東京の中心に、1万坪もの広大な庭園と歴史ある建築、大小さまざまな披露宴会場を持つ「八芳園」。
中でも和婚を希望する花嫁さんの支持は熱く、荘厳な神殿会場や四季折々の風景を楽しむことのできる日本庭園は、より一層和の雰囲気を盛り上げてくれます。
そんな日本の趣を感じることのできる八芳園が、2016年9月、会場を一部リニューアルし、新コンセプトを発表したということで、編集部がお邪魔してきました!
早速ご紹介します。
八芳園について
1950年、「四方八方どこから見ても美しい場所」という意味を込めて命名された「八芳園」。
初めに、八芳園の魅力を今一度ご紹介いたします。
東京の中心に佇む庭園
八芳園といえば広大な庭園をまず思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
この庭園は、江戸時代初期、もともと徳川家康の側臣の一人である大久保彦左衛門の下屋敷であったため、大変歴史深いものとされています。
四季折々の景色を楽しむことができ、創業以来多くの方々を魅了してきました。
ウェディングフォトを撮影する際にもここは最高のロケーションになりますよね。
生涯にわたって寄り添う式場
八芳園は、「おふたりにとっての“こころのふるさと”にしていただきたい」という思いの元、「生涯式場」になるべく、結婚式を執り行っています。
また、結婚式を一緒につくり上げてくれるのはもちろん、結婚式後に迎える結婚記念日、家族が増えれば七五三などの様々なお祝い事をサポートする「ライフイベントコンシェルジュ」もご用意。
ふたりと一緒に人生を歩んでくれるような、そんな式場です。
細部までこだわった珠玉の料理
八芳園は料理へのこだわりも忘れません。
一人ひとりの要望を聞いて、世界にひとつだけのおもてなしメニューをつくってくれる嬉しいサービスがあります。
ふたりの出身地の食材を使った料理、ふたりの好きな料理、ふたりの思い出の料理などをオーダーすれば、よりオリジナリティ溢れる結婚式になること間違いなし!
ここで提供される料理はもちろん食材にもこだわっています。
八芳園の料理人が日本全国に直接足を運んで、こだわりの食材を調達してくるとのこと。
また、食材だけではなく、より料理を彩るための器にもこだわり、日本の職人の技が光るものを使用して、料理を提供しています。
さらに、八芳園では、年に一度「WAZA DEPARTMENT」という、日本各地から職人を集めてその技を体感することのできるイベントも行っています。
日本全国のこだわりの食材を集めて、実際に参加者に試食してもらったり、
日本の伝統技能が光る陶器等の展示を見学することができます。
日本各地に実際に足を運んでいるからこそ、生み出すことのできるこだわりが八芳園にはあるのです。
では、ここからは、2016年9月に新たに加わった八芳園の魅力について、ご紹介いたします。
八芳園屈指の人気会場がリニューアル
見せていただいた会場は、八芳園の中でも屈指の人気を誇る「グレース」という会場。
最大82名まで収容することが可能です。
こちらの会場は、日本を象徴する植物「竹」をテーマにして作られた会場。
結婚式は新しい家族と家族が結ばれる1日でもあります。
その結びつきを、すべての根っこが地面の下で繋がっている竹を使って表現しています。
天井の装飾など、竹をイメージした設えが全面にあしらわれており、その優しい香りと共に温かな雰囲気の中でゲストをお迎えすることができます。
そして、何と言ってもこの会場の人気の秘密は、広々としたテラス!
テラスの柵をガラスにすることで、会場内から座って見ても、景色を楽しめるように工夫をしたそうです。
実際に座ってテラスの方を見てみましたが、確かに座っていても外の緑を感じることができました。
テラスの庇にも、竹があしらわれており、会場との一体感を感じさせてくれます。
真夏の暑い日差しも和らげることができますよね。
テラスからの景色は緑がいっぱい!
ついつい、ここが都内だということを忘れてしまいそうです。
素敵なウッドデッキスペースも。
ここは、ジュースバーにしたり、フォトスペースとして自由に世界観をつくりあげるなど、アイディアは無限大!
写真右奥の通路から、お色直しの新郎新婦がサプライズで登場することもできるなど、様々な演出に使用可能なのが嬉しいですね。
テラスから見える庭園の緑と竹をテーマした会場から、日本の自然を感じることのできる「グレース」。
一度足を踏み入れれば、その優しい雰囲気に一目惚れ間違いなし!
ぜひ、みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか?
見て、食べて、日本を楽しめるウェディングコンセプト「FUSHIME」
今回、八芳園では新たなウェディングコンセプトを発表。その名も「FUSHIME」。
「人生で最も大きな節目の時にふさわしい、日本人らしく、そしてあなたらしい、一生を豊かにするウェディングを提案する」という思いの元、日本の伝統文化を重んじた数々のコンテンツを楽しむことができます。
そのコンセプト発表に伴い、リニューアルオープンした会場が和紙をテーマにした会場である「チャット」。
繊維が折重なりあって作られる和紙を会場全体に使う事で、ふたつの家族がひとつになることを表しています。
最大130名まで収容することが可能です。
天井には和紙をイメージした照明を使用、壁にもふんだんに和紙を使うことで、会場全体を優しく包み込むような雰囲気に。
広い会場ではあるものの、温かい雰囲気の中でゲストとゆったりとおしゃべりを楽しめる会場となっており、それがこの会場の「チャット(おしゃべり)」という名前にもつながっているそう。
八芳園が誇る料理人たちが織り成す食の芸術品も必見です!
料理からも、もちろんFUSHIMEを感じることができます。
ふたりの節目を迎えるにふさわしく、思い出に残る料理の数々。
料理にはそれぞれ、出逢いのFUSHIME、成人のFUSHIMEなど「FUSHIME」の名が付いています。
こちらの重箱盛りは、披露宴にて新郎新婦が入場する前にゲストにふるまわれる「先付け」。
料理が入っている重箱は、木工の街として名高い、福岡県大川市の職人が一つひとつ手作りしており、まさにそれは職人の技が光る珠玉の品。
この重箱は、披露宴後新郎新婦にプレゼントしているということで、お正月、誕生日、子供が生まれた際のお食い初めなど、今後の節目ごとに使って楽しめるようになっています。
ふたりの結婚式の思い出が、その後も受け継がれていくようで素敵ですよね。
重箱の段がわかるように、外側には漢数字で「一・二」と描かれており、遊び心があって素敵です。
中にもちょっとした工夫があり、皿の下に隠された花型は、皿を固定するためのもの。
更に、中に使われる食器にもこだわりがあります。
この食器も、八芳園の料理人が自ら出向いて調達した有田焼。
細部まで、料理の作り手の思いが詰まっているコースは、必ずやふたりの心に残り続けることでしょう。
見て、食べて、日本を楽しめる新コンセプト「FUSHIME」。
こだわりを尽くした八芳園でしか体験できないものですよね。
ゲストをおもてなししたいふたりにとっては、まさにぴったりの内容だと思います。
▼新コンセプト「FUSHIME」の詳細はこちら
https://www.happo-en.com/event/fushime/
いかがでしたでしょうか?
歴史を大切にしつつも、常に時代の変化とともに、新しいものを生み出し続ける八芳園。
また、今回のリニューアルした会場や、FUSHIMEの料理を見ることのできるフェアもありますので、ぜひそちらにも足を運んでみてください。
▼八芳園の詳細はこちら
会場名 | 八芳園 |
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式場ジャンル | 専門式場 |
収容人数 | 2人~300人 |
定休日 | 火曜日(祝日を除く)・年末年始 |
受付時間 | 平日11:00~19:30、土日祝9:30~19:45 |
住所 | 東京都港区白金台1-1-1 |
※ 2016年10月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式場選び」 の スペシャル に含まれています