本日からの新連載 !この企画では、編集部注目の素敵な結婚式を取材させて頂き、その魅力を存分にご紹介をしていきます! 理想の結婚式の実現には、たくさんの素敵実例をチェックして上手に取り入れていくのが一番の近道。 是非是非、先輩花嫁さんたちの結婚式を参考にしてみてくださいね♪
さて、記念すべき第一回目。今回の結婚式は…
みーこさんご夫妻
おふたりの出会いは勤務先の職場にて。新入社員と先輩社員という関係だったそう。
「笑顔が素敵だな」とお互いに思ったのがきっかけで、少しずつ距離を縮めていったふたり。付き合って1年半が経つ頃、自然に結婚が決まりました。
実は当初は「主役になるのは苦手」と結婚式はやらなくてもいいと思っていたみーこさん。
しかしその後、彼や両親に「絶対にやらないと後悔するよ!」と説得され、開催を決意したそうです。
さて、そんなみーこさん夫妻の結婚式はどんなものになったのでしょうか…?
木のチャペルで結婚式を挙げたい!
おふたりが結婚式を挙げられたのは、愛知県日進市で、今流行りのナチュラルウェディングが叶う会場として人気のオランジュ:ベール。
木造で、温もりのある独立型のチャペル、海外のような雰囲気溢れる緑豊かなガーデン、陽光が降りそそぐバンケット…1,000坪という敷地を贅沢に貸し切れるのも魅力のゲストハウスです。
ナチュラルな雰囲気でアットホームな結婚式がしたい、と思っていたみーこさん。
式場探しでは、美しいガーデンを有する会場などを中心に見て回ったそう。
その中で、今回の会場に決定した理由はズバリ「木のチャペル」!
見た瞬間に一目惚れ。「ここで結婚式を挙げたい」と思ったそう。
また、見学時には会場から、ふたりの好きなものを描いた特製のケーキのおもてなしも。
やっぱりスタッフの方の対応や、さりげないおもてなしは決定の決め手になりますよね♪
皆が主役!ゲスト参加型の演出がすごい!
堅苦しく儀礼的な結婚式ではなく、皆でワイワイと楽しむ1日にしたかったというみーこさん。 結婚式のプログラムや演出からも、その想いが伝わる構成になっています。
挙式は列席者全員に結婚を誓う「人前式」スタイルで
ここでは、オリーブの樹を用いて植樹式を実施。
受付でゲストにはメッセージを書いてもらい、それをオリーブの枝に結んでもらいます。
挙式が始まると新郎がそれを抱えて入場!
そこからは証人となってもらう友人に土を入れてもらい、水合わせの儀を行うという流れ。
とってもオリジナリティがあり、ゲストとの繋がりを感じられる素敵な演出ですよね。
ちなみに誓いの言葉を記したガラスプレートも、とっても素敵でした!
「家族と一緒に」をいろんな場面で取り入れて
披露宴で定番の演出といえば、ケーキカット、そしてファーストバイトですが、みーこさん夫妻の結婚式ではここでも「参加型」!
ふたりのお母様が登場し、それぞれ息子・娘に最後の一口…ラストバイトを行いました。
会場の笑いを誘うファーストバイトとは違い、ラストバイトは立派に育ってくれた子供たちへの愛情が溢れる感動的なシーン。
花婿のお母様からは思わず大粒の涙が…。それにつられて会場のあちこちから鼻をすする音が聞こえます。
またお色直しの際は、お互いの妹さんとそれぞれ退場。
結婚式での家族の出番は、花嫁の手紙や謝辞などに限られますが、こうやって家族の出番を増やすのもとってもいいアイデアだなと思った編集部。
参加しているゲストも、何だかほっこりと優しい気持ちになれちゃいますね。
おとぎ話のようにロマンティックな再入場シーン
ゲスト参加型、そして皆にサプライズを忘れないみーこさん夫妻の結婚式。
お色直しから戻ってきた際も、ただの再入場では終わりません!
まずは花婿が一足先に入場。
ゲストから次々とバラの花を受け取っていきます。
そう、これはそれぞれ想いの込められたバラの花を彼女に送り、永遠の愛を誓う「ダーズンローズ」というセレモニー。
これだけでも十分ロマンティックで楽しい演出ですが、花束を受け取るはずの花嫁の登場はなぜか大行列で…!?
何が始まるのか!?とゲストの注目を集める中、みーこさんと一緒に登場したゲストたちは、一斉に階段に並び始めます。
そして、その場で一段一段ステップを降りる花嫁に、メイクを始めたのです!
「さあ、もう完璧!綺麗にできたよ」と、皆に見送られ花嫁は花婿の元に。
階段下で待ちわびる花婿から、バラの花束が捧げられます。
このとってもユニークな再入場、実は花嫁みーこさんのお仕事が美容関係ということで考えられた演出なのだそう。
まるでおとぎ話の妖精たちのように、プリンセスを仕上げるべく、階段でメイクを施してくれたのは、会社の同期メンバーなんだとか。
おふたりにとっても、会社の仲間にとっても一生の思い出に残る演出ですよね。
他にも当日のヘアメイクや、カメラマンは友人に依頼するなど、あらゆる場面でゲストが参加をしたみーこさん夫妻の結婚式。 何年経っても、列席してくれたゲストと一緒に「あの時は、ああだったよね!」と思い出して話が弾みそう!
コツコツ頑張った! DIY
もうひとつみーこさん夫妻の結婚式で特徴的なのは、何といってもレベルの高いDIYアイテム。
ナチュラルな会場に、きちんとトーンを合わせて飾られた装飾のアイテムは、ほとんどみーこさん夫妻の手作りでできています。
お母様が作られた寄せ植えと組み合わせた、手づくりのウェルカムサインや、
同じくお母様が育てたアジサイをドライフラワーにして、ボードと一緒に装飾したウェルカムボード。
ガーランドは、ナチュラルさを意識したモスガーランドと、前撮りの写真を吊り下げたもの。
待ち時間もゲストが飽きることなく楽しめますね♪
前撮りで使ったドレスは、会場の装飾にもなっています!
購入した前撮り用ドレスはそのままクローゼットに…という人も多いと思いますが、これは真似したいナイスアイデアですよね!
ペーパーアイテムももちろんDIY!
クラフト紙で作ったくるくる席次表に、内容盛りだくさんのプロフィールブック。
テーブルに置いたプロフィールブックには、DIYをしたグッズの紹介や、各テーブルごとにどんなゲストが座っているのか?などを記載。
自然にゲスト同士の会話が弾みそうな仕立てになっています。
DIYはInstagramなどを見て情報収集したというみーこさん。 全部バラバラで考えたり、作ったりされたそうですが、ちゃんと全体のトーンにマッチしているのがさすがです。 自宅でテーブルコーディネートやウェルカムスペースのデコレーションを再現してみたということで、そんな努力がきっと完成度を左右するんですね♪
感動!思いもよらぬ彼からのサプライズ
赤いRepettoを挙式で履くのが夢だったみーこさん。
しかし実際には彼との身長差などでウェディングシューズにするのは諦めていたそう。
そんな中、当日「リハーサル」だと言われて挙式会場に向かうと、そこには彼からの手紙と憧れのシューズのプレゼントが。
元々彼はサプライズが苦手なタイプだと知っていたみーこさん。だからこそ、余計に感動してしまったそうです!
結婚式中は履けなかったものの、こうやって当日しっかり写真に残すことができました。
彼のみーこさんへの愛を感じるサプライズですね!
結婚式を挙げたから大事な人たちと再会できた!
最初「結婚式は挙げなくてもいいな」と思っていたとは思えないほど完成度の高いみーこさん夫妻の結婚式、いかがでしたか?
ゲストに楽しんでもらいたい、家族に感謝の気持ちを伝えたい、そんな想いに溢れたとっても温かい結婚式は、おふたりにとっても「大成功」だったそう。
「準備をしながら、どんどん楽しくなってきました。大人になるとそれぞれ家が遠かったり、仕事で海外にいたりと皆が一同に集う機会がなくて。結婚式があったから、こうやって家族や友達と集まることができたんだと思います」
と編集部に語ってくれたみーこさん。
当日は普段は感情を表に出さないお父様が、ずっと涙を流していたのも印象的だったそうです。
やっぱり結婚式って、人生で本当に特別な意味を持つイベントなんだなと感じさせられますね。
ちなみに写真を見る限りは全くわかりませんが、実は当日の天気は土砂降り。止みそうにない雨に、みーこさんの気持ちは少なからず落ち込んでいたそう。
会場に到着したあと、その気持ちを明るくしてくれたのは、会場スタッフの励まし。挙式の前にスタッフが勢揃いし歌のプレゼントをしてくれたそうです。
彼からのサプライズと、会場スタッフからのサプライズ。
皆の優しさに包まれて、いつの間にか気持ちも晴れやかになっていたみーこさん。
素敵な結婚式の裏には、いろんな人の協力や愛情があったんですね!
さて、第一回の【結婚式レポ】 いかがでしたか? オリジナリティの高い演出と、レベルの高いDIYでイマドキのナチュラルウェディングを実現されたみーこさんご夫妻。
緑に溢れたアットホームな結婚式を希望している花嫁さん!
是非参考にしてみてくださいね♪
この結婚式が行われた会場はこちら
会場名 | オランジュ:ベール |
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式場ジャンル | ゲストハウス |
収容人数 | 2人~120人 |
定休日 | 火曜(挙式・ご披露宴のある日及び祝日は営業いたします) |
受付時間 | 平日 11:00~19:00 土・日・祝日 9:00~20:00 |
住所 | 愛知県日進市竹の山3-1303 |
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※ 2016年11月 時点の情報を元に構成しています
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