に出席する予定がありながらプレゼントを贈り、「新郎新婦との話し合いもなくご祝儀を用意しない」というのはマナー違反にあたることもあるので注意しましょう。

関係性に関わらず、結婚式に出席する場合、基本的にご祝儀はマストです。

結婚祝いには何を贈る?

結婚祝いで贈られることが多いのは、主に「現金」「商品券」「プレゼント」です。

現金はふたりが欲しいものを自由に購入できるということもあり、喜ばれます。
商品券は、現金と同じくらい自由度が高く人気です。贈る側からも「現金よりもプレゼント感が出る」ということで選ばれています。
プレゼントは、新郎新婦が「自分たちのためを思って選んでくれた」ことや、ふたりが欲しいと思っているものをプレゼントすることで何かと物入りな新婚生活の手助けになります。

新郎新婦と仲が良く、欲しいものを直接聞ける場合は、ふたりにリクエストをもらうのもいいですね!
贈るプレゼントがわからない、サプライズで渡したい場合は現金で贈るといいかもしれません。

なお、現金を郵送で贈る場合は「現金書留」で送る必要があります。下記の記事で人気の結婚祝いのプレゼントと、結婚祝いを現金で贈る場合の方法についてチェックしてくださいね。

▼結婚祝いのプレゼントに人気なアイテムをランキングでチェック

▼結婚祝いを現金で贈る方法

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【贈る相手別】結婚祝いの相場の考え方

贈る相手や状況によって結婚祝いの相場も変わってきます。

結婚式を行うカップルかどうかで相場が決まってくる

結婚式に出席する場合はご祝儀を持参しますが、その場合は披露宴でのお料理のおもてなしや引き出物の負担分も含まれていると考えられています。
よって、結婚式を行わないカップルへの結婚祝いは、行う場合と比べて相場の金額は少なめになっています。

相手が結婚式を行わない場合

ご祝儀はお祝い+披露宴出席時の飲食費として考えるため、出席と同額のご祝儀ではなくても問題ありません。
その場合は参列の相場のご祝儀の1/3を目安に考えるとよいでしょう。
ご祝儀の基本的な相場は3万円。友人や親族、職場の「ルール」があればそれを考慮して決めましょう。

下記は結婚式を行わない場合に贈る結婚祝いの相場・目安です。参考にしてみてくださいね。

  • 友人:1万
  • 同僚:1万
  • 後輩・部下:1万
  • 先輩・上司:1万
  • 兄弟・姉妹:3~10万
  • 連名で送る場合:3万以上

相手が結婚式を行う場合

まずご祝儀の考え方について解説します。
もし自分が既に結婚していて、相手からご祝儀をもらっている場合はその金額に合わせましょう。

ご祝儀とは別にプレゼントを贈る場合、ご祝儀とプレゼント代の総額が相手にとって負担になりすぎないように考慮します。プレゼントは3,000円~5,000円を目安に考えるとよいでしょう。

結婚式を出席から欠席に変更した場合の相場は注意が必要

出席の返信をした後の欠席の場合は、下記の金額を目安にご祝儀をお贈りします。

2週間前…出席した場合の相場の半額
2週間以降~結婚式当日…出席した場合の相場の全額

結婚式当日から数えて2週間以内の欠席となると、お料理や引出物の手配が済んでいるというケースがほとんどです。
新郎新婦の負担を考慮して、実際に結婚式に出席する際の相場の全額を用意しましょう。

また、贈るタイミングはなるべく結婚式前、もし結婚式当日を過ぎてしまう場合でもなるべく早くお送りしましょう。

▼ご祝儀の相場をチェック

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【アンケート】結婚祝い、実際にはどれくらいの金額にした?

【アンケート】結婚祝い、実際にはどれくらいの金額にした?

5,001円以上10,000円以下の金額を贈った人が最も多いという結果となりました。
10,000円前後の人を合わせると、7割以上となります。

これは、ご祝儀の相場が30,000円ほどと言われていることもあり、その1/3から1/2程度の金額のお祝いを考えているからかもしれません。

【第1位 5,001円以上10,000円以下】

体験談

好みがわからないので現金に
好みがわからないので現金にしました。 結婚式で出費が嵩むだろうし、自由に使える現金の方が喜ばれると判断しました。(20代前半女性)


お祝いとして妥当な「1万円」を
一番使い勝手がいいし、自分自身いらないものをもらうよりもいいので、 お祝いの金額として妥当な「1万円」を現金書留で送りました。(20代後半女性)


しばらく会っていないので現金で
新婦とはもう2、3年会ってなかったので、 好みも欲しい物もわからなかったので無難に現金を送ることにしました。(20代後半女性)

紙幣1枚のキリのいい金額であることから、最も妥当と考えられている金額のようです。
また、趣味を選ぶ「モノ」よりも、使い勝手が自由な現金のほうが先方にも喜ばれるかもしれませんね。

【第2位 10,001円以上20,000円以下】

体験談

手紙と品物を添えて贈った
何かと物入りだし、正直現金が誰にでも一番喜ばれるものだと思います。ただ、それだけではあまりにもぶしつけなので、 必ず手書きの手紙と、ちょっとした品物も添えるようにしています。(30代前半女性)


ご祝儀のかわりとして、なので現金を
あくまでご祝儀のかわりといいますか結婚祝いという意味で現金を送りました。一番喜ばれるものですし、モノより良いと思います。(30代後半女性)


自分の結婚式のとき、現金をいただいて助かったから
自分が結婚式を挙げた時に、欠席の人も何人か出ましたが、皆さんから現金をいただいた。 結婚式や披露宴などの費用にあてさせてもらえて、とても助かったので、 人に対してもそういう風にしようと決めた。 (20代後半女性)

すでに自分の結婚式を経験した人は、現金のありがたさを実感しているため、先方にも現金を贈るようです。
現金だけでは、ちょっと…と考える人は、品物も添えて贈っています。

【第3位 20,001円以上30,000円以下】

体験談

自分の結婚式のとき、3万のご祝儀をいただいた方だから
私の結婚披露宴でご祝儀を3万円いただいていたので、少ないけれども2万円にしました。本来1万円ぐらいで良いと周りの人には言われましたけど。(30代前半女性)


急な欠席になったため、少し多く包んだ
今までにとてもお世話になった友人だったので、現金を包みました。欠席が急だったこともあり、その気持ちをこめて渡しました。(30代前半男性)

自分の結婚式に出席してくれた人の結婚式に欠席する場合、かつて包んでくれたご祝儀が基準になるため、相場よりも少し多めに…という人もいました。そのことで、欠席へのお詫びの気持ちとしたい、というあらわれですね。

【第4位 30,000円以上】

体験談

自分の結婚式のときのご祝儀のお返しとして
私の結婚式のときに出席してもらったので、そのお返しの意味もあり、出席時と同じ3万円を郵送しました。(20代後半女性)


出席していたときと同じ金額を包んだ
現金は、自分が頂いたら有難いし、出席した際に包むものだから、出席できない代わりと思ってお渡ししてます。(30代前半女性)

自分の結婚式のときのご祝儀と同じようにお返しをした、という人もいました。
出席していたならば、当然ご祝儀として包んだはずだから、ということなのですね。

【第5位 3,001円以上5,000円以下】

体験談

しばらく会ってない間柄なので検討がつかなかった
お祝いする気持ちはあることを伝えたいというのと、しばらく会っていない間柄だと、何を送れば喜んでもらえるのか検討がつかないので。(30代後半女性)


使い勝手を考えてギフトカードに
物を送るのもいいかなと思いましたが、やはり使い勝手がいいものと考えた時にギフトカードにしました。結果的に良かったように思います。(20代後半女性)

少し遠くなってしまっている間柄では、高い金額ではかえって先方に気を遣わせてしまう場合があります。相手との関係からお祝いの金額を考えることも大切かもしれません。

また結婚式に参加予定で、ご祝儀をお渡しする予定がある場合はこちらの金額帯はちょうどいいといえます。

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結婚祝いは高すぎも安すぎも気をつけて

結婚祝いは相場感が非常に大切です。
金額が少なすぎてもお祝いの気持ちが伝わらず、金額が多すぎても相手の負担となります。

特に結婚式に出席する場合は、新郎新婦は「お料理と引き出物で内祝いの代わり」となっているので、金額が多すぎる場合は、内祝いが足りなかったと考え別途お返しを考ることになってしまいます。

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関係性と金額のバランスを考えて結婚祝いを贈ろう

結婚祝いは結婚のお祝いの気持ちを伝えるプレゼント。結婚式の参列有無や、相手との関係性を考慮し、相場感を意識することがポイントです。

これからもいい関係性を築くためにも、「おめでとう」の気持ちをしっかりと伝えられるプレゼントとマナーで結婚祝いを贈りましょう。

※ 2021年10月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー