テーマは「Mischief managed!（いたずら完了！）」かわいらしいイラストとたくさんの仕掛けを盛り込んだエンターテイメントウェディング

毎回クオリティの高いこだわりウェディングをレポートしている「結婚式レポ」の連載。
これから結婚式を挙げるプレ花嫁さん必見の情報が満載です！

今回ご紹介するのは…

hitomiさんカップル

大学時代のサークル活動がキッカケでお付き合いにいたったというおふたり。社会人になって離れてしまった時期があったものの、交際11年でめでたく夫婦に♡

おふたりの結婚式のこだわりポイント♪

①ユーモアたっぷりのいたずらの数々
②イラストにこだわった絵になる森の空間
③感動的なダーズンフラワーセレモニー

新郎が子どもの頃にいたずら好きだったことから、結婚式のテーマは「Mischief managed!（いたずら完了！）」に決定。
いたるところに小ネタがあふれた、エンターテイメント性の高い結婚式となりました。
ガーデン付き・一軒家貸切タイプの「麻布迎賓館」の雰囲気を生かした緑たっぷりのオシャレな装飾と、こだわりのイラストにも注目！
いたずらを仕掛ける小人のキャラクター「ミスチム」をはじめ、あらゆるシーンでイラストが空間を彩っています。

【装飾】イラストと森のコラボレーション

hitomiさん夫妻の結婚式は、キーワードの「いたずら」にちなみ、いたずら好きの小人「ミスチム」をモチーフとしました。

このミスチムをデザインしたのが、おふたりの共通の友人でありイラストレーターの髙橋亜紗子さん。
なんだかほのぼのしてしまうキュートな小人ですよね♪

ウェルカムボードはおふたりのお写真の上からイラストを描いて、よりポップな印象に。

席札はイラストを髙橋さん、文章をhitomiさんが担当したミニ絵本です。

とても完成度の高い仕上がりですね。

ドライフラワーのガーランドなどいくつかのDIYアイテムや、卒花嫁さんに譲ってもらったアイテムを組み合わせて、予算を抑えつつオシャレな空間をつくり上げました。

【挙式】思わず涙…ダーズンフラワーセレモニー

麻布迎賓館内のチャペルにて行われた挙式。
ここでの一番のこだわりは、ダーズンフラワーセレモニーを行ったことでした。

ダーズンフラワーセレモニーとは、新郎が12名のゲストから受け取った12本のお花をブーケにして新婦に贈る、ゲスト参加型の演出のこと。
12名のゲストたちには、あらかじめ招待状に「当日あるお手伝いをしてほしい」と一言添えておいたそうです。

この12本のお花には「感謝」「誠実」「愛情」「希望」「永遠」など一つ一つに意味があり、その意味を教えてくれたゲストをおふたりで選びました。

前に出てきてくれたゲストそれぞれに対して、新郎新婦からメッセージを送ります。
hitomiさんや友人が感極まって涙するシーンもあり、とても感動的な挙式となりました。

【披露宴】いたずらのオンパレードでみんなが笑顔に♪

感動的な挙式とはガラッと雰囲気が変わり、披露宴にはたくさんのいたずらが仕掛けられていました。

最初のいたずらは、会場のスタッフがゲストの肩をポンポンと叩いて振り向きざまを激写するというもの。
招待状のなかに「緑色のアイテムを着用の方には、いたずらの追加サービスがございます」と前置きし、その対象者に対してパパラッチが行われました。
みなさん、「え！？」とかなり驚いた様子だったそう！

各テーブルに1つだけミニチュアのグラスを置いておくという斬新ないたずらも。

もちろん注ぐときは普通のグラスに戻しましたが、爆笑してくれたゲストもいたのだとか♪

さらに飾り皿の下に、ゲストにまつわるおもしろ写真を忍ばせるといういたずらも。
こちらはプランナーさんのアイデアです。
いきなり若いときの写真やちょっと恥ずかしい思い出写真が現れて、みなさん最高の反応をしてくれました！

テーブル装飾として置いておいたボタニカルオイルキャンドルが、実は引き出物だったというオシャレないたずらも盛り込みました。

ゲストに、とっても喜んでもらえたそうですよ♪

【ドレス】装飾に合わせたシンプルで美しいデザイン

ドレスは森のイメージの空間に合わせて、ナチュラルなデザインを選びました。

hitomiさんが挙式で身にまとったのは、人気ドレスショップ「MIRROR MIRROR（ミラーミラー）」で選んだ、チュールと刺繍が美しい「ENZOANI」の1着。
繊細なデザインで女性らしさが引き立ちますよね。

披露宴ではスモーキーなゴールドのカラードレスで、ガーデンにぴったりのよりナチュラルな雰囲気に♪
こちらはhitomiさんが昔から憧れていたドレスブランド「Maison SUZU」の「Stella」です。

新郎のブラウンのスーツとの相性もバッチリですね。

【ブーケ】ドレスを引き立てる2つのブーケ

hitomiさんは、ドレスに合わせて2つのタイプが異なるブーケを用意しました。

ウェディングドレスに合わせたのは、グリーン中心のブーケ。
「1つだけ特徴的な花を入れてほしい」とオーダーして、作ってもらったそうです。

カラードレスに合わせたブーケは、Instagramで見つけたcelinepoisさんにオーダー。
「森の中にあるお花畑」とざっくりとしたイメージを伝えたところ、いろいろなパターンを提案してくれ、理想のデザインに仕上がったそうです♪

カラードレスに合わせたヘッドパーツも、同じくcelinepoisさんにオーダーし、統一感のあるコーディネートになりました。

感想&未来の花嫁さんへのアドバイス

hitomiさん

【満足】
最初は結婚式はやらなくてもいいかなと思っていたんですが、本当にやって良かったです。ゲストのみなさんにも「いい式だったよ」とたくさん声をかけていただき、大切な人たちとの幸せな思い出ができました。
【残念】
準備期間が4カ月しか取れなかったため、時間がなくてあきらめたことが少なからずありました。トータル的には満足していますが、もう少し時間に余裕があれば……とは思いました。

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担当プランナーが語る今回の結婚式！

今回の結婚式を担当したウェディングプランナーさんにお話を伺いました。

麻布迎賓館 植田さん

今回の結婚式では、ご見学時から結婚式に対するたくさんの想いがあるおふたりでしたので、ゲストを想う愛溢れる結婚式になるよう務めてまいりました。
打ち合わせは平均6回ほど行っており、おふたりは会場ご決定から挙式当日まで丁度4ヶ月で進めていました。
おふたりの結婚式での表情やお写真を拝見し、イメージされていたことがしっかり叶ったようで嬉しかったです。
テーマの「Mischief managed!（いたずら完了！）」により、スタッフ含め一体感が生まれたウェディングとなりました。
これから「結婚式をしよう！」と考えている方は、どう進めていいかわからないことも多いと思います。
プランナーにできる限り好きなもの・嫌いなものを共有いただけますと、より具体的なおふたりのイメージを描くことができます。
弊社では会場ご見学から当日まで一人のウェディングプランナーがお手伝いをさせていただいておりますので、細なことから何でも頼っていただけると嬉しいです。
また、会場をお選びいただいてからは一日でも早くお打合せやドレス選びを進めて、お打合せに時間を掛けていただくことをお勧めしております。
結婚式という一日がこれからもおふたりにとって忘れられない一生記憶に残る日になればと思います。

結婚式データ

挙式日：2018年1月7日
ゲスト数：80名
準備期間：4ヶ月
費用：約340万円
当日の天気：晴れ
バンケット名：なし

この結婚式が行われた会場はこちら

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※ 2018年4月 時点の情報を元に構成しています