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【夫婦生活で大切な8つの価値観】押し付けはNG!でも結婚前に必ず確認しておこう

2022.06.08

結婚前にパートナーと話し合っておきたい価値観8選をご紹介します。価値観を押し付け合うのではなく、すり合わせを行い、お互いを理解するのはとても大切なこと。また、価値観は変わるものなので、定期的に話し合う機会を設けましょう。

結婚前に話し合いたい価値観とは

結婚前に話し合っておきたいのは、お互いの価値観の違いについて。
価値観が似ているから結婚を決意したのに、結婚後、実際は全く違っていたことに気づいたという人は結構多いんです。
積み重なった価値観の違いがケンカのきっかけになって、離婚の原因になってしまうことも!

大切なパートナーとの結婚生活、できることならケンカは少なく、末長く楽しく過ごしたいですよね。
そこで今回は、不要なトラブルを避けるために結婚前に話し合っておきたい8つの価値観を、話し合っておきたいポイントと合わせてご紹介していきます。

1.お金に関すること

まず最初に話し合っておきたいのは、お金に関する価値観です。 お金に関する価値観とは、相手が「何にお金をかけているのか?」ということ。

まず確認しておきたいポイントは

  • お互いの収入と貯蓄額
  • 結婚後の金銭面での生活目標
  • 家計や口座はどちらが管理するのか

です。

夫婦になったあとでも相手の収支状況を知らないという人は意外といます。
いざ結婚してお金が必要になった時に「相手の車のローンがまだまだ残っていた」「趣味にかなりのお金をかけていた」ことを知って驚いた!というカップルも。
お金の価値観の違いは今後のふたりの生活水準にも大きな影響が出るため、夫婦間のトラブルにつながる可能性があります。

まずは現時点での お互いの収入・支出・貯蓄額を確認しましょう。
結婚後の貯蓄目標や日々の家計や口座管理はどちらがどのようにするのか、早めに話し合っておくのがベストです。
お金のことを考える時は、車や家の購入予定や、引っ越しや転勤の予定なども踏まえてライフプランを立てながら計画するといいですね。

2.家族に関すること

ふたりの家族に対しての価値観も、結婚前にすり合わせておきたいことのひとつです。 家族に関する価値観とは、お互いの家族との関わり方のレベルのこと。

話し合っておきたいポイントは

  • 実家への帰省頻度について
  • 家族や親戚が集まるイベントの頻度や参加有無について
  • 両親との同居や介護について

などです。

家族や親戚との関わり方は、各家庭でまったく変わってきますよね。
「家族付き合いが浅く年に1回顔をみせればいい」という家庭もあれば、「家族間の関わりが深く結婚後も絶対参加の行事が多い」という家もあります。
お互いがストレスのないように関わっていくためにも、帰省やイベントの頻度や重要度、パートナーにどの程度付き合いを求めるのかを確認しておきましょう。

また、両親との同居や介護についても相手がどう考えているのか聞いておくことも大切です。
ふだん何も言わないからといってスルーしたままにすると、新居の購入や親の病気など、いざ決断を迫られた時に、大きなトラブルに発展しがち。
両親は元気だし、まだまだ実感がわかないと思っていても、これを機会に自分はどうしたいのか?考えておくことは損ではありません。

お互いが家族をどのようにサポートしていくつもりなのか、真剣に話し合っておくのがおすすめです。

3.子どもに関すること

子どもに関するお互いの価値観のすり合わせは、今後のライフプランを立てるにあたってもとても大事ですよね。

話し合っておきたいポイントは

  • 子どもの有無について
  • 子どもはいつ頃欲しいのか
  • 産前・産後の仕事について
  • 出産や子育てに必要なお金について

など。

子どもを持つことをどう考えているかはもちろん、子どもが欲しい場合は時期について「○歳までには欲しい」「欲しいけれど今は無理」など、夫婦間で大きく差が出ることが多いです。

また妊娠・出産は、それぞれの年齢や仕事のタイミングが影響するので、どのように考えているか結婚前に必ず確認しておきたいところですね。
さらに、出産前、出産後の仕事についても「共働きで生活を豊かにしたい」という人もいれば、自身の幼少期の経験などから「出産後は母親は家にいて欲しい・いてあげたい」と考える人もいるので、お互いの希望を明確にしておきましょう。

ふたりの意思を共有できたら、出産や子育てに必要なお金についても計画を立てておくのがおすすめ。
ただし、子どもについては、ふたりの思う通りに進まないことが出てきたり、考えが変わることもあります。
その都度話し合い、柔軟に対応していく心構えを忘れずに。

4.仕事・働き方に関すること

次は仕事や働き方に関する価値観です。
仕事や働き方に関する価値観とは、仕事のスタイルやキャリアプランのこと。

話し合っておきたいポイントは

  • 結婚後はどのような働き方をしていくのか
  • 異動や転勤があるのか
  • キャリアプランや転職について

です。

まず、結婚後はどんな働き方をしたいのか、転職の希望はあるのか、フルタイムなのかパートタイムなのか、お互いの希望を確認しましょう。
それによってふたりの生活リズムや生活水準、居住場所も変わっていきますよね。 今就いている仕事には異動や転勤があるのかも確認しておくのも忘れずに!

また、10年後はどんな風に働いていたいのか?を考えつつ、キャリアプランや、転職の予定の有無についても共有しましょう。 予定はなくても明確な目標があるのなら、今のうちにしっかりと話し合っておくことが大切です。

チャンスが巡ってきた時に、お互いが協力体制を取りやすくなりますよ。

5.家事分担に関すること

仕事の価値観のすり合わせができたら、次は家事分担に関する価値観についても話し合いましょう。

話し合っておきたいポイントは

  • 仕事と家事に対する価値観について
  • 分担制の有無
  • どの家事をどちらがどの程度するのかについて

など。

家事分担に関する価値観の違いでは「自分の方が稼いでいるから」「自分の方が拘束時間が長いから」など、仕事を理由にどちらかに負担が偏りがちです。

どちらがどれだけ大変かというのはお金や時間でははかれないので、家事分担に関する決まり事は決定事項として共有しておくのがおすすめ。
ただ分担制にする場合でも、きっちりと平等に分担を決めてしまうと、やった・やってないのケンカに発展することも多いです。

自分のことは自分でするをベースに、「得意な方・できる方がやる」など、家事の配分にこだわりすぎないのが上手くいくコツ。 子どもができた、転職したなどで環境が変わった場合にはその都度話し合いをして、フレキシブルな対応をしていきましょう。

6.倫理観・宗教観に関すること

じつは、お互いに当たり前と思いがちがちな倫理観や宗教観に関する価値観も、結婚前に話し合っておきたいポイントのひとつ。
倫理観とは、社会生活の中で守るべき秩序や善悪の基準になるもの見方を差します。

チェックしておきたいのは

  • 時間の価値観について
  • 食事の価値観について
  • 清潔や衛生面について
  • 異性との付き合い方について
  • 宗教信仰の有無

などです。

まずは「これだけは許せない」と思うものが何かをお互いに話し合いましょう。 「暴力」や「ギャンブル」という人もいれば「遅刻」や「異性の友人の出かけること」という人もいます。
これは「相手にされたら嫌なこと」であり、大きなケンカの原因になることなので、知っておくことで対処できますよね!

時間や食事、清潔感の価値観についても、「5分前行動は絶対」「1日2回は必ずお風呂に入る」「外から帰ったら必ず部屋着になる」などの自分ルールがないか、それを相手にどこまで求めるのかチェックしておきましょう。

また、お互いと家族の宗教信仰の有無と、その宗教に対する価値観も必ず確認しておきたいところ!
相手が入っているだけなら、自分は関係ないと思っていても、「結婚したら配偶者も信仰することが前提」と思われている場合もあります。 また、宗教によっては「チャペル挙式はNG」などの結婚式のスタイルへの制限はもちろん、「輸血や臓器移植はNG」など、医療行為に制限がある場合もあります。 相手が宗教を信仰している場合には、結婚後の宗教への関わり方も確認するのがおすすめです。

7.指輪に関すること

結婚前に購入を考える指輪についても、価値観もすり合わせておきたいことのひとつ。

話し合っておきたいポイントは

  • 婚約・結婚指輪が必要かどうかについて
  • 指輪の購入費用について
  • 身に着ける頻度について

です。

女性に贈る婚約指輪はもちろん、当たり前と思われがちな結婚指輪も、最近では「購入しない」というカップルもいますよね。 価格の高さから「指輪を購入するよりもふたりで使う新居の家具に充てたい」と考えている人や、「仕事の都合上着けることができないからもったいない」「単にアクセサリーが苦手」という人など、理由もさまざまです。

でも、着けるのが当たり前と思っている側からしてみると、結婚指輪はふたりの結婚の証であり、絆を深めるための必須アイテム。

結婚指輪を着けたくないのは「愛情が足りないから?」などと、不安に思う人もいます。 片方の指輪への憧れや思い入れが強いほどケンカのもとになりがちなので、購入の有無はもちろん、身に着ける頻度や、費用の相場についてお互いの意見をしっかりと話し合っておきましょう。

8.記念日の過ごし方に関すること

誕生日や結婚記念日の過ごし方に関する価値観の違いも、結婚後にケンカになりやすいポイントです。

話し合っておきたいことは

  • どの記念日をお祝いしたいのか
  • 記念日にはどんな風に過ごしたいのか

ということ。

ふたりの記念日の価値観も人それぞれ。

「今ふたりでいるこの時間を大切にしていれば、記念日は関係ない」と考える人もいれば、「毎年訪れる記念日を特別な日にしたい!」と心待ちにしている人もいます。 「誕生日」や「結婚記念日」だけでなく、「付き合った日」「はじめてデートした日」も祝うのが当たり前と考えている人もいますよね。 理想を押し付ける前に、まず相手がどう考えているのかを話し合ってみましょう。

また、記念日をお祝いする場合には、どんな風に過ごしたいかも確認しておきたいところ。 片方が「こんな記念日を過ごしたい」と理想を持っていても、きちんと共有できていなければ思い通りの記念日を過ごすのは難しいですよね。

ふたりにとって特別な日を楽しく過ごすためにも、価値観のすり合わせが大切です。

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価値観を押し付けるのはNG

ここまで、結婚前に確認しておきたい8つの価値観を見てきました。 自分だけでなく、倫理的に考えて「正しい」と思っていることでも、相手の考えが全く違うということは多々あります。
しかし、別々の環境で育ってきたふたりだからこそ、価値観が違うのは当たり前です。 どちらが正しいということもありません。

価値観を押し付けるのではなく、話し合いをした上でお互いが妥協点を見つけることが結婚生活を維持していくうえでとても重要なのです。

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お互いを理解し合い素敵な結婚を

以上、結婚前に話し合っておきたい価値観8選をご紹介しました。

結婚前にふたりの価値観をすり合わせておくことで、余計な衝突を避けて結婚生活をより楽しいものにできるはずです。

全く同じ価値観を持っているふたりも素敵ですが、異なる価値観をもつふたりが歩み寄っていこうという気持ちやその過程が、さらに絆を深めてくれます。

お互いを理解し合って、素敵な結婚生活を送ってくださいね。

※ 2022年6月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー