結婚式の席次表や席札の代わりとして人気が高まっている「エスコートカード」!
この記事では、そんな「エスコートカード」を100枚吊るせる「エスコートカードボード」の材料&作り方、お値段などをご紹介します。
実際に編集部が「エスコートカードボード」の手作りに挑戦!
エスコートカードとは?座席表や席札とどうちがうの?
「エスコートカード」とは、ゲストを披露宴会場の席まで案内するカードのこと。
花嫁さんたちのインスタグラムでじわじわと人気を集めています。
基本的には、受け付けやウェルカムスペースにエスコートカードのボードを設置。
ゲストが自分の名前の入ったカードを取ることで、パーティーに参加しているワクワク感が得られるという演出です。
従来の席次表や席札と違った楽しみがあり、「ゲスト参加型の結婚式にしたい!」という花嫁花婿さんに人気です♡
エスコートカードボードってどうやって作るの!?
通販やオーダーメイドで購入することができる「エスコートカードボード」。
いざ購入となると、送料が高い・好みのデザインがないなんてことも。
ならば、「自分たちでDIYすることができないか?」と編集部は考えました!
「できるだけ低コストで!」「手間をかけず簡単に!」「でも見栄えも重視したい」などさまざまな意見を出し合い、考え抜いたエスコートカードボードの作り方をご紹介します!
エスコートカードボードの材料
「エスコートカードボード」材料内訳
↓ビバホームで購入したもの↓
- 切売亜鉛引亀甲網 912円
- 焼杉 6個×153円=918円
- SEL平折(L字型のもの) 4個×160円=640円
- SEL一文字 2個×160円=320円
- SELさら木ネジ 120円
- 又釘 98円
↓Amazonで購入したもの↓
- 木製のクロスピン(小さい洗濯バサミ)200個入り 899円
↓100均やプチプラショップで購入したもの↓
- 装飾用の造花 13本から15本程度 ※スタッフ私物
造花でなくても好きな飾り付けや、他のDIYで余った素材を使うのもOK!
「見栄えも機能性も叶えたい」と考えてインテリアで流行っている「亀甲網」をチョイス!
少し網目の小さいものを選ぶことで、エスコートカードを挟む間隔が細かく設定できますよ。
エスコートカードボードのお値段(手作りした場合)
エスコートカードボードの完成イメージはこちら。
仕上がりサイズは縦186cm横90cm幅1cm!
ウェルカムスペースに設置するだけで、インパクト大で圧巻です!
こちらの約6×9.5cmのエスコートカードを、約100枚分吊るせます。
今回のエスコートカードボードの値段は、約3,900円(端数切り捨て)となりました!
ゲストの人数に合わせてサイズを小さくすれば、もっとリーズナブルに作ることができそうです。
エスコートカードボードの作り方
①木材(焼杉)を金具でとめる
縦長のフレームを作るため、焼杉2本の間にSEL一文字を置き、ネジで固定します。
作業するスペースには傷がつかないよう、厚手の段ボールを下にひくと◎
今回使った釘は「SELさら木ネジ」。
ネジの部分を、留め具や杉のカラーを合わせるとおしゃれなんです。
SEL一文字の穴6箇所をしっかりととめましょう。
この作業を縦長2本分行います。
②木材(焼杉)の角を金具でとめる
縦長の杉に対して垂直に杉を配置。
その上に、SEL平折(L字金具)を置いてネジで固定します。
SEL平折(L字金具)を釘で固定する作業は4箇所。
木材のフレームが歪んでしまうので、ひとりが木材を抑えて、もうひとりがネジで固定をする作業をするのが理想的!
③木材のフレームに亀甲網をつける
金具で固定したほうの木材のフレームの上に、亀甲網を配置します。
亀甲網は巻いた状態で持ち帰ったため、やや巻きぐせがついている場合があります。
広げる際は、巻かれた方向に戻らないよう、ひとりが抑え、もうひとりが広げる作業をすると◎
あまりにも巻きぐせがひどい場合は、イスなどを重石にして網が巻き戻らないようにしましょう。
こちらが金具と木材をとめる時に便利な又釘。
上の写真のように、又釘を打ち付けます。
亀甲網が浮かないようにするため、網目2ヶ所に対して又釘を1ヶ所のペースで打ち付けました。
完成です!
このままでもいいですが、造花などで飾り付けするとより一層華やかになりますよ!
エスコートカードボードを会場へ輸送・搬入する必要があるので、なるべくシンプルにしておいたほうが持ち運びやすいかもしれません。
カードを付ける&造花で装飾をする作業は、会場で行いましょう。
ウェルカムスペースを準備する段階で飾り付けを!
木の洗濯バサミでエスコートカードを挟んでいきます。
網目に造花をさすだけの簡単な装飾なのに、ナチュラルウェディングにぴったりなボードに早変わり!
造花は大ぶりなものを用意しておくと、無造作に配置するだけでもおしゃれ感が出ますよ。
色は欲張りすぎず、白と同系色の薄い色と濃い色の3色ぐらいに絞ると装飾にまとまりが出ます。
グラデーションを意識しながら、造花を配置するのが上級テク♡
エスコートカードはシール紙で作ろう!
この写真は、実際にパーティーでゲストにエスコートカードを付けてもらったもの。
今回のエスコートカードは、服の上から貼れるよう裏面がシールになっているクラフト紙を使用しました。
カジュアルな結婚式であれば、こうした名札がわりのエスコートカードもありですよね!
ゲストからは
「イニシャルで同じテーブルの人が探せるので便利!席次表いらずですね」
「立食のパーティーにもいいかも。イニシャルでエリアを分けてもらうことで、自分がどこにいればいいかそわそわしなくていい!」
などのコメントをいただきました。
使ったクラフト紙はこちら。
コピー機OKのクラフト紙を選ぶのがポイントです。
デザインはコストの面も考えて黒一色にしましたが、カラーを使いすぎないことでゲストの衣装を邪魔せず良かったのかもしれません。
エスコートカードボードを手作りするなら、ここがポイント!
フレームは焼杉をつかっておしゃれなカフェ風に!
エスコートカードボードのフレーム部分に焼杉をチョイス!
焼杉のいいところは、色ぬり不要でおしゃれにみえるところ♪
ただ、デメリットとして、作業していると煤が手に付きやすいので取り扱いには注意してくださいね。
ふたり以上で作る!
エスコートカードボードを作るのにふたりで約1時間かかりました。
亀甲網をのばしたり、長さのある杉を固定したりするので、作業はふたり以上がおすすめ。
ひとりでの作業は難しい場面が多いので、花嫁さん花婿さんふたりでチャレンジを♡
今回、DIYした「エスコートカードボード」。
材料とデザインを工夫するだけで、手間とコストをかけず、おしゃれに作ることができるんです。
ふたりで力をあわせてDIYすることで、作っている過程もいい思い出になるかもしれません♡
ぜひ、花嫁花婿さんでチャレンジしてみてくださいね!
※ 2018年11月 時点の情報を元に構成しています
「席次表」 の トレンド に含まれています