結婚式の準備をしていて、一番参考になるのってやっぱり先輩花嫁さんの実例ですよね!
この連載【あこがれBRIDE】 では、その中でも皆から憧れられるようなカリスマ性を持った、素敵な花嫁さんをご紹介♡
連載第2回の今回は、編集部が見た瞬間に「かわいすぎる!」と心を奪われた、こだわりの世界観を実現された、卒花Chirukoさんをご紹介します♪
「好き」を形にした夢の世界
今回お話をお聞きするChirukoさんは、「人と同じというのが昔から嫌い」 という、独自のセンスをお持ちの卒花さん。
その言葉の通り、見たこともないようなオリジナリティの高い世界観を結婚式で実現されています!
例えば、こんな夢の世界から飛び出してきたかのような可愛い装飾が会場内に。なんとこれ「高砂」 スペースなんです!
Chirukoさんが結婚式を挙げた TRUNK BY SHOTO GALLERYでは、デザイン提案の際に手書きのラフを描いてくれるのだそうですが、これが実際のイメージ図。その再現度の高さにも驚きますよね!
また、最近高砂席をソファにするのがおしゃれな花嫁さんの間で流行中ですが、なんとChirukoさんの結婚式のそれは「ベッド」 。
女の子の寝室を、会場にそのまま用意したかのようなdreamyな世界観がとっても素敵です♡
こだわりはもちろん高砂だけではありません。
会場内には、ドライフラワーを贅沢に装飾。スモーキーなピンクの色味が、夢見心地な空気感を見事に作りだしています。
天井からの吊り下げもかわいい♡
フォトブースには、ソファと天蓋を。ラックにデコレーションされた洋服はChirukoさんが自宅から、私物の古着を持参されたそう!
右側にある一際目立つ壁には、一面にチュッパチャプスが♡
こちらはなんと、ゲスト一人ひとりの名前が書かれており、エスコードカード の役割を果たしているのだとか!
こちらはオーダーメイドのイニシャル入りケーキトッパーがアクセントの、ネイキッドケーキ。絵本の中に出てきそうなメルヘンなデザインですね♡
ブーケは生花とドライフラワーの2種類を用意。柔らかい素材のドレスにもぴったりマッチしています!
写真を見るだけで、すっかりうっとりしてしまった編集部ですが、どのようにしてこんな素敵な結婚式が実現したのか是非聞きたい!ということでChirukoさんにお話をお伺いしてきました♪
Chirukoさん今日は宜しくお願いします!
宜しくお願いします!
早速ですが、やはりChirukoさんの結婚式といえばこの独自の世界観がすごい!と思っていて。どうやったらこんな素敵な雰囲気に仕上がるんですか!?
趣味や嗜好・テーマがはっきりしていたのが良かったんだと思います。私は元々人と被ることが大嫌いで、「THE結婚式」という感じにはしたくなかったんです。ピンクとか古着が好きなので、その趣味をプランナーさんには伝えました。イメージ写真も100枚くらい 送りましたね。
なるほど。確かに会場を見るだけで、それがしっかり表現されてますよね。テーマというのはどういうものだったんですか?
「星つかいのステラ」 です。絵本のタイトルなんですが、自分たちのことを話している時にプランナーさんが提案してくれました。
どんなストーリーなんですか?
ステラの仕事は、夜空に星を散りばめることなんですが、ある時「こんなの誰も見てないんじゃないか」って思ってやめてしまうんですね。でも、皆に説得されてまた仕事を始めると、皆それをとても喜んでくれて、そしてその顔を見たステラもとっても幸せな気分になるという内容です。
プランナーさんが、私が家族や友達、皆をつなげて幸せにするステラみたいな存在 だと言ってくれて、テーマになりました。
とっても素敵なお話!だから挙式会場やあちこちに星のモチーフがあったんですね!
そうなんです。チャペルのイメージは私の中で、最初からできあがっていて、最初の打ち合わせの時に自らイメージ画を描いて お伝えしました。元々彼と一緒に星を見に行ったり、写真を撮るのが好きだったのもあって、本当に素敵な空間になって嬉しかったです。
人前式の結婚証明書も星になってますよね?
そうなんです。これは式場のデザイナーさんがオリジナルで作ってくれました。星形のピースにはゲストの名前が刻印してあって、それぞれ裏にメッセージを書いてもらうようにしました。それを結婚の承認として、挙式の際にケースにそれぞれドロップしてもらいました!
わー♡ちゃんと「Stella」ってサインも入っていて、かわいすぎます!
招待状もステラのイメージで作ったり、やっぱりテーマがあるとスムーズ に進みますね!
DIYも“ゆめかわいい”世界観を大切に
ChirukoさんはDIYもかなりこだわっていますよね?
そうですね。テーマの「星」でいうと、スターシャワーを作ったりしました。他のアイテムもトーンを統一してDIYしましたね。
(一から刺繍して作られたというリングピロー!前撮りのアイテムとしても大活躍♪)
(ウェルカムクッションはチュールのポンポンを取り付けるだけで、ぐっと可愛らしい雰囲気が増しています♡)
(ベールだって、Chirukoさんの手にかかれば、こんなにラブリーに♡造花とパールを一つひとつ縫い付けたそうです。)
(プチギフトは袋詰めした入浴剤に、ヴィンテージカードを入れて一工夫。サンキュータグもChirukoさんのお手製です♡)
(手作りのリングは何とゲスト全員へのプレゼントに!席札になっているウサギのカードもChirukoさんのお手製だそう♪)
(フォトブースのラックにかかっていたハンガーもDIY。もこもこの毛糸が何とも愛らしいデザインですよね♡)
(新郎とふたりで手作りしたフォトフレームには、ドライフラワーがたっぷりと。このまま売り物になりそうなクオリティです!)
大好きな祖父と歩きたかったバージンロード
旦那様と一緒にされたDIYもありましたが、彼は結構協力的だったんですか?
最初は全然ですよ!彼は結婚式を挙げることすら嫌がっていて…。でも、途中から招待状のデザインを手伝ってくれたり、なんだかんだ一緒に頑張ってくれました。当日は本人が一番楽しんでいた かもしれません(笑)
それは何よりですね!最初は嫌だと言っていた旦那さんが「結婚式を挙げて良かった」と言っていたというエピソードは編集部でもよく聞きます!やっぱり結婚式って特別な1日なんですね。
そうですね。私の方は家族のためにも結婚式を挙げたい、という気持ちがありました。うちは祖父母が親代りとして私を育ててくれたんですね。祖父はとっても厳しい人だったんですけど、結婚を報告すると凄く喜んでくれて。 バージンロードも祖父と一緒に歩くつもりでした。でも元気だった祖父が、突然挙式の4ヶ月前に亡くなってしまって…。 花嫁姿を見せてあげられなかったのは本当に残念でしたけど、当日は祖父の席もゲストテーブルに作った んです。花嫁の手紙でも、祖父に向けたメッセージを書きました。祖母は泣いて喜んでくれていましたね。
そんなことがあったんですね…。本当にテーマのChirukoさんがステラとなって皆を繋いでいくというのがぴったりの結婚式ですね。お祖父様もきっとお席から見守ってくれていたのではと思います。
オリジナルの世界を、皆で作り上げてくれた
最後に今回の会場を選んだ、決め手を教えてもらえますか?
自分たちオリジナルの式がしたい!という希望が強くあったので、デザインの幅や対応力の高いTRUNK BY SHOTO GALLERY さんにお願いしました。思った通りデザイナーさんのセンスが抜群で、本当に夢を叶えてくれて感激しました。
提案の通りの実現度ですもんね!
はい。それにスタッフの皆さんが、当日自身の洋服にもピンクを取り入れてくれたりして嬉しかったです。皆で一丸となって結婚式を作り上げてくれました。
とっても素敵です♡最後に、これから挙式を迎えるプレ花嫁さんにアドバイスをいただけますか?
妥協しないで最後までやり抜いてほしい!ということですかね。私も提案されたもののイメージが違ったりしたこともあったんですが、自分の希望をストレートに、そして具体的に伝えました。 ちょっとでも疑問に思ったことや、不安になったことがあれば、それもきちんと伝えた方がいいと思います。言いにくいこともあると思うんですが、勇気を出して! (笑)
ありがとうございました!
とにかく夢の世界のようなデザインが可愛くて素敵!と思いお話をお伺いしましたが、実はChirukoさんの結婚式には、家族への想いとそれを表現するテーマがあったんだと知った編集部。
一つひとつのアイテムや演出がより素敵に映りました。
結婚式って本当に自分や、家族の人生に大きく影響を与えるイベントですね。
今回の【あこがれBRIDE】 は、オリジナルのセンスで独自の世界観を作り上げたChirukoさんをご紹介しました♪
▼Chirukoさんが結婚式を挙げた会場はこちら
TRUNK BY SHOTO GALLERY
※ 2016年10月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式準備」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています