結婚式の写真を撮ってもらうためカメラマンを依頼したものの、当日どんな写真ができあがるのか不安を抱える方は多いものです。
イメージしていた写真と、実際にできあがったものが違い後悔することも…。
そうならないために、事前に《撮影指示書》で必ず撮ってほしいショットなどを事前にカメラマンに伝えると、後悔のない結婚式写真を残せますよ。
今回は撮影指示書がどういうものか、作り方や作成ポイントをご紹介します!
思いどおりの結婚式写真を残したいなら《撮影指示書》がおすすめ♪
結婚式当日の一瞬を逃さずステキに残せると、おしゃれ花嫁に人気の撮影指示書とは、どんなものなのでしょうか?
まずは作るメリットとともに見ていきましょう。
撮影指示書とは?
撮影指示書とはその名のとおり、結婚式の写真をどんなふうに撮ってほしいかカメラマンに指示するための書類です。
「ファーストミートの新郎越しショット」や「高砂からの振り向きショット」など、「結婚式当日のこの場面をこんな風に撮ってほしい」という希望を、当日カメラマンに伝えるのは難しいもの。
でも、伝えなければカメラマンが思いどおりの写真を必ず撮ってくれるとはかぎりません。
そんな時に役立つのが撮影指示書です♡
撮影指示書を作るメリット
撮影指示書は必ず作らなければならないものではありません。
でも、指示書を作るメリットは大きいもの!
指示書を作るメリットは…
・「この場面を撮ってほしかった!」「このアングルで撮ってほしかった!」という後悔がなくなる
・リラックスした雰囲気など、好きなテイストで写真を撮ってもらえる
・思いどおりの写真を残せるので、結婚式後もアルバムを見るのが楽しみになる
「プロのカメラマンに指示を出してもいいの?」と思う方もいるかもしれませんが、特別な一日の記念をステキに残すためには遠慮せずに指示書を渡しましょう!
撮影指示書は3ステップで作れる♪
撮影指示書は3つのステップで作れます。手順を追って説明します。
ステップ1:撮ってもらいたい写真のイメージを探す
まず最初にどんな写真を撮ってもらいたいか、イメージを探しましょう。
「結婚式 撮影指示書」などのキーワードで画像検索をしたり、人気の卒花さんや結婚式場、ブライダルカメラマンのSNSやホームページをチェックするのがおすすめ♡
他にも、ピンタレストや結婚情報誌やブライダルアイテムのパンフレットなども参考になりますよ。
また、先輩花嫁がどんな写真を撮っているのかや、逆に撮らずに後悔した写真はどんなものなのか、担当プランナーに聞いてみるのも良いでしょう。
ステップ2:探したイメージを結婚式当日の時系列順に並べる
撮りたい写真のイメージが見つかったら、結婚式当日の流れに沿ってその写真を並べます。
仕事で使う書類のような堅苦しいものでなくてOK!
雑誌の切り抜きやプリントアウトした画像を小さめのメモ帳に貼り付けたり、ネット上で見つけた画像をパワーポイントなどで並べたりして作ってみてください。
ただし、撮影指示書は結婚式当日カメラマンに渡すよりも事前に渡しておくほうが、カメラマンにとっては嬉しいものです。
メールでのやり取りならばデータで、打ち合わせなどで事前に会う機会があれば紙ベースにするのがおすすめです。
ステップ3:それぞれのイメージショットに簡単な説明をつける
写真を時系列に並べたら、それぞれのイメージショットに簡単なコメントをつけます。
どんなふうに撮ってほしいのか、カメラマンが短い時間でしっかり要望をつかめるよう、写真1枚につき3行以内で簡潔に説明するのがおすすめ♪
挙式・披露宴のプログラムは、担当プランナーからカメラマンに渡され、事前にミーティングが行われるのが通常です。
しかし、式場と提携しているカメラマンでない場合は、事前にプログラムをつけて撮影指示書を渡しておくと安心です。
カメラマン目線で作ることが大切!撮影指示書を作る際の注意点
撮影指示書は、イメージどおりの写真を残すために必要なもの。
だからといって、こだわりすぎて注文が多くなったり、撮影が難しかったりするのはNGです。
撮影指示書を作る前に、注意点をおさえておきましょう。
注文は多くしすぎない!カメラマンの腕を信頼する
撮影指示書に記載する指示は、多くなりすぎないように注意しましょう。
「この場面はどうしても写真におさめてほしい!」など、こだわりが強くなれば指示内容も多く細かくなるもの。
しかし、それではカメラマンが困ってしまいます。
「指示どおりの写真を撮らなくては」と、大切な瞬間を逃してしまうことにも……。
細かな指示を出さず、カメラマンの腕を信頼して自由に撮ってもらう部分も大切です。
カメラマンが当日持ち歩きやすいよう、サイズは小さくページは少なめに
撮影指示書はサイズやボリュームも大切です。
カメラマンに事前に指示書を渡しておいたとしても、指示書を当日確認することは多々あります。
パッと見て内容を確認し、チャンスを逃さずシャッターを切れるよう、ポケットに入れて持ち運びやすいサイズ、ページ数にしましょう。
好きな雰囲気の写真を集めて渡す
撮影指示書とは別に、好きな雰囲気の写真を集めてカメラマンに渡すのもおすすめです♡
言葉では伝えきれないもの、伝えるのが難しい指示もあるはず。
そんな時は、細かく指示を出すのではなく、好きなテイストの写真を伝えておきましょう。
カメラマンとイメージが共有できれば、撮影指示書にない場面もイメージどおりの写真を残せるかもしれません♪
結婚式の撮影指示書は、必ず作らなければならないものではありません。
カメラマンの腕を信じてすべてお任せで撮影してもらうのも良いですが、大切な一瞬を思いどおりに残すためには撮影指示書を作るのがおすすめです。
好きな写真のテイストを集めて、カメラマンに伝えるだけでも十分。
特別な思い出を、キレイに残すためにもぜひ作ってみてくださいね。
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