結婚式では「料理」が全体の評価を左右するとも言われています。
料理の味が評判の良い式場でも、やっぱり試食してみないとわかりませんよね。
また、必ずしも金額と味のグレードが比例するとも限らないようです。
頼りになるのは「自分たちの舌」。
そこで、今回は、結婚式の試食会で確認すると良いポイントをご紹介します。
1.ゲストの年齢や体質に配慮する場合
出席者に高齢の親族が多い場合などは、必ず試食をして、実際の味や固さを確かめておきましょう。
「味つけが濃い」、「パンが固い」など、高齢のゲストには不向きな内容がコース料理に含まれていた場合、たとえば和食メニューへの変更が可能なのかなど確認しておきましょう。
また、食材によってはアレルギーがあるゲストもいるかもしれません。
メニューを一人ひとりのゲストにまで細やかに対応できるかどうかは式場次第です。
下見の段階で必ず確認しておきましょう。
体験談:柔軟に対応してくれるかどうかチェック!
■きちんと融通がきくかどうかをチェックしたほうがいいと思います。アレルギーの出席者や生ものが苦手なお年寄りなど、そこをきちんと快く配慮してくれるのか面倒がるのかチェックしたほうが良いと思います。(20代後半女性)
体験談:試食後メニューを変えた!
■私たちの場合、最初に考えていたメニューより試食したあとにだいぶ変わりました。試食してみると「この料理は祖父の口には合わないから変えよう」など分かってとても良かったです。(30代前半女性)
2.料理の演出を充実させる場合
結婚式を華やかにする演出としてケーキカットは必須ですね。
オリジナルデザインだったら、さらに素敵!と考えるカップルもいることでしょう。
その他、シェフが会場で振る舞ってくれる演出やデザートビュッフェなども、結婚式を彩る演出ですよね。
けれども、たいていの場合オプション価格になることが多いようです。
そのほか、オリジナルコースにしてもらうなどの希望がある場合、可能かどうか、どこまで許容なのか、また加算はどれくらいかなど、確認しておきましょう。
体験談:オリジナルウェディングケーキは値段アップだった!
■当初ウエディングケーキはオリジナルデザインをお願いしようと思っていたのですが、そうすると一人当たり600円アップだったのであきらめました(涙)やりたい人は費用を先に確認する必要があると思います。(30代前半女性)
体験談:オリジナルコースのプラス料金を確認した!
■オリジナルコースが作れるところはどの程度料金がアップするのか聞いておくといいと思います。コース料理も合わせて好きなところだけくっつけられたりするので希望を伝えるのは大切だと思います。(20代後半女性)
3.材料の種類や品数を重視する場合
実は、同じ式場で出される料理のランクは、食材の値段や品数によって変わるだけ、という事実があります。
つまり試食会で「ちょっと…」と思った味は、ランクを最上級にしたからといって劇的に変わるわけではないのです。
もし、「この味で!」と気持ちが固まったならば、値段よりもゲストが食べきれる量か、メニューの融通は利くか、などを相談しておきましょう。
体験談:ランクの違いを確認した!
■料理のランクがあるので、一番安い物と高い物の差は何が違うか聞いた方が良いです。高い物との差は、材料の種類と一品多いかだけで、味は変わらず、増えると残される方がいるので、高いコースだから=良い。という事ではないです。(30代後半女性)
結婚式費用の大半を占めるのが「料理」。
ですから、知っている味でない限り、どんなに評判がよい式場であっても必ず試食をしましょう。
式場も「勝負どころ!」と力を入れていることが多く、試食会ではさまざまなことをチェックすることができます。
試食会を有効活用するために、ただ「美味しい!」ではなく、自分たちのこだわりは何か、ゲストへの配慮はどうするのかなど、きちんとリストアップしてチェックできるとよいですね。
※ 2016年2月 時点の情報を元に構成しています
「料理・ドリンク」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています