ザ・リッツ・カールトン大阪潜入レポ！料理に内装、特典…ほか結婚式場にはないサービスとは

連載【ラグジュアリーホテル徹底研究】。
日本や世界を代表するラグジュアリーのホテルでの結婚式は、当人たちはもちろん、お呼ばれするゲストにとっても特別な時間を過ごせるもの。

一方で「どのホテルも有名だけど、自分たちの希望を叶えてくれるところはどこなのかな？」
「コストがかかるイメージがあるけど、どれだけのクオリティなんだろう？」
と不安に思っている方もいるのでは？

【ラグジュアリーホテル徹底研究】では、編集部が人気のラグジュアリーホテル会場に潜入＆徹底取材！
本記事では「ザ・リッツ・カールトン大阪」の知られざる魅力をリアルにレポートします♪

ウェディングの舞台にふさわしい「ザ・リッツ・カールトン大阪」

世界に誇るマリオットグループ最高級ブランドである「ザ・リッツ・カールトン」。
その日本一号店として1997年に開業した「ザ・リッツ・カールトン大阪」は、「日本一の高級ホテル」として国内はもちろん世界的にも非常に高い評価を受けています。
大阪梅田駅の地下道から直結でアクセスもよく、雨の日でも安心な好立地です。

ホテルに足を踏み入れてみて驚くのが、自動扉が一切ないこと！
18世紀の英国貴族の邸宅というコンセプトの通り、全て人の手で開く・おもてなしをする仕組みになっているのです。

館内のいたるところに高級絵画と調度品が配置されており、まさに美術館のようです。
訪れた人々は美しい作品を眺めながら歩くので、スローでラグジュアリーな空気が館内に漂います。
ウェディングの舞台にふさわしい非日常の空間です。

世界に一つだけの「パーソナライズドウエディング」

「ザ・リッツ・カールトン大阪」のウェディングコンセプトは、「パーソナライズドウエディング」。
白紙の状態から、結婚式を挙げる一組一組の趣味・趣向を深掘りし、パーソナルに寄り添った提案とサービスで作り上げるウェディングです。
「ザ・リッツ・カールトン」が掲げる有名な「クレド」の通り「お客様が言葉にされない願望やニーズをも先読みしておこたえするサービスの心」がウェディングにも活かされています。

まずは、挙式会場を見ていきましょう。
挙式会場は、チャペルと神前式結婚式場の2つから選べます。

美しい大理石と大きなシャンデリアに彩られた「ザ・チャペル」は、最大で着席80名、立見100名が参列できます。
シャンデリアが放つパールホワイトの色調は、日本人女性のお肌をより一層美しく魅せてくれるのです。
祭壇と十字架の周りには、バカラのクリスタルグラスとドイツ製のハンドメイドキャンドルが散りばめられています。
挙式当日は、パイプオルガンと木管楽器のファゴットによる生演奏、聖歌隊3名の歌声が響き渡ります。
パイプオルガンとファゴットによる演奏は他にはない組み合わせです。
挙式の後は、併設された屋外ガーデンでのフラワーシャワーも楽しめます。

神前式場は、洋を感じるホテルから神殿への扉を開くと、赤い絨毯と石じゃりが敷き詰められたプロムナードが広がり、一瞬にして和の世界観に誘われます。
最大で48名（新郎新婦含む50名）の参列が可能な広々とした空間は、屋内でありながらとても明るい印象です。
地元・大阪府民の心のよりどころである「大阪天満宮」が祀られた、歴史の息づく荘厳な空間での神前式が叶います。

挙式当日は、大阪天満宮の宮司・巫女・生演奏による古式ゆかしい婚礼の儀でおふたりを祝福します。

ウェディングのスタイルは大きく分けて
「フォーマルウェディング」
「アットホームウェディング」
「プライベートウェディング」
「スイートルームウェディング」
の異なる4つの趣向から方向性を固めることができます。

リッツ・カールトンらしさを感じるゴージャスで王道な「フォーマルウェディング」なら、「ザ・グランド・ボールルーム（写真上）」と、「ザ・リッツ・カールトン・ボールルーム（写真下）」がおすすめです。

自然光を取り入れた「アットホームウェディング」なら、「ザ・ガーデンルーム（写真下1枚目）」と「ザ・テラスルーム（写真下2枚目）」がぴったりです。

どちらの会場も窓から差し込むやわらかな陽光がおふたりとゲストをあたたかく包み込む、明るく心地よい空間です。

ゲストの人数を少なく、親族やより親しい方に限定する「プライベートウェディング」なら、格式ある調度品が飾られた「ザ・クリスタルルーム（写真上）」絵画が飾られた「ザ・ボードルーム」から、好みに合わせた会場をセレクトするのがおすすめです。
どれも英国貴族の邸宅の一室のような落ち着いた空間で、プライベート感ある上質なウェディングを叶えます。

特に「ザ・ボードルーム（写真上）」は最大で12名の小さな会場でありながら、リッツ・カールトンの代表的なデザインを印象付ける深い色合いの高級木材を使用した伝統的なジョージアンスタイル。
アンティークの調度品が飾られたクラシカルな空間です。

こちらの会場で結婚式を挙げたいからと、少人数の結婚式を希望するお客様もいらっしゃるほど！

おふたりの邸宅にゲストをお招きするような「スイートルームウェディング」なら、「ザ・リッツ・カールトン・スイート」でのお披露目パーティーがおすすめです。
ホテルが誇る最高級スイートで、洗練されたウェディングスタイルを叶えてくれます。
「ザ・リッツ・カールトン・スイート」の魅力は後ほどインタビューでご紹介しますのでお見逃しなく。

各会場では、同じフロアで同時スタートの結婚式が無いように、ベテランスタッフによる念密なタイムスケジュールが組まれており、花嫁さんがバッティングする心配がないのも嬉しいポイントです。

おふたりの気持ちに寄り添う本物のサービス

ここからはさらなる「ザ・リッツ・カールトン大阪」の魅力を掘り下げるべく、ウェディングプランナーの方にお話をお伺いします！

編集部：
「ザ・リッツ・カールトン大阪」には、どのようなウェディングのお客様がご来館されるのでしょうか？

ザ・リッツ・カールトン大阪：

年齢層は一般的なウェディングの年齢層と同じく20代半ば～30代前半の方が多いです。 お申し込みはWebサイトなど様々ですが、当ホテルをご親族・ご本人がお仕事の会合やレストランなどでご利用された経験があった上で、「ここのサービスだったら安心」とお選びいただくことが多いです。

編集部：
すでに「ザ・リッツ・カールトン大阪」のサービスのクオリティを知った上で、納得して選ばれているということですね。
コンセプトでもある「パーソナライズドウエディング」では、新郎新婦のパーソナルな部分をヒアリングして一から作り上げていくとのことですが、詳しく教えてください。

ザ・リッツ・カールトン大阪：
当ホテルでは、式全体を統括する「ウェディングプランナー」と、ブライダルビューティーをトータルでスタイリングする「ブライダルスタイリスト」を中心に、シェフ・フローリスト・ヘアメイクなどプロフェッショナルが一丸となりおふたりの結婚式を作り上げます。

編集部：
ブライダルスタイリストとは、初めて聞きました！

ザ・リッツ・カールトン大阪：

ブライダルスタイリストは、ドレスサロン、ヘアメイク、フローリストそれぞれのプロフェッショナルが作った内容のトータルバランスを見てスタイリングします。 例えば、選んだドレスに対して、ヘアメイクやブーケが完璧になるようプロの目線から提案させていただきます。

編集部：
すごい贅沢！他の会場ではないサービスですね。

ザ・リッツ・カールトン大阪： 当ホテルは開業当時からブライダルスタイリストがおり、おそらく日本で初めてのウェディングに関するホテル専属のスタイリストです。

会場を熟知しておりますので、会場に合うドレスや、館内の撮影スポットに合ったポージング、ウォーキングのレッスンなど仕草についてもアドバイスさせていただきます。

編集部：
本物のモデルや女優になったような、非日常が体験できるなんて素晴らしいですね。

ザ・リッツ・カールトン大阪： おふたりの大切な結婚式当日はもちろん、準備するお時間も楽しんでいただけるよう、プロフェッショナルがプロデュースいたします。

編集部：
何かと準備が大変な花嫁さんへの素敵な心遣いですね！ 結婚式において、ゲストをおもてなしするお料理は特にポイントだと思うのですが、どのように作り上げていくのでしょうか？

ザ・リッツ・カールトン大阪：

お料理のメニューは、お客様のご意見をシェフがヒアリングし、完全フルオーダーで作っていきます。
「お料理でゲストにどんなおもてなしをしたいか？」
「おふたりの思い出の食材はなにか？」
といったような、本当にパーソナルな部分を深掘り、お料理に込められるメッセージ性まで築き上げ、一からメニューを作っていくのが特徴です。
シェフとの打ち合わせの過程でも、作り上げていく楽しさを体感いただけます。

ウェディングケーキも同様で、おふたりの希望を反映した完全フルオーダーです。
表現力豊かなケーキデザイナーがおふたりと打ち合わせを重ね、デッサンを描き世界に一つだけのウェディングケーキを作り上げます。

お料理が美味しいのは、ホテルとして当たり前、サービスが良いのも当たり前であると私どもは考えております。

ご来館されるお客様はそれを理解された上で、リッツ・カールトンとしておふたりの結婚式にどのようなおもてなしを提案できるかを期待されていらっしゃいますので、それを超える内容をご提供できるよう心がけております。

編集部：
完全フルオーダーの上に、そこまで取り組んでいただけるのですね！
近年では、装花のデザインにも注目する花嫁さんたちが多いですが、どのような取り組みをされていますか？

ザ・リッツ・カールトン大阪：

結婚式を彩る装花は、タイプの違う2社から好みでお選びいただけます。

デザイナーズの個性を提供するのではなく、装花の名の通りお客様の満足度を高めるためことを目的としております。
最大500名を収容する「ザ・グランド・ボールルーム」をご利用の場合は、2社から装花イメージのプレゼンテーションも行います。

編集部：
装花もお客様の意向を汲む、徹底したパーソナライズドなのですね。

ザ・リッツ・カールトン大阪：
結婚式に必要なアイテム選びはもちろん、お客様の要望を理想以上に仕上げるという目に見えないサービスを大切にしております。 トータルでサポート出来ることが「パーソナライズドウェディング」の価値だと考えております。
その上で、数々の「パーソナライズドウエディング」を担当してきた経験豊富なウェディングプランナーが、結婚式に関わる全て、親御様のケアも、式当日までも担当いたします。

編集部：
結婚式のスタイルが「フォーマル」「アットホーム」「プライベート」「スイートルーム」と4種類、披露宴会場として8種類ありますが、とても多い印象があります。これはなぜでしょうか？

ザ・リッツ・カールトン大阪：

もともと当ホテルの披露宴会場のバリエーションが多い上に、ウェディングにお客様のニーズに合わせて数々の結婚式を作り出したところそのバリエーションも増えたといったところです。
「パーソナライズド」という名の通り、お客様の数だけウェディングがあると考えています。
当ホテルの「多様性を尊重する」といった心がけからも、大規模もプライベートも、お客様に喜んでいただけるよう多種多様な内容を用意しております。

編集部：
よくゲストの人数で希望の会場を諦めてしまったという花嫁さんも多いと聞きますが、ここまで多種多様であれば、その心配もないですね！
さらに、スイートルームでウェディングが出来るのもホテルならではだと思いますが、詳しい内容を教えてください。

ザ・リッツ・カールトン大阪：

ザ・リッツ・カールトン大阪が誇る最高級スイートを使用する「スイートルーム ウエディング」は、より贅沢でプライベートな空間でのウェディングが可能です。

36階に位置し、窓からは大阪を代表する天王寺のアベノハルカスや世界最長の吊り橋・明石海峡大橋がご覧いただけます。
夜は天保山の観覧車がキラキラと輝き、夜景を楽しめます。
山沿いではないので霧もなく、美しい景色が一日中楽しめるロケーションです。

通常は客室として使用しているスイートルームは、シャンデリアや絵画の位置など計算し尽くされたレイアウトになっており、「ホテルの中のホテル」とも呼ばれています。
東京などの遠方から「リッツのスイートを見にきました」という方もいるほどです。
当ホテルでは、40名様以上の披露宴をされました新郎新婦様へ、披露宴当日の宿泊をプレゼントしております。
日曜日限定になりますが「スイートルームウエディング」を挙げた新郎新婦様へは、ご利用されたスイートにオプションで宿泊いただくことも可能です。

編集部：
スイートでウェディングが出来る上に、宿泊もできるなんて、より濃い思い出になりそうですね！

ザ・リッツ・カールトン大阪：

スイートルーム併設のキッチンがありますので、お料理の最終仕上げをその場でシェフが行うことも。
ベッドルームもあるので、お子様やご年配のゲストの休憩も可能です。
少人数であれば、ダイニングテーブルで食事された後、ソファーセットでティータイムも楽しめます。

お客様のご希望に合わせて家具の移動もできますので、ご自宅に招くような、他の会場にない、スイートならではの多種多様なウェディングに作り上げることができます。

編集部：
大規模な結婚式だけでなく、新郎新婦とゲストに寄り添った本当にパーソナルな特別感あるウェディングが出来るのですね。
特別感といえば、結婚式を挙げた新郎新婦限定で「エターナルカード」をプレゼントされているとのことですが、これはどのようなカードなのでしょうか？

ザ・リッツ・カールトン大阪：

「エターナルカード」は、今後一生涯「リッツ・カールトン」のゲストになっていただくという意味でお渡しするカードです。
ホテル館内の優待や、宿泊料金の50%オフなどの特典があります。
結婚式の後も、ずっとおふたりの思い出のホテル「第二の我が家」と思って帰ってきていただきたいという想いがあります。
エターナルカードの贈呈を喜ばれるお客様が非常に多くいらっしゃいます。

編集部：
特別感ある素敵なプレゼントですね！
最後に、これから結婚式を考えている方へメッセージをお願いします。

ザ・リッツ・カールトン大阪：

結婚式という人生の特別な日には、特別な場所を選ぶことが大切だと思います。
若い世代の方には、ラグジュアリーホテルは「敷居が高い」と感じてしまうかもしれません。

ですが、式が終わった瞬間をイメージし「ここで結婚式を挙げてよかった！」という場所が、ラグジュアリーホテルであるのなら、背伸びでもなんでもないと思います。
ラグジュアリーホテルであれば、おふたりが考える結婚式の趣旨に合わせ、どんな願いも叶います。
そして当ホテルは、若い新郎新婦様のパーソナルなポテンシャルを引き出す豊富な経験と設備が整っております。

ハイクオリティなサービスには、それ裏付ける確固たる理由がありますので、私たちが自信と責任を持って結婚式を作り上げてまいります。
ぜひ「結婚式をする」ということに、夢を持ってご来館ください。

編集部：
本日は、たくさんのお話や想いをお伺いさせていただき本当にありがとうございました。

ザ・リッツ・カールトン大阪：
こちらこそ、ありがとうございました。

【ラグジュアリーホテル徹底研究】第12回目のレポートは「ザ・リッツ・カールトン大阪」をご紹介しました。
おふたりのパーソナルな部分をフォーカスして、よりおふたりらしい本物のウェディングをプロフェッショナルの力で作り上げていく「パーソナライズドウエディング」。

ホテルが培ってきた重厚な歴史と豊富な経験で、想像を超えるおもてなしの心溢れる結婚式が叶うのではないでしょうか。
言葉では、まだまだお伝えしきれなかった魅力も満載なので、ぜひ実際に現地に足を運んで体験してみてくださいね♪

▼ザ・リッツ・カールトン大阪で結婚式を挙げた先輩カップルの口コミを読む

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取材協力：ザ・リッツ・カールトン大阪

※ 2018年2月 時点の情報を元に構成しています