お呼ばれスタイルのマナーをイラストとともにわかりやすく解説していくこのシリーズ。
毎回ひとつずつポイントをマスターして、楽しく結婚式に参加できる素敵ゲストをめざしましょう♪
今回は、おさえておきたいちょっとピンポイントなルールをご紹介します。
結婚式に「ファー」は不向き!
華やかで高級感が出るので、パーティーには身に付けたくなりそうなファーアイテム。
でも、アニマル柄アイテムと同様、「動物の殺生」をイメージ させるため、結婚式にファーは身につけないというマナーが一般的です。
フェイクファーでも、毛やほこりが飛び散って料理や口などに入り不衛生だという見方もあり、避けたほうがよさそう。
最近はあまり気にしない、という人も増えていますが、「マナー違反」 というレッテルを貼られるのも嫌なもの。
基本ルールとして覚えておきましょう。
着物は事前にマナーをチェックして
場が華やかになる着物での列席は、新郎新婦にも喜ばれるものですが、やはりここでも気をつけたいのは、きちんとマナーを守った着こなしができているかどうか。
特に着物は留袖・訪問着・振袖などたくさんの種類があり、それぞれ細かいルールが設定 されていますので、まずはそれを確認してから、当日の服装を考えましょう。
まず第一に着物のマナーのキホンは、「花嫁とかぶらない色と柄」を選ぶということ。
これは洋服のときと同じで、花嫁より目立たない!という意識があればクリアできそう。
ここで、さらに一歩踏み込んだマナーをご紹介。
着物には格があり、結婚式に着て行けるのは「振袖」「黒留袖」「訪問着」「色留袖」「色無地(家紋入り)」となっており、それ以外の着物はお祝いの場には不向きです。
例えば、着物全体に上下関係なく同じ模様が繰り返されている「小紋」は、軽い外出着 としてみなされています。
カジュアル度の高いパーティーには着て行くのもアリの場合もありますが、通常はNGなので気をつけて!
さて、派手すぎゲストや浮いちゃうゲストについて解説してきたこのシリーズですが、次回は「地味すぎゲスト」 について解説します。
派手でもNG、地味でもNGなんてむずかしい……!?
そう焦らずに、ぜひチェックしてくださいね!
▼過去記事もチェック♪
【脱!非常識ちゃん】お呼ばれマナー入門 ~主役はワタシ!?編~
【脱!非常識ちゃん】お呼ばれマナー入門 ~派手すぎちゃん編~
※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています
「ゲスト」 の その他 に含まれています