必ずしも結婚が人生の幸せとは限らず、将来の選択肢が増えた昨今、結婚に対しての男女の認識のすれ違いを、多くの女性が経験しているのではないでしょうか。
次のライフステージに進みたいあなたに対して、まだまだ結婚の決意が固まらない彼。この状況を打開するためには、何よりもお互いのビジョンを話し合うことが大切です。
彼に結婚を決意させる方法と、それでもうまくいかないときに別れを決断する見極め方について紹介します。
まずは自分の気持ちに向き合ってみよう
彼の気持ちを問う前に、まず自分の気持ちを整理することが大切です。結婚に向けて譲れないポイントを整理してみましょう。
いつまでに結婚したいのか
周りの友人が結婚し始めるとプレッシャーを感じ、「私も早くしなければ…」と焦って自分に余裕がなくなってしまうことはありますよね。
「人と自分は違う」「周りに流される必要はない」とわかっていても、どうしてもモヤモヤ…。心に余裕が持てなくなってしまうことで生まれる不安とプレッシャーは、日々の生活に暗い影を落とします。
「このくらいには結婚したい」と理想の年齢を自分の中に掲げ、それを目指して進んでいきましょう。
また、子どもをもうけることができる期間が長い男性とは違い、女性が子どもを産むには年齢的なタイムリミットがあります。医療の技術は進歩したとはいえ、「早めに子どもを産みたい」と思うのは立派な結婚したい理由の1つ。 自分のライフプランを設計し、結婚したい時期を割り出すことも重要です。
本当に今の彼じゃないとダメなのか
色んなしがらみは忘れて一度考えてみましょう。
本当に今の彼じゃないとダメですか?
「長く付き合ったから」「今から他の人を探すなんて」など、前向きでない理由から彼との結婚を希望していないでしょうか。
そんなときは、過去に過ごした時間ではなく、これから費やす時間に対するメリットを考えてみましょう。
もし、新たな結婚相手を一から探すとしたら「今」が一番最適なタイミングです。
それでも今の彼じゃないとダメだと思ったあなたは、一歩進んで、自分の気持ちをシミュレーションしてみましょう。
彼にまだ結婚する意思がない場合
→別れる
→このまま付き合い続ける
それでも一緒にいることが自分にとってプラスになることなのか。
打算的になって構いません。 客観的に自分を見ることも忘れず冷静に状況を判断してみましょう。
結婚してくれない彼の本音!よくある4つの理由
男性が結婚に踏み切れない理由で多いものはこちらの4つ。彼はどれに当てはまるでしょうか。
1.まだ結婚を考えられない
就職や転職をしたばかりで余裕がない、周りの友人もまだ独身で遊んでいたい、何よりも趣味が大事など、20代前半の男性に多いのがこの理由になります。
自分に結婚の意思があることはきちんと伝え、待てる余裕があるのであれば、時間が解決するのを待ってみましょう。
2.結婚のメリットを考えられない
お金にも精神的にもほどよい自由があり、ふだんの生活に何の不便も不満もないという男性に多いのがこの理由。とくに実家住まいや同棲中、あるいは離婚経験がある男性は結婚のメリットをあまり感じられないことも多いようです。
4つの理由の中で、一番結婚を意識させるのが難しいのがこの理由。彼に結婚のメリットを感じさせるのはもちろんのこと、難しければあなたが見切りをつける時期もしっかりと決めましょう。
3.経済面で不安がある
奨学金やローンの返済が残っていたり、今の給料で暮らして行けるか心配…。一見頼りなく感じがちですが、実はとてもしっかりしていて責任感が強いタイプに多いのがこの理由。
そんな彼とは将来のビジョンをきちんと話し合い、経済面でお互い支え合うライフプランをプレゼンするのが良いかもしれません。
4.今の彼女が結婚相手だと決断しきれない
もしかしたら原因はあなた自身にあることも…。お金や時間にルーズだったり、自立しきれてない女性とは将来のビジョンが見えないもの。まずは結婚相手としてふさわしいと思われる女性像を描き、自己研鑽することが大切です。
彼に結婚についての自分の気持ちを伝えてみる
期待している返答じゃなかったら傷つくかも…。
自分から結婚の話を切り出すのは、とっても勇気がいることです。
何気ない日常でさらりと結婚の話ができるのは自分に自信のある人だけ。
「彼から切り出されるまでは…」と受け身に徹している女性は多いのではないでしょうか。
ですが、欲しい言葉を待つだけでは物事は前に進みません。 タイミングを見極め勇気を振り絞って自分の気持ちを伝えてみましょう。
話の切り出し方と確認するポイント
本来であれば、お付き合いを始めたその日に話してしまうのがベスト。はじめから結婚の意思を確認しておけば時間を無駄にすることがありませんよね。
すでにお付き合いをしているカップルであれば、就職時や転職時、記念日や誕生日などふたりのターニングポイントで話題を切り出してみましょう。
ふたりの特別な日であれば、彼も近い未来のビジョンは描いているはずです。
まず確認したいのは「自分との結婚を考えているのか」「結婚の時期」の2つ。 自分の考えをきちんと伝えて、彼の意思を確認しましょう。
気持ちが固まっているなら逆プロポーズもあり
「どうしても彼と結婚したい」という気持ちがあれば、逆プロポーズをするのもひとつの方法です。
男性もリードするのが得意な人もいれば苦手な人もいます。「男性からプロポーズするべき」という固定概念はこの際捨てましょう。
期限を決めて結婚か別れかの選択をしてもらう
時間には限りがあります。いつまでたっても煮え切らない!そんな彼には、期限を設けて、それまでに結婚を決められないのであれば別れるという意思を伝えましょう。
あなたを大切にしてくれる人は、あなたの時間をも大切にしてくれるはず。
また、「もし彼女がいなくなったら」を経験してもらうために一度距離を置いてみることも効果的です。
こんな彼氏とは別れるべき!見極めポイントはココ
結婚したいのであれば、結婚に進めない相手とは一緒にいても時間の無駄に。彼に以下のような態度が見られるなら、別れを考えてもよいでしょう。
話をあいまいにして逃げようとする
結婚の話を切り出しても、彼に「まだ結婚は先」「今はできない」などとあいまいな言い方で濁されたり、話をそらされたりと、誠実な姿勢を見せない彼であれば、見切りをつけてもよいかも。
彼が結婚に対して前向きではなく、今後もモヤモヤとした状態が長引くことが予想できます。
「結婚する気がないなら別れる!」と強く訴え、彼の決意を促してみましょう。
結婚を先延ばしにし続ける
「仕事が落ち着いたら」「30代になったら」「収入が増えたら」などと先延ばしにし続ける彼もとっても危険です。
あなたと誠実に向き合う気持ちがあれば、そのような言い訳はしないはず。
必ず結婚までの期限を設け、それでも先延ばしにするような発言が彼の口から出たら潔く見切りをつけましょう。
彼に結婚を意識させる5つの方法
交際している彼氏に結婚を意識させるために心がけたいことを紹介します。
1.結婚したい意思を伝える
彼に結婚を意識させるにはこれが一番。遠回しでも構わないので結婚したいというあなたの意思は必ず伝えておきましょう。
2.家族に会う
機会があれば彼の家族と面識をもって、よい関係を築いておきましょう。家の前で軽く挨拶をする程度でも構いません。自宅で家族から「彼女と結婚を考えてるの?」などの会話があることで、結婚を意識することがあるでしょう。
また、自分の家族とうまくやっていけそうだと思わせることは、結婚を意識させるうえで大切なことです。
3.共通の友人を作る
男性にとって友人からの進言はとても大切なもの。 あらかじめ共通の友人を作っておけば、いざという時に協力を仰ぐことができます。 共通の友人の中に結婚するカップルがいれば、彼も結婚を意識して上手く結婚ラッシュにのれる可能性も。
4.他の男性からのアプローチを利用
他の男性からアプローチを受けたなら、あえて彼に相談してみましょう。 「他の男に取られてしまう」という焦りから結婚を意識するかもしれません。
5.結婚生活をイメージさせる
古い方法だと思われがちですが、家庭的な面をアピールするのはやはり効果的。得意料理を振るまったり、病気のときに看病をしたり、安心感のある家庭をイメージさせましょう。
ふたりでショッピングに出かけたときは、家具屋を覗いてみるのも良いかもしれません。
理想の家について話が盛り上がれば、自ずとあなたとの楽しい結婚生活がイメージできるでしょう。
結婚してくれない彼に結婚を決意させるのは、なかなか骨が折れる作業かもしれません。
せっかくご縁があって出会えたふたりなので、まずはしっかりと自分の気持ちに、そして、彼ともきちんと向き合ってみてください。
難しい選択は焦らず、慎重に考えてみてくださいね。
※ 2021年4月 時点の情報を元に構成しています
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