素敵な結婚式を挙げた方々にインタビューし、式当日のリアルな様子をお伝えする大人気企画【結婚式レポ】。
今回は、世界で一つしかない色打掛と、軽井沢で前撮りして本番でも着たい!と決めたウェディングドレスで、和も洋もどちらも取り入れた結婚式を「東郷神社/ルアール東郷」で叶えた、Chinatsuさんご夫妻をご紹介します!
共通の上司が繋いでくれたご縁
もともとは、同じ会社にいたChinatsuさんと新郎。
共通の上司が誘ってくれた会食で初めて出会いました。
その後お付き合いが始まり、同棲していたおふたりはマンションを更新するタイミングで今後について話し合い、結婚をすることになりました!
プロポーズなどはなかったものの、誕生日には指輪をサプライズしてくれたそう♡
特に指輪が欲しい!と思っていたわけではなかったChinatsuさんも、サプライズ好きな新郎の想いにとても感動♡
条件は和洋・料理の美味しさ・利便性!
おふたりは、式場選びの条件として最初に決めていたことが3つありました。
一つ目は、挙式は神前式で、披露宴は洋式という和洋婚ができること!
二つ目は、余興はせず、とにかくゲストに美味しい料理でお腹いっぱいになってもらうこと。
三つ目は、出身地の京都や海外など遠方からのゲストが多いので、都内でもよりアクセスの良い場所であることでした。
いくつか式場を回り「東郷神社/ルアール東郷」を見学することに。
原宿の駅から近くにあるとは思えない隠れ家感に、特徴的な和のデザインで有名な隈研吾氏が手がけたこの外観。
お料理も大変美味しく、おふたりが決めていた3つの条件にもぴったりだったのです♡
出身の京都では親族のみ参列の神前式会場が多い中、東郷神社では親族以外のゲストも参列できるところが決め手になりました♡
カフェのようなくつろげる時間にしたい♡
働いていた時期は重ならなかったものの、コーヒーショップの会社で働いていたChinatsuさんと新郎。
「式からお見送りまでカフェでゆったりくつろいでほしい。そんな空間を創りたい。」と、それこそがまさにおふたりらしい大切なテーマでした。
当選して軽井沢で前撮り!
インスタグラムで見つけたロケーションフォトのモニターカップルモデル募集に応募したところ、見事当選したChinatsuさん!
ロケ地は軽井沢!
壮大な自然をバックにフォトジェニックな前撮りができました。
当初、ウェディングドレスは前撮りだけの予定でしたが、撮影で実際に着たことで式本番も着たい!と思いお色直しで着ることに♡
前撮り写真は当日の席次表やウェルカムスペースにも飾ったそうです。
ちなみにこちらのA2サイズのパネルは、プリントパック50円で印刷できました!
式後は、玄関に飾るほどのお気に入りアイテムとなりました。
白無垢が映える緑豊かな日本庭園
いよいよ本番当日です!
まずは東郷神社で撮影。
白無垢姿のテーマは「潔く真っ白」。
橋の上で撮るのも憧れだったそう♡
神秘的で清楚なイメージの綿帽子と白無垢がとってもお似合いです。
ゲストに見守られ誓う神前式
神前式では、新郎新婦と親族が神職に先導され歩む「参進の儀」で入場です。
多くのゲストに祝福される中、神殿へと向かいます。
いよいよ、至誠の神を祀る東郷神社で本殿式がスタート。
「修祓の儀」でお祓いを受け心身を清めた後に、もっとも神聖な儀式と呼ばれる「三献の儀」で盃を交わします。
※夫婦固めの盃とも言われ、巫女が注ぐお神酒を新郎新婦が交互に3度飲みます。
そして、「誓詞奏上」で新郎が誓いの言葉を読み上げます。
こちらが東郷神社の誓詞。
玉串を神様にお供えする「玉串奉奠」と続き、これぞ神前式といった日本古来の厳かな空気に包まれました。
お色直しは世界でたった一つの色打掛で
神前式の後は、披露宴へと続きます。 ゲストが披露宴会場に移動している中、お色直ししたChinatsuさん♡
Chinatsuさんのご実家は京都の染め屋さん。
はじめのお色直しで着たこちらの色打掛は、ご両親が描いてくれた一着です。
この世界でたったひとつの着物を結婚式でどうしても着たくて、もともとは成人式用の振袖だったものを色打掛として仕立て直しました♡
ご両親もご親族もとても喜んでくれたそうです!
こちらは色打掛に合わせた生花のブーケ。
フラワーアレンジメントのお仕事をしている友人に作ってもらいました。
ヘアアクセサリーの花もカラーを揃え、華やかでありながら統一感のある上品なコーディネートに。
緑あふれる空間で和やかな笑顔あふれる披露宴
とても華やかな空間に和やかなおふたりの笑顔が素敵ですね!
ケーキカットの代わりに選んだのが、乾杯を鏡開きにすること!
一緒に鏡開きするゲストはくじ引きで選びました。
突然の指名に驚いたゲストも、喜んで参加してくれました♪
なんと枡はChinatsuさんがデザインしました!
印刷会社を営むお兄様の協力のもと、Chinatsuさんのデザインを枡に刷ることができたのだそう!
枡は最後にゲストに持ち帰ってもらいました。
このはからいにご親族も喜んでいたそうです♡
おふたりの出会いのきっかけを作ってくれた上司に乾杯をお願いしました。
式場の決め手の1つだった料理。
味はもちろん、試食会の際に東京らしさ感じられる盛り付けもポイントでした。
コースも「原宿五輪」と未来に向けた名前に!
前菜が5色など、美味しさだけでなく目でも味わえる料理の数々にゲストも大満足♡
中座はサプライズでそれぞれのお母様を指名しました!
Chinatsuさんのお母様からも「とても綺麗。嬉しいです」とコメントが。
新郎もお母様と中座し、家族愛を感じる印象的なシーンとなりました。
再入場では雰囲気をガラリと変え、ウェディングドレスで登場!
ロングヘアのChinatsuさん。
ヘアスタイルはダウンで、清潔感のある上品なイメージに仕上げました。
全体的にはこれまでの色打掛の雰囲気とはガラリと変えて、可愛いが詰まったスタイルに♡
キャンドルサービスで、それぞれのテーブルをまわります。
ゲストからゲストへ受け継がれる、ともし火。
そしてこのキャンドルが後ほど素敵なゲストへの御礼に♡
歓談後、サプライズで所縁ある方々からのお祝いコメントムービーが流れました!
実はこちら、新郎がChinatsuさんに内緒で用意してくれたものなんです!
Chinatsuさんとても嬉しかったそうです♡
おふたりから感謝を伝えるラストシーン
披露宴もいよいよ終盤。
両親への感謝の気持ちをお手紙で伝えます。
おふたりで話し合い、新郎新婦どちらもお手紙を読むことに。
花嫁からのお手紙の次は新郎からのお手紙へ。
会場中に涙と温かい時間が流れました。
『これまで伝えたかったことを伝えられた』とChinatsuさん。
素敵な門出になりました♡
そして、おふたりからゲストへありがとうの挨拶。
ゲストの笑顔と拍手で包まれました。
最後に司会から、「先ほどのキャンドルを蓋で閉じてください」とアナウンスが!
閉じたキャンドルからは、新郎新婦からのそれぞれのゲストに向けたメッセージが浮かび上がりました。
席札のメッセージではなく、最後にキャンドルでメッセージを伝えたいとサプライズが大好きな新郎が決めた演出です。
会場から『わーっ』と歓声が上がり大成功となりました!
ゲストへの細かな気配りとおもてなし空間
結婚式の所々にゲストへのきめ細やかな思いやりがありました。
こちらは、各テーブルに置かれたお友達紹介シート。
1人で参加してくれる友人や、高校と大学の友人の混合卓もあったので、会話のきっかけづくりのためにゲストの出身地や人柄がわかる内容を盛り込みました。
ウェルカムスペースには、おふたりの出会いを作ってくれた共通の上司が担当していた冊子など、当時のもの並べたことで職場のゲストにも懐かしんでもらいました。
遠方からのゲストも多かったので、引き出物は宅配にしました。
ゲストから大変喜ばれたそうです♡
また、子どもゲストが飽きないように考えたのがこちら!
ちびっこカメラマンとして、乾杯の写真やそれぞれのテーブルの撮影などお願いしました。
子どもゲストは張り切ってくれるし、カメラを向けられたゲストも微笑んでくれるしと大成功でした♡
どれもゲストのことを考えたとても素敵なアイデアですよね!
結婚式を振り返ってみた感想をChinatsuさんにたずねました。
「本当にここにしてよかったです。プランナーの方もギリギリまで対応してくれて、期待通りの式と披露宴にできました!料理も美味しかったので、クリスマスにはここのレストランで食事をしました♡」と、とっても嬉しそうに語ってくれました。
結婚式の後も思い出の場所として訪れることができるのも、式場選びのポイントですね。
衣装から装飾に至るまでこだわりを持って作り上げたおふたりの結婚式。
自分たちの実現したいこと叶えがながら、ゲストへの思いやりの気持ちあふれるおもてなしはぜひ参考にしたいですね!
▼この結婚式が行われた会場はこちら
会場名 | 東郷神社・ルアール東郷 ラ・グランド・メゾンJINGUMAE TOKYO |
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式場ジャンル | ゲストハウス |
収容人数 | 2人~120人 |
住所 | 東京都渋谷区神宮前1-4-20 パークコート神宮2F |
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※ 2018年3月 時点の情報を元に構成しています
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