1. 結婚式口コミ みんなのウェディング
  2. みんなのウェディングニュース
  3. 結婚式二次会
  4. 結婚式の二次会は開催する?メリット・デメリットとやる前に知っておきたい段取りをチェック!

結婚式の二次会は開催する?メリット・デメリットとやる前に知っておきたい段取りをチェック!

2022.01.20

結婚式の二次会とは、結婚式のあとに行うパーティーのこと。
結婚式・披露宴に参列したゲストだけでなく、招待できなかった仲の良い友人や同僚も招待することができます。披露宴よりも気軽で、幹事は友人に依頼することも。

二次会のメリット・デメリットと、開催する場合の準備の段取りなどをご紹介します。

結婚式の二次会はやる?メリットデメリットとは

結婚式の二次会はやる?メリットデメリットとは

楽しそうなイメージはあるけど、実際はどうなの?
先輩カップルたちの意見を参考に、メリットとデメリットをまとめました!

結婚式の二次会をやるメリット

二次会の開催を迷っているカップルはこちらを参考に!「やってよかった」という声が多い二次会のメリットを紹介します。

リラックスして楽しめる!

二次会は気軽な場のため、友人や同僚を招待し、ビンゴなどのゲームをしたり、ふたりの馴れ初めを話したり、親の目を気にせずに楽しむことができます。
友人たちとリラックスして楽しみたいカップルは二次会がおすすめ!

結婚式とは違う衣装を着ることができる

二次会は披露宴や1.5次会などと比べるとぐっとカジュアルな会。そのため、新婦の衣装もボリュームを抑えたワンピース風のドレスが人気です。結婚式とはガラッと雰囲気を変えた衣装を着るのも楽しいですよ。

なかなか会えないゲストとゆっくり話せる

披露宴中は意外とゆっくり話す時間がありません。二次会では遠方から来るゲストや久しぶりに会うゲストたちと、落ち着いて話をする時間を設けることもできるのも魅力です。

花嫁さんから、下記のようなアドバイスもありました。

■披露宴はゲストとゆっくり話したりできないですね。もちろん、二次会をやらなければならない事はないですけれど、二次会に参加したいと思っているゲストが遠方の方でなかなか今後も会えない間柄であれば、二次会を設けても良いと思います。

友人同士が仲良くなりやすい

ゲームをしたり、友人紹介をしたり、新郎新婦の友人同士が仲良くなることも。大切な人たちの縁がつながるのは嬉しいですよね!

結婚式の二次会をやるデメリット

「やってよかった」という声の多い結婚式二次会ですが、成功させるためには、新郎新婦や協力者の負担も…大変なポイントもあらかじめチェックしておきましょう。

やることが増える

二次会の幹事を友人に頼んだとしても、新郎新婦は衣装の準備や幹事とのやりとりなどが必要。結婚式の準備に加えてやることが増えるので、キャパオーバーにならないような工夫が必要です。

ゲストにとって会費や時間の負担が増える

二次会は結婚式のあとに移動して行われることがほとんど。二次会の会費や移動にかかる交通費が追加でかかり金銭的な負担が増えます。
また、終了時間が遅いと翌日の仕事に支障が出るかもしれません。土曜開催や終了時間を早くする工夫を考えてゲストに気遣いを。

幹事の負担が大きくなることも

人数が多かったり、やりたい企画がたくさんあると幹事の準備が大変。ゲストに頼まず、二次会専門の業者にお願いするのも一つの手段です。

結婚式の二次会と1.5次会の違い

1.5次会とは、披露宴と二次会のいいとこどりをしたウェディングスタイル。二次会が友人のみを招待してカジュアルに楽しむ場なのに対し、1.5次会は挙式のあとに親族や友人、お世話になった方を招待してパーティーを開きます。二次会ほどくだけすぎないのもポイント。

海外ドラマに出てくる結婚パーティーのイメージですね!

食事スタイルに決まりはないので、立席or着席、コース料理orビュッフェなど好きなスタイルを選べます。あれこれ余興を詰め込まずにタイムテーブルをゆるめに設定すればゲストとたくさん会話できます。
一般的な披露宴のあり方に縛られないでパーティーを楽しみたいカップルにおすすめです!

▼1.5次会についてはこちらの記事もチェック!

▼さまざまなカタチのウェディングパーティーを紹介♪

目次に戻る

結婚式の二次会を開催するまでの準備・段取り

結婚式の二次会を開催するまでの準備・段取り

結婚式や披露宴の準備に加えてやることが増えるので、二次会をやろう!と決めたらしっかり下準備を。やるべき準備をご紹介します!

①幹事を決める

新郎新婦が披露宴から二次会まですべて準備するのは大変なこと。幹事を友人または専門業者にお願いしましょう。
もちろん、「どうしてもふたりで準備したい!」という場合は無理にお願いしなくても大丈夫です。

友人に幹事をお願いするなら、二次会の規模や準備負担、当日にやることの量を考えた上で、その量に見合った人数でお願いすることがポイントです。
おふたりのことをよく知っている友人が幹事なら、どんな二次会にしたいかイメージが膨らみやすいかも。

一般的には新郎側2名、新婦側2名のように同数でお願いすることが多いですが、やりとりが多くなるので、おふたりが話しやすいベストな幹事を選出しましょう。

友人に負担をかけたくないカップルは、専門業者に幹事をお願いしましょう。タイムスケジュールや企画のプロデュース、会場装飾などもプロに相談できるのが心強いですね。
どんなことをお願いできるのか、どれくらいの自由度があるのかを事前にしっかり確認を。

②二次会の予算を決める

挙式、披露宴に加えて二次会にもお金がかかります。おふたり、もしくは友人が準備を行う場合は、二次会の予算をしっかりと決めておくのがポイント。

毎回見積もりを出してもらえる挙式・披露宴の準備とは異なり、自分達でお金の管理をする必要があります。そのためにはまず誰を招待するかリストアップして、人数の把握を行いましょう。
二次会は会費制が一般的なため、人数が決まればいくら会費が集まるかわかります。ざっくり計算した上で自己負担額の目処をつけましょう。

予算を抑えるには、衣装をドレスではなくドレス風のワンピースにする、装飾や小道具を最小限にする、プログラムを減らして歓談メインにするなど、お金をかけるポイントを決めることが大事です。

③会場を決める

二次会の会場はレストランレンタルスペースが選ばれています。
世界観や雰囲気が「想像と違う」なんてことがないように、幹事を依頼している場合でも、下見をしておくと安心です。
アクセス、会場の広さや雰囲気、食事内容のコストパフォーマンスはもちろん重要なチェックポイント!

気になる会場を見つけたら、希望日時が空いているか早めに問い合わせましょう。
特にレストランでは、貸切にする場合の最低人数が決まっていることがあります。下見に行く時、事前に二次会に関して話を聞きたいと伝えて予約すると好印象です。

④プログラムを決める

二次会で人気の演出はビンゴおふたりに関するクイズといったゲーム。景品がつけられる場合が多いです。ペアチケットや人気家電、高級食材などの豪華景品を目玉にするとゲストも乗り気になってくれますね!
友人同士が仲良くなるようにチーム戦にするのもアリです!

そのほか、おふたりの馴れ初めを紹介するムービーを流したり、余興をお願いするなど、二次会の自由度の高さを生かして楽しいプログラムを取り入れましょう。

⑤会費を決める

二次会は会費制が一般的。ゲストひとりにつき5千円~1万円が相場です。
例えば8千円の会費で30人参加したら24万円。幹事4人の会費を免除した分を引いたら20万8千円。この金額から飲食代、会場費、衣装・ヘアメイク費用、景品など余興に使うもの、とさまざまな経費をお支払いすることになります。

結婚式にも出席しているゲストにとって、8千円を超える金額は痛い出費になるかも。ゲストひとりあたりにいくらの会費を設定するのか考えてください。
とくに、豪華な景品にこだわるあまりゲストの負担が大きくなっていないか注意です!

⑥招待状の送付・出欠の確認

招待する人、場所、会費が決まったら招待状を送りましょう。結婚式の招待状の中に二次会の招待状も入れることが多いですが、親しい友人だけの二次会ならGoogleフォームやWeb上の出欠管理ツールを利用して簡単に出欠を取るのもおすすめです。

実際に、二次会はWeb招待状を使っている花嫁さんもたくさんいます!
出欠の締め切りは自分たちだけでなく、会場の都合も踏まえて設定しましょう。
特にレストランは食材の確保や席の準備のために早めに人数の把握をしたい場合が多いので、事前に確認しておくと安心です。

目次に戻る

結婚式の二次会を開催する際の注意点

結婚式の二次会がカジュアルなものだからといって、不備があってはいけません。二次会を開催する際の注意点をご紹介します。

新郎新婦向けの注意点

まずは自分たちで開催できるか?を考えましょう。やることが増えてキャパオーバーになりそうなら幹事や業者に頼むことをおすすめします。

幹事を他の人にお願いする場合は任せきりにせず、やりたいことと避けたいことのリストを渡しましょう。進捗状況を幹事に確認するのも新郎新婦の責任。幹事から確認したいことの連絡が来たらすぐ返事をするようにしてください。

また、結婚式から二次会に移る際の流れを考えて準備しておくことも大切。結婚式の荷物をどうするか、どこで着替えるか、どうやって移動するかを決めておき、主役である新郎新婦が遅刻するトラブルを防ぎましょう。

幹事を頼まれた方向けの注意点

幹事が主催する場合は二次会の会費で予算が収まるように注意しましょう。
新郎新婦がやりたいことを取り入れることはもちろんですが、新郎新婦がやりたくないことや恥ずかしいと感じる演出は避けてあげたいですよね。
盛り上げようとして、新郎新婦へ無茶な要求をするのは避けた方が安心です。打ち合わせではふたりが避けたいことを聞いておくのも◎

当日のスムーズな進行のために進行表を作って共有しながら打ち合わせを進めましょう。

目次に戻る

こんな二次会は嫌だ!実際にあった二次会の失敗談とその対策

身内ネタばかりでアウェイ感がある

友人たちと気楽に楽しみたいですよね!しかし、友人みんなが知り合いな訳ではありません。グループが違う人や二次会から参加する人は、身内ネタで盛り上がられても話がわからず寂しく感じるかも。

■知り合いが少ない二次会はただでさえ参加しづらいのに、身内ネタで盛り上がられるとアウェイ感が辛いです。

【失敗しないための対策】
どんな繋がりの友人たちが来るのか幹事に伝えましょう。クイズなど余興の内容が身内ネタにならないよう気をつけたり、ゲストの席順に配慮を。隅で気まずそうにしていたり、ひとりで食事をしている人を見つけたら、声をかける、司会に話題を変えてもらうなど臨機応変な対応を考えておきましょう。

会場選びを失敗している

暗くて見にくい、狭くて余興がやりづらい、雰囲気が合っていない、食事やサービスが良くないなど、会場が残念な二次会はゲストもがっかり。

■高い会費を払っているのに、お料理がまずい、量が少なくて食べられない会場は残念です…。レストランでの二次会は料理に期待しちゃいます!

【失敗しないための対策】
会場の下見は必須!余興を考えているなら、余興に使えるスペースや機材を確認しましょう。実際に二次会を行うくらいの時間に下見に行くと明るさや雰囲気、会場周辺の様子を知っておくことができますよ!

もらって戸惑うプチギフト

チロルチョコの包み紙が新郎新婦の写真入りだったり、新郎新婦の名前入りのタオルなど、オリジナリティがあるのはいいことですが、「もらっても困る」「なぜか喜べなかった」という人も多く、賛否両論あるところ。
新郎新婦の顔入りの包み紙などは、捨てにくいと思う人も多いようですね。

■写真入りのお菓子や個人情報が書かれたプチギフト。包み紙を捨てていいのか迷います。あと、予算内でプチギフトを用意しなければいけない感が満載のグッズも「いらないのになぁ」と思ってしまいます。個人的には消えモノがうれしいです。

【失敗しないための対策】
プチギフトは、「その場で食べられるもの」がベストです!そして食べた包み紙は、捨てられてもいいと思う生地や柄のものにしましょう。
どうしても「記念品らしくしたい」と強く思う人は、結婚式の日付を入れるといったシンプルなデザインがいいかもしれませんね。

景品が恥ずかしい

ゲームやクイズに景品があると嬉しいものの、大きなぬいぐるみなど、持って帰るのが恥ずかしいもの、正直いらないものは、迷惑です。新郎新婦のセンスも疑われてしまうので、景品選びは慎重に。幹事におまかせする場合も、どんなものにするのか確認しておけるといいですね。

■大きな加湿器をいただいた。もらって困るというほどのものではないですが、自宅に加湿器はあるし、持ち帰りの紙袋が大きくて持ち帰るのが大変でした。


■新郎の男性ゲストがゲームの賞品でアダルト系のグッズをもらっていて引きました…。いい年なんだから…と思いました。下ネタ系のノリがある二次会は嫌です。

【失敗しないための対策】
景品はペアチケットや商品券など、かさばらないものがおすすめ。どうしても景品にしたいかさばる品があるなら、自作のチケットを渡して後日贈る形にしても良いですね。

合コンのようなノリ

結婚式は友人同士の出会いの場ともいいますが、友人同士を仲良くさせようとしすぎるのを嫌がる方は少なくありません。ただ新郎新婦のお祝いに来ている方からしたら、合コンのようなノリのゲームや余興は不快でしょう。

また、お酒が入ると下ネタなど下品な話が出てしまうこともありますが、絶対にやめましょう。

■出会いを求めていく人もいるでしょうが、全員がそうではないので、明らかにそういう雰囲気のゲームに強制参加させられるとちょっと辛いです。あと、幹事や新郎新婦のせいではないですが、たまに二次会で泥酔している人がいると白ける気持ちになることも…。

【失敗しないための対策】
ゲストに配慮したい場合は、知らない人とチームを組ませるゲームなどは避けましょう。お酒を飲むからくだけた雰囲気になりがちです。しつこくナンパする人やお酒を無理に進める人が出たときは、幹事が割って入ってもらうなどの対策を考えておきましょう。

目次に戻る

結婚式の二次会は、みんなで楽しい時間を過ごそう

結婚式の二次会はカジュアルなパーティーですが、「なんでもあり!」ではありません。
ゲストが楽しい時間を過ごせるような気遣いと配慮を忘れずに!

緊張する挙式と披露宴を終えた新郎新婦も二次会はリラックスして楽しみましょう♡

※ 2022年1月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー