生後6ヶ月のお子さんと一緒にファミリーウェディングを挙げられたAさん。
準備中は、当日どうなるか不安でいっぱいだったそうです。
実際、式を挙げてみてどうだったのでしょうか?
編集部でお話をうかがいしました。
挙式の時期は、夫婦で話し合って
入籍時お腹にお子さんがいたAさんは、ご両親が結婚式をとても楽しみにしていたそうです。
本当ならすぐにでも式を挙げたかった、とおっしゃっていましたが…。
「妊娠中は体調がどうなるかわからなかったため、出産して半年後に式を挙げることにしました。式の準備なども、生まれて半年くらいだったら子どもを預けられますし」
挙式のタイミングをご夫婦でじっくり、検討されたそうです。
結婚記念日は、毎年祝日
挙式日11月3日の建国記念日ですが、何か理由が?
「主人と私の誕生日が3日だったんです。あと、祝日なので結婚記念日が毎年休みになるのでゆっくりお祝いができると思って」
なるほど!
毎年、お休みの日に結婚記念日を迎えられるのはいいですね。
決定はスピーディーに!
事前準備はすべて妊娠中にすませたようですが、大変ではありませんでしたか。
「ドレス選びの日、実は妊娠中でも一番体調が悪い日だったんです。それでも、7、8着は試着して、その日の内に決めました」
Aさんは、式場も、候補を絞って1日で決められたそうです。
妊娠中は体調も心配なので、スピーディーな決定が身体への負担を軽くしてくれるのかもしれませんね。
Aさんが選ばれた式場は、アニヴェルセル 表参道です。
「こだわるところ」と「手放すところ」のメリハリ
挙式5ヶ月前には生まれたばかりのお子さんを抱えていたAさんは、最初からムリをするのはやめよう、と決めていたそうです。
「招待状や式次第の作成などはあまり凝らず、すべて式場に任せて自分たちに負担のかからないようにしました」
そんな中、Aさんが重視したのはお花えらび。
「白いテーブルクロスに合わせて白とベージュのバラを選び、南国の雰囲気が漂うモンステラを差し色に使ったりしました。子どもが一緒なので会場全体を明るい雰囲気にしたかったんです」
こだわるところとお任せするところのメリハリは、ファミリー婚をする上で一つのキーポイントになるかもしれませんね。
挙式には、常にお子さんが登場!
「ウェルカムボードとスライドショーには、子どもも登場させました」
ウェルカムボードはAさんと旦那さんの赤ちゃんの頃の顔写真の隣に、お子さんの顔が並んでいました。
また自己紹介のスライドショーには、Aさんと旦那さんの生い立ちとともに、育児に奮闘しているシーンを加えられたそうです。
またお子さんは、拍手の音にびっくりして、披露宴中ずっと泣いていたようです
「なので、披露宴も再入場もずっと抱っこしていました。でも泣いていたおかげでかえってカジュアルでなごやかな雰囲気の式になりましたね」
一見ハプニングに見えることも、かえって思い出深いものになるのがファミリー婚のよさだったりもします。
お子さんが大きくなったときに、「式の間ずっと泣いていたんだよ」と写真を見せながら一緒にふりかえるのも、楽しそうですね。
周りの人たちの気遣いが助けになる
当日は、式場のスタッフの方や、親族のサポートがとても助けになったようです。
「スタッフの方には2、3時間おきの授乳のときにサポートしていただきました。また、要所要所で私や夫の両親に抱っこしてもらっていたため、安心して式を挙げることができました」
泣いたらどうしよう、授乳は大丈夫かな、など準備中に不安の多かったAさんですが、スタッフや周囲の方の気遣いが、とても支えになったそうです。
今後、お子さんといっしょに結婚式を挙げるみなさんにメッセージを
「不安はいっぱいあると思います。でも、最終的には、周囲の人のサポートも受けられますし、またいろいろな方にお祝いしてもらえるというのはすごく幸せな気分になりますよ。みんなに子どもをかわいがってもらえて、泣いていてもありだよ、という雰囲気だったので、一日ずっと楽しい思い出しかありません」
準備中は、「泣いたらどうしよう」と不安でいっぱいだったAさん。
でも式当日は、お子さんが泣いても、それを許容してくれる空気が式全体に流れていたようです。
挙式を迷っている方は絶対挙げた方がいい、と力強くおっしゃられていました。とても楽しい思い出になったようですね!
Aさんがファミリーウェディングを挙げられた式場
アニヴェルセル 表参道
https://www.mwed.jp/hall/10236/
住所: 東京都港区北青山3-5-30
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式の種類」 の ハウツー・ノウハウ に含まれています