結婚式の余興、みなさんどうしていますか? お願いする側もされた側も頭を悩ませますよね。
そこで、ちまたの声や30以上の結婚式に出席経験のある筆者の経験から、これさえおさえておけば大丈夫!
余興成功ポイント&失敗例についてまとめてみました。
成功する4つのポイント
1.世代を超えて誰もが楽しめる
結婚式は、老若男女たくさんの方が出席しています。限られた一部の人にしかわからない内輪ウケのネタでは、しらけムード一直線!ある程度ゲストのみんなが楽しめるものをチョイスしましょう。
2.コンパクトにまとまっている
だらだらと長い余興は嫌われます。ただ映像を流すだけのムービーや、何曲も歌やダンスが続いたら、いくら出来がよくても上手でも、周囲はうんざり。新郎新婦から指定された時間内に収めることを心がけましょう。
3.クオリティが高い
余興に"一生懸命練習した"感が出ていると、上手い下手は関係なくなるものです。どうにかなるでしょう、とぶっつけ本番だけは絶対にNG!!引き受けたからには、衣装も含めてしっかりとした準備が必要です。
4.新郎&新婦を祝う気持ちが溢れている
やはり気持ちは伝わるもの。これがなにより一番大切です。よく歌や演奏が上手な方が、発表の場と勘違いして自分の得意な曲をただ歌う、演奏する場面を見ますが、新郎&新婦を第一に考えて選曲するのがベター。会場の感動を呼びますよ!
これはダメダメ! 失敗例
「下ネタ満載のダンス」
くすっと笑える程度のものであれば許容範囲かと思いますが、出席した式で新郎の友人たちが全裸でダンスという余興がありました。オシャレなレストランでしたが会場内はかなーり冷たい空気が流れていました。
「自作の歌のみの演奏」
たしかに歌は上手だったんですが、新婦友人による自作の曲を2曲続けてお届けされました。1曲目までは「上手いね~」という声があちこちで聞かれましたが、2曲目となると周囲はほぼ無反応に。せめて1曲は誰もが知っているお祝いの曲にしたほうがいいかもしれません。
「ピアノ演奏」
一時期、芸能人の結婚式で新郎によるピアノ演奏が感動を呼びましたが、新郎友人がそれをやっても同じようにはいきません。
緊張もあいまって完璧な演奏は至難の業です。練習不足のケースが多く、つっかえると招待客の手拍子とテンポが合わなくなる始末。演奏が終わると、「やっと終わった!」というゲストたちの気持ちが表れたのか?拍手だけは盛大です。
いかがでしたか?良かった余興は、定番人気ではありますが「友人による歌&ダンス」、「ゲストからのメッセージ映像」「新婦友人からの手紙の朗読」が多い印象があります。
ちなみに私自身の持ちネタは、新郎&新婦との思い出写真を織り交ぜながらの映像を会場に流しながら、氣志團の「結婚闘魂行進曲」は着物でリーゼント姿、モーニング娘。の「ハッピーサマ―ウェディング」はベリーダンスの衣装を着て、共に複数人で踊ることです(笑)。みなさまの式が楽しいものとなりますように!
※ 2016年3月 時点の情報を元に構成しています
「披露宴演出」 の キホン に含まれています