「結納」とは、婚約を正式に調えるための儀式のこと。婚約成立の証として男性方から女性方へ結納金などを渡し、また女性方から結納返しをするというもので、結婚式の4~5か月前に執り行うことが多いようです。
近頃では、結納を行わないというカップルが増えています。
みんなのウェディングでの結納に関するアンケート結果を見ると、「結納を行う」という意見が全体の35%、「結納を行わない」という意見が全体の65%で、今や結納を行わないカップルが主流に。しかし結納を行った人に理由を聞くと、「結納をして家族の絆を確かめられた」など、行ってよかったという声が多くあがっています。
そんな中、みんなのウェディングの相談広場に「結納は行うべき?」という相談が投稿され注目を集めています。
結納を行うべきという親と必要ないという彼…どうしたらいい?
相談内容
■両親が結納を行うべきといってきているのですが、彼のほうは必要ないよといってきます。実際、結納を行った方がよいのでしょうか?(27歳女性)
この相談に対し、みんなのウェディングユーザーから結納を行った方が良いという意見が多く集まりました。
ふたりの思い出に残ってよかった!
■私もすごく悩みましたが、結納をした方が結婚に対する意識が高まる(両親も含めて)のでおすすめです。
また写真などで残るので二人の思い出にはとてもなっています。
私の友人で結婚してしばらく経っても、「結納やってほしかった」「娘をただで出したようで切なかった」と時折言われると言っている子もいます。(29歳女性)
結納は準備が大変なもの。しかし頑張って準備した分だけ、結婚式に対する意識が高まり、協力し合うようになるのかもしれません。
両家の中が深まってよかった!
■私の場合はホテルの日本料理の個室で行いましたが、取り仕切るスタッフ等用意してくれるので、問題なくスムーズに行うことができました。
お互いの両親も同じ課題を乗り切ったという結束で、その後の仲も少し深まったと思います。(31歳女性)
結納するのが当たり前だった、という世代のご両親も。
子どもが結納を行うことの感動もあり、また両家の仲も深まるのなら一石二鳥ですね。
結婚するという覚悟が高まった!
■振袖のレンタルにはお金がかかるし、実家も妙に張り切っちゃって、結納返しやお食事にお金がかかるし本当に大変でしたが、結婚するんだ、この人の家にお嫁に行くんだという気持ちが高まりました。(28歳女性)
相手の両親と協力し合って行う結納。結婚するということが二人だけのことではなく、家族を巻き込むということを再理解出来るので良いのかもしれませんね。
このように結納は準備が大変ですが、行ったかいがあるという意見が多く集まりました。
もちろん結納はやらなければならないものではありませんし、費用もかかります。その分のお金を別のことに使いたい…などの考えもあると思います。新郎新婦のふたりや両家との話し合いで、どうしたいか、おこなうときはどういう方法にするかを決めていけるといいですね。
※ 2021年6月 時点の情報を元に構成しています
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