夫婦や恋人の間でのモラハラ(モラルハラスメント)という言葉をよく聞くようになりましたよね。モラハラとは、倫理や道徳に反する言葉の暴力や言動による嫌がらせのこと。
もしかしたら、まだ気がついていないだけで、自分の彼氏や夫がモラハラ夫の可能性も…。自分の存在そのものを真っ向から否定されるようなことを言われているなら、あなたも被害者かもしれませんよ。
ただ我慢して時間だけが過ぎていかないように…相手の言動をよく確認してみましょう。「モラハラの男性」に共通する3つの特徴についてご紹介します。
表向きはとっても"いい人"
モラハラの男性の最大の特徴は、表向きは“優しいカレ・夫”を演じること。
日頃、他人にはみえないところでは、彼女や妻を罵倒していても、知り合いの前では良い関係であることを強調して見せるのです。
実際は、お風呂に髪の毛は浮いていただけで感情的になったり、せっかく時間をかけてアイロンをかけても「ここ、シワシワなんだけど」と、努力を認めずに、小さいことを指摘するばかり。
モラハラは、手が出ていないだけであって“立派な暴力”。
精神的に疲れてきているなら、それ以上は無理しないほうがいいかも!!
嫉妬深い・束縛する
モラハラの男性は彼女や妻の携帯に男性の連絡先が入っているだけでも怒る場合があります。
たとえ仕事や同窓会などの集まりであっても、自分の知らない男性と話していると思うだけでムシャクシャしてしまうことも。多少の嫉妬は嬉しいものですが、度がすぎると、自由を奪われているのも同じ。
束縛してもらえるから愛情がある証、と思い込んでいると、さらにモラハラは悪化していくかも??
極力、男性の名前を口にしないのはもちろんのこと、あまりにも嫉妬深いようであれば、ストーキングされる前にけじめをつけておくべきでしょう。
上から目線で話してくる
たとえば仕事や収入、学歴のこと、また女性ということだけで、自分より下に見て偉そうに話してくるのであれば要注意。
ただでさえ理屈っぽいのに、何か話し合う度にバカにした態度をとられると、いくら好きで結婚したとはいえ、段々と腹が立ってきますよね。
感情的になる度に「これだから女性は」と、心の傷をえぐるような発言をしてくるくらいなら、そんな相手とは離れたほうが精神的にも楽になれるでしょう。
いかがでしたか??
おそらく、モラハラされていること自体に気づいていない人もまだまだいるでしょう。
まずは自分のパートナーが「モラハラ」でないか振り返ってみるのと同時に、少しでもその傾向があるなら、信頼できる友人や家族、あるいは専門機関に相談してみてくださいね。
※ 2021年3月 時点の情報を元に構成しています
「生活・家事・ライフスタイル」 の スペシャル に含まれています