2011年3月11日「東日本大震災」が発生…あれから約4年近くの月日が流れましたがみなさんは、災害への備えはできていますか?
今回は防災のお話。家族を守るため、今どんなことができるのでしょうか。
備えあれば憂いなし! 今すぐできる5つのこと
1.防災チェック
大地震発生直後は誰も助けに来てくれません。
近くの避難所を確認し、そこまでの距離や防災グッズの有無などをしっかりと把握しておきましょう。
地震発生から避難まで、ママと子どもだけの場合、どのような行動をとれば良いのか、日ごろから確認しておくことが大切です。
2.家族で防災会議をしよう!
パパがもし一緒にいなかったら…東北の方だけに限らず、あの日、連絡がなかなか取れず歯がゆい思いを経験しました。
もしも離れ離れになってしまった時の待ち合わせ場所など、一緒にいるパターンも合わせて家族みんなで話し合いましょう!
CHECK POINT
・非難場所
・地域の防災倉庫の有無や場所
・連絡方法
・災害時の役割分担
・家族のルール
・近所の協力体制の確認・避難方法、避難経路
3.地震保険に入ろう
実際に家具一式が使えなくなり、全てを買い直すことになったママも。
保険に入っていた場合は、建物や家財の費用が降りることがあるんですよ!
4.家の中をチェック! 地震が発生しても安全な場所に
家にいるとき、地震発生するとどんなことが考えられるでしょうか?
「棚の上に置いてあったビンが落下し頭に落ちてくる」、「ガラス片が飛び散る」、「家具が倒れる」などなど。
部屋にある危険な物をなるべく減らすことが、防災につながることがあるかもしれないのです。
CHECK POINT
・耐震性のチェック(※耐震性が低い場合はすぐに耐震補強工事を!)
・物を減らす、物を置かない
・子どもの目線で部屋を確かめよう
5.避難訓練をしよう
どんなに備えていても、肝心な時に使えなかった。なんてことも起こり得るのです。
家族やママ友同士で実際に防災グッズを持って避難所まで歩いてみるなど、万が一に備えて試してみましょう。
いかがでしたか?
すでにこの5つのポイントが出来ているママ、ステキです!
実際に東日本大震災にあったママからは「頭がいっぱいになり、涙が出そうになったけど、私がしっかりしなきゃと思った」という声もありました。
いざという時、大切な子どもを守ることができるのはママしかいないかもしれません。
「私は大丈夫」という気持ちを持たずに日ごろから用心することを心掛けたいですね。
最後になりますが、地震発生後に気を付ける基本の3つのポイントは「頭を守る、しゃがむ、つかまる」こと。あわせて周りに倒れてくるものがない場所に移動することを頭に入れておきましょう!
※ 2016年8月 時点の情報を元に構成しています
「生活・家事・ライフスタイル」 の キホン に含まれています