職場の上司から頂いた結婚式のお祝いへお礼のお返しの内祝い。上司の好みに合った品物やお菓子などをプレゼントしたいですね。 内祝いには一言メッセージを書いたお礼状を添えると良いでしょう。
目上の方への結婚内祝いのマナーをご紹介します。
1. まずは、縁起の良いもの・悪いものを抑えておこう!
まず基本的に縁起の悪いもののお返しはNGです。
代表的なものでは、「包丁やはさみ」「陶器の食器」などがあります。
理由は
「包丁やはさみ」→「切る」を連想するため縁起が良くない
「陶器の食器」→「割れる」を連想するため縁起が良くない
となります。
続いては縁起の良いとされているもの。
代表的なものは「こんぶ」「紅白」「招き猫」「ふくろう」などありますが、縁起の悪いものではない限り、贈る相手の趣味や好きな食べ物などを考えて決めるといいですね。
2. 半返し・金券は避けるようにしよう
目上の方からのお祝いに対して、半返しは失礼に当たりますので3分の1程度に収めましょう。
また現金でいただいたお祝いに対して金券のお返しするのもやめましょう。
最近では内祝いに金券(商品券)を贈ることも増えてきましたが、現金をいただいた場合にお金に近い金券をお返しするのは失礼にあたります。
3. 自由に選べる!「カタログギフト」
最近多くなっていてきるのがカタログギフトです。値段も3千円や5千円、1万円など種類があるので、いただいた金額に対して選びやすいのもいいですね。
受け取った相手が自分の好きな物を選べるものメリットです。
4. 「カタログ」反対派は、お好みのものをセンスよく!
カタログギフト以外で多く選ばれているのがお菓子です。
お子さんがいる方にはお子さんも食べられるお菓子にするなど、相手の家族構成に合わせて喜ばれるものを考えましょう。
お菓子以外であれば、コーヒーや紅茶のセットや保存のきく食べ物、タオルセットなどが人気のようです。
5. お礼状を添えよう
一言でも良いので、お礼のメッセージを添えるようにしましょう。
お礼状の文例をご紹介します。
◇文例1◇
この度は 私どもの結婚に際しまして結構なお祝いを賜り誠にありがとうございました。
なにぶん未熟なふたりではございますが力を合わせて温かな家庭を築いていく所存です。下記住所に新居を構えましたのでお近くへお越しの際は ぜひお立ち寄りください。
今後ともご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。◇文例2◇
この度はこころのこもったお祝いをいただき、誠にありがとうございます。ささやかではございますが、お礼のしるしに心ばかりの品をお贈りさせていただきますので、ご笑納いただけましたら幸いに存じます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
内祝いはお祝いをしていただいた「お返し」。マナーを守って相手に喜んでもらえるものを贈りましょう。
※ 2016年1月 時点の情報を元に構成しています
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