結婚祝いをいただだいたお礼のお返しとして、新郎新婦側から贈るギフトが結婚内祝いです。
直接会って渡す「手渡し派」と、遠距離などのため、直接会わずに結婚祝いを送る「郵送派」がいるようです。
そこで今回は、結婚内祝いの渡し方について、手渡しと郵送のそれぞれのメリットをご紹介します。
先輩カップルからそれぞれの渡し方のメリットと、渡す際に気を付けたマナーについてアドバイスしてもらいましょう!
1.結婚内祝いはどのように贈りましたか?
- 郵送 60%
- 手渡し 39%
相手が遠方に住んでいたり、多忙だったりしてなかなか会えない場合、郵送という手段を選びます。
新郎新婦側も共働きであれば、郵送のほうが現実的。
数字にもその様子が表れているようです。
2.郵送のメリット
1.相手にお渡しするための時間をとらせずに済む
新郎新婦が働いている場合は、特に、相手との時間を合わせるのが大変です。
また、たくさんの方に内祝いを贈るとなると、すべてのアポイントを取るのも至難の業。
相手にも時間をつくっていただくことになるので、忙しい相手であれば、なおさら郵送のほうが親切かもしれません。
体験談:「お時間を割いていただくのは、かえって失礼だから!」
■ほとんどお会いする時間が持てず、相手の方にも伺うお時間をさいていただくのは失礼がないようにかと思い全て発送させていただいた。(30代前半女性)
2.遠方の相手にも気兼ねなく渡せる
相手の方が遠方にいる場合は、わざわざ出向いて手渡しするのは大変です。
受け取る相手も恐縮してしまうので、このような場合は郵送してしまいましょう。
体験談:「なかなか会う機会がなかった!」
■家が遠く、なかなかお会いできる方ではないため郵送にしました。郵送する際もメッセージをつけるなど、自分が選んで送ったものとわかるように宛先の住所やお礼の手紙などすべて丁寧に書きました。(30代後半女性)
◎気を付けたこと
- 時間指定をして送付する
- お礼状や挙式の写真を添える
相手に直接会えないのですから、心をこめて確実に先方に届くように心がけましょう。
体験談:「忙しい相手にも確実に届く時間を指定!」
■時間的余裕がないのと遠方だったため。壊れ物は送らないことと時間指定をして、できるだけ自宅にいるときに届くようにしました。(30代前半女性)
体験談:「結婚式、新婚旅行の写真を添えて!」
■遠方で会う機会がないため、郵送にしました。感謝の気持ちを伝えるために、お礼のお手紙と、結婚式、新婚旅行の写真を数枚同封しました。(40代前半女性)
3.手渡しのメリット
1.直接会ってお礼が言える
お礼を渡す相手と直接会うことは、とても丁寧な内祝いの渡し方になります。
また、結婚式当日に出席ができなかった相手であればなおさら、挙式のエピソードを話すことで、お礼の気持ちが伝わるでしょう。
体験談:「結婚式の様子も伝えることができた!」
■直接あって御礼をいいたかったので直接会ってわたしました。結婚式に出席できなかった友達なので結婚式の様子を写真などでつたえました。(30代前半女性)
2.配送料が節約できる
たくさんの人に内祝いを贈る場合、配送料がかなりの額になることがあります。
もし職場の同僚など、複数に渡す場合は、配送料節約もかねて、直接手渡しするほうがよいでしょう。
その場合は、たとえ人数が多くても、一人一人にお礼の言葉をそえながら手渡しするようにしましょうね。
体験談:「配送料の節約ができた!」
■職場の方や会う予定があった友人には手渡しにしました。送る相手が多かったため、配送料もかさむので、可能な限り手渡しとしました。(20代後半女性)
3.受け取りを遠慮しそうな相手にも確実に渡せる
お祝いをすでに手渡しされていたならば、お返しする内祝いも手渡しするようにしましょう。
また、受け取りを遠慮しそうな相手ならば、なおさら会って確実に手渡ししたいですよね。
体験談:「お祝いを手渡しでもらっていた!」
■お会いするかただったので、手渡ししたほうが、丁寧だし、お礼もお伝えできると思ったので。手渡しでお祝いももらっていたから。(20代後半女性)
◎気を付けたこと
- 身だしなみ
- 相手が荷物にならないように
- 手紙をつける
- 休み時間など仕事の合間に渡す
- 他の人に気づかれないように
直接会って手渡すのですから、相手に最大限の感謝の気持ちが伝わるようにしたいものです。
体験談:「親の知り合いには身だしなみに気を付けた!」
■主人の親の知り合いの方には、私達も同行し あいさつにまわりました。少しきれいな身なりでいきました。(20代後半女性)
体験談:「手渡しにもカードをつけ、定時が過ぎてから渡した!」
■毎日会う会社の方々には、感謝の気持ちを添えたカードを添えて内祝いを手渡しました。仕事場ですので、定時が過ぎてからワタシに行きました。(40代前半女性)
体験談:「手渡しなので重くならないものを!」
■会社の上司なので、直接お渡し出来るのに郵送はしたくないなと思い、手渡しにしました。なのでなるべく重くないものにしました。(30代前半女性)
手渡しでも郵送でも、相手に対しての感謝の気持ちをこめて贈ることが大切です。
また、手渡ししたいと強く思う場合でも、相手が多忙な場合は郵送するほうが礼儀にかなっています。
相手の状況に応じて、臨機応変に対応するようにしましょうね。
※ 2016年3月 時点の情報を元に構成しています
「引出物」 の キホン に含まれています