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同棲に必要な初期費用&収入別の月々の生活費の目安を大公開!結婚資金をふたり暮らしで貯める方法も

2021.05.28

「同棲したいなぁ~」と思いつつ、気になることの一つといえば「お金」ではないでしょうか。
同棲したいカップルが把握しておくべき項目は大きく分けて「毎月の生活費」と「同棲にかかる初期費用」。 そして、同棲はマネー管理における共同作業の第一歩といえるでしょう。

そこで、ふたりでじっくり話し合うためのデータややりくりのポイントを、キッズ・マネー・ステーション認定講師でファイナンシャルプランナーの渡邉詩子さんが解説します。

同棲カップルの月々の生活費はいくら?

同棲カップルの生活費の内訳と平均金額

総務省統計局が発表した2020年家計調査(2人以上世帯)のデータによると、生活費の平均は23万~33万円で内訳は以下の通りです。

同棲カップルの生活費(項目別平均支出額)の目安

出典:総務省統計局「家計調査2020年平均」より

総手取り収入や生活スタイル、居住地域などによって支出幅が大きく変わる項目がいくつかありますが、まずはそれぞれを簡単に見ていきましょう。

最も高い固定費「家賃」

生活費の中では最も高い固定支出で、一度決まれば簡単に見直しができないため、ふたりでよく検討しなければいけない費用です。家賃の目安については後ほど年収別に解説します。

自炊の割合で大きな差が出る「食費」

外食が多いか自炊が多いかでカップルによって支出に大きな差が出やすい項目です。

毎月必ずかかる固定費「水道・光熱費」

水道とガス代がそれぞれ5千円、電気代が1万円という内訳の目安ですが、これらは冬場の高くなる金額を想定しているので、春~秋はコストダウンする傾向にあります。

ぜひ見直したい「通信費」(スマホ・ネット回線代)

固定電話の必要性はすっかり薄れてきている昨今、それに代わって欠かせないのがスマートフォン。低価格競争が始まっているので同棲をきっかけに見直すのは大いに”あり”です。

同棲カップルがかさみやすい「交際費・娯楽費」

交際費はそれぞれの付き合いでかかる費用、娯楽費はいわゆるデート代ですが、いずれも予算をしっかり決めておかないと、ついつい使い過ぎが発生しやすい項目です。

予算をしっかり決めて管理したい「日用品・衣服費」

日用品は“必要な物”がなくなってきたから買うのに対し、衣服費は“ほしいから買う”という尺度で、またそれぞれのお財布から出すものなので注意が必要です。予算をしっかりきめておかないと交際費同様、ついつい使い過ぎを招いてしまいやすい項目です。

同棲カップルにおすすめの間取りと家賃の目安は?

同棲経験者へのアンケート調査の結果をもとにおすすめの間取りを見ていきましょう。

出典:同棲に関する調査(結婚が決まる前に同棲を開始した全国の男女20歳~39歳300名を対象としたインターネット調査/楽天ウェディング実施/2015年)

1番人気は2LDK(26.3%)

同棲におすすめの間取り:一番人気の2LDK

2部屋+リビング・ダイニング・キッチンのある間取りは共有空間だけでなくプライベート空間も持てることや、家族や友人を招きやすいことから最も人気があります。また築年数が浅い物件が多いので動線に違和感が少なく、設備が充実している点も人気の理由です。

結婚を意識しているカップル向き。ただし、家賃の負担が最も大きい間取りです。

2番人気は2DK(24.3%)

同棲におすすめの間取り:家賃が安めでねらい目の2DK

2部屋+ダイニングキッチンという間取りです。ダイニングキッチンのスペースはこじんまりとしていますが、ふたり用テーブルや小さなカップボードを置く様にすれば、比較的窮屈にならない空間が持てます。

2DKは家賃が安く、お得感のある物件が見つけやすいのがメリットですが、この間取りは築年数がそこそこ経過している物件が多いです。部分的に水回りのリフォームは施されていても、中にはセキュリティー面が甘い物件もあるのでよく確認してください。

3位は1LDK(14.3%)

同棲におすすめの間取り:家賃をおさえふたりで過ごす時間が長くなる1LDK

1部屋+リビング・ダイニング・キッチンは2LDKより1部屋少なくなることから費用負担を抑えつつ、ある程度広い空間を享受できる点で人気です。2LDKより家賃負担を抑えられる分、築浅でさらに駅近の物件を選ぶことができるメリットもあります。

間取りの点においては、ふたりで過ごす時間が多く持てることはメリットですが裏を返せば一人の空間を持ちにくいため、ケンカしてしまったときなど不満を感じることがあるかもしれません。

間取りを検討する際に前もってお互いすり合わせやチェックをしておきたいのが、

  • 家賃の予算
  • お互いの荷物の量
  • お互いが譲れないもの(設備面や居住環境など)

 これらを把握できていると、どの間取りがベストなのかがある程度見えてくると思います。

次にふたりの手取り収入別の家賃と貯蓄を含む生活費の目安をご案内します。

【手取り収入別】同棲カップルの家賃・生活費・貯蓄額の目安

家賃と貯蓄を除いた各生活費の金額は2018年に総務省統計局がふたり暮らしの平均を年収別に集計したものです。

まず、家賃のポイントは手取り収入の25%、マックスでも30%までに抑えることです。合計手取り月収が40万円であれば、10万円~12万円と言った感じです。 上記は30%の計算で記載していますが、家賃は最も高い固定費で一度決めたら簡単に見直せませんので、家計の負担にならない様にできるだけこの割合を意識しましょう。

次に優先的に決めておきたいのが貯蓄の割合です。
貯蓄額は手取り収入の20%が望ましいのですが、これについては後程詳しくご案内します。

年収600万以上の貯蓄額は20%以上となっていますが、車を所有するケースだと月3万円~5万円(駐車場代・ガソリン代)の支出が発生することで貯蓄額が変わってくる点を念頭に入れておきましょう。

次に水道光熱費については、部屋の広さに応じて電気代が多少変わる程度で、年収別に大きな差は生じません。通信費についても同様ですが、いずれも見直すことで節約効果が高くなる可能性があります。どのくらいの節約効果があるのかについては後述します。

食費は自炊が多いカップルであれば節約効果は高くなります。
逆に外食が多いとつい予算を超えてしまうケースも。さらにお互いの年収が多いと余裕があることからどんぶり勘定になってしまいがちで、交際費や娯楽費、日用品や衣服費についても同様の傾向に。

そこで大切なのが「予算を決めておくこと」です。またこれらの項目の中でも必要なもの(こと)と欲しいもの(今すぐでなくて良いもの)とに分けることができますよね。

お互いが欲しいものばかりを優先してしまうと、予算オーバーになるので、まずは月に必ず必要なもの(こと)の金額を出して、プラスアルファをどの程度にするのが良いのかふたりで話し合いましょう。

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同棲を始める時の初期費用はどのくらいかかる?

賃貸住宅の初期費用(家賃10万円の場合)

同棲の初期費用の目安(家賃10万円の場合)

家賃10万円の物件であれば初期費用は約60万円~引っ越し代や家具・家電の購入などで高く見積もると80万円近くかかります。家賃に対する初期費用の目安は以下の通りです。

賃貸住宅の家賃別の初期費用の目安

家賃が1万円アップするごとに初期費用は5万円くらいアップするというイメージですね。 カップルによって変動が大きい引っ越し費用と家具・家電購入費についてそれぞれ、もう少し掘り下げて見ていきましょう。

引っ越し費用

遠距離から越してくる場合や引っ越し時期がオンシーズンである1月~3月になるかどうかで引越し業者による見積もりは変わってきますが、一般的なふたり暮らしの目安としては10万円前後ととらえておくと良いでしょう。

ちなみに引っ越し費用を抑えるポイントは以下の通りです。

  • 引っ越し業者には早めに見積もり依頼かつ必ず相見積もりを取る。
  • 可能であれば3月、4月を避けオフシーズンの5月~1月に引っ越す。
  • 近場で大きな家具でも自分たちで荷積み、荷下ろしできそうなら引っ越し業者を使わずに、トラックをレンタルする。

家具・家電購入費

改めて購入が必要な物として挙げられるのが、ベッド、冷蔵庫、洗濯機、テーブル、部屋数が増える場合は照明やカーテン、収納スペースが必要な場合はチェストなどです。これらを新品で買いそろえて、細々した雑貨の購入も含めると上記初期費用に記載した通り15万~20万円強はかかると想定しておきましょう。

それぞれが使っていたものをそのまま使えると当然費用は抑えることができますが、家具家電が重複するケースも大いに想定されます。その場合はふたりで話し合って、どちらかの持ち物をフリマアプリやリサイクルショップなどで売るのがおすすめです。売れたお金でふたりの生活に必要な物が購入できると、経済的ですよね。

同棲の初期費用を抑えるために検討したい3つの方法

他に初期費用を抑えることができる方法と留意点を紹介します。

1.フリーレントの賃貸物件を選ぶ

フリーレントとは入居月から一定期間分の家賃を無料にしてくれる契約で、例えば「入居日から1か月(または2か月)無料」など条件があります。

ただしこの類の物件は予め決められた年数以上住まずに引っ越しをした場合には違約金がかかる、いわゆる「契約縛り」があるので注意が必要です。

2.敷金礼金のかからない、または半額の賃貸物件を選ぶ

そもそも、敷金は退去時の原状回復費用として支払うお金で、礼金は大家さんへのお礼に相当します。これらがかからないまたは半額で済むのは初期費用を大きく抑えられるので魅力的ではあります。

ただし物件探しサイトでこの条件で絞り込むと物件数がぐっと減ってしまいます。また、入居時に敷金がかからなくても退去する際に原状回復費用を請求される場合があるため、その費用を念頭に入れておきましょう。

3.仲介手数料が安い不動産屋を選ぶ

一般的に仲介手数料は家賃1か月分を支払うことが多いようですが、じつは不動産会社によってその手数料は異なります。よい物件を見つけたら、同じ物件を取り扱っている不動産会社を探してみてそれぞれの仲介手数料をチェックしてみましょう。

手数料がお得な不動産会社に出会えれば、そこで契約するのがよいでしょう。

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同棲カップルの家賃や生活費の分担はどうする?負担割合は?

実際に生活を始めてみて、もめたり、不満を抱えてストレスの元になるのが生活費の分担について。主に3つの分担方法を紹介します。

ふたりの収入が同じくらいであれば完全折半

この場合は最も分かりやすく、もめることも少ない形ですね。収入に差が生じてきたら再度話し合う必要があります。

収入の差が大きいなら収入が多い方が多めに出す

たとえば、多い方が生活費の7割を出すなど。収入に合わせてそれぞれの負担割合を決めるのは合理的でお互いが納得しやすい形です。

項目別に分けて分担する

パートナーのいずれかもしくは両方の毎月の収入変動が激しい場合や、この支出項目は明らかに片方が使う割合が大きい!折半は納得できない!という項目がある場合はそれぞれ話し合って分担する項目を決めるというものです。
最も複雑な方法ですが双方にとって公平性が保てるのであれば問題ありません。

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同棲はお金が貯まる?ふたり暮らしで貯金を増やすには?

同棲はお金が貯まる?ふたり暮らしで貯金を増やすには?

貯金を始めるにあたっては、まずふたりで「貯める目的」と「いつまでに、いくら貯める必要があるのか」を明確にすることが大切です。

たとえば、「2年後の結婚式のために200万円貯めたい」場合は、月83,000円(一人当たり4万円強)を積み立てていく必要があります。夏と冬のボーナスでそれぞれ10万円出し合えば、月66,000円(一人当たり3.3万円)の積立になります。

このようにふたりで共通の意識をしっかり持って計画的に貯金をすれば、シングルの時よりもお金は貯まりやすいといえるでしょう。さらに結婚すれば、出産や旅行、マイホーム購入の頭金、教育資金などライフイベントに応じてお金を貯める必要性がでてくるので、いつからどのように貯金していくのかをふたりでしっかり話し合っておく習慣はとても大切です。

ふたりの年収に対しての貯蓄目標額は?

ボーナスも含めた年収から、どれだけ貯蓄に回しているかについて年代別で見ると20歳、30 歳代が13%(総務省統計局)という結果になっていますが、前述の通り目的があるとそれに よって貯蓄目標額は当然異なります。

同棲カップルに多い目的別貯蓄目標額の目安は以下の通りです。

結婚式費用

シンプルな結婚式で20万~50万円、通常で100万~200万円、披露宴を含むと300万円前後  

出産費用

50万~100万円が目安となります。
出産を意識しているカップルはこの費用も念頭に置いておいた方が良いでしょう。基本的に健康保険の「出産育児一時金」から40.4万~42万円が支給されますが、その後の育児にかかるお金や育児休暇を取ることで減収になることも想定した際の目標貯蓄額です。

特別支出用の貯蓄(家電買い替え・医療費・冠婚葬祭費など)

急な家電の故障、病気やケガなど生活していると思わぬ出費に見舞われることがあります。また冠婚葬祭費もふたりそれぞれの友人知人関係で重なると大きな出費になることも。

さらに近年どの地域でも起こる可能性のある大地震や新型コロナウイルス感染症といった未曽有な状況を鑑みると、不測の事態に備えて生活費の3か月分の貯蓄を常に確保しておくと安心です。

上記のように目的別に積立する資金も含め、貯蓄割合の理想形は手取り月収の20%です。

難しい場合は少しでもこの割合に近づけられるように生活費の中で見直しできそうな項目がないかチェックしてみてください。それでもどうがんばっても毎月の生活費からの貯蓄は厳しい…という場合はお互いのボーナスでしっかり貯めるのも一つの手です。

お金に関するふたりのルールを決めよう

貯蓄を成功に導き、その後も貯蓄習慣を身につけていくために大切なことの一つが「ふたりのお金のルールを決めておくこと」です。

これまで述べてきたことも含めてルール化しておいた方が良い事柄をご案内します。

収入による負担割合をよく話し合って決める

これは分担のところで解説した通りです。

貯める時は「生活費で余った分」ではなく「先取り貯金」を徹底する!

貯蓄を成功させるコツは前述しましたが、改めておさらいしておくと…

まず、貯める目的を明確にし
そのためにどのくらいの期間かけて、いくら貯めるかを決め、
毎月の貯蓄額やボーナスからどの程度貯蓄に回すかを決める

といった流れでマネープランをふたりでしっかり話し合いましょう。

共通の口座を作る

2に関連しますが、結婚式費用の積立など共通の目標に向かって貯蓄をする際は共通の口座を作って貯めていくのがおすすめです。

お互いがお金の貯まり具合を確認し合えることで貯蓄へのモチベーションアップになり、ふたりでがんばったんだという達成感は新たな目標ができた際の意欲につながります。

また、パートナーのどちらかがお金にルーズな場合は、しっかり管理できる方が担当するなどお互いにとって良い方向に進んでいけるルール作りをしておくと良いですね。

同棲カップルが取り組みやすい効果的な5つの節約法

1.デートや外食用の共通の財布を作る

基本的には別々の財布を持つのでよいのですが、デート代や外食費は共通の財布を作っておくことをおすすめします。

たとえば「それぞれが毎月15000円をその財布に入れてデートの際にそこから使う」などというもの。
収支の見える化が図れ、「自分一人のお金ではない」と言う意識からよく考えてお金を使うようになるなど無駄な出費を減らすやすくなります

2.光熱費節約の工夫をする

お風呂の使用は間があかないようにする、冷暖房使用時は同じ部屋で過ごすなど、ちょっとした心がけで光熱費の節約につながります。

それにとらわれすぎる必要ありませんが、お互いのルーティンがある程度同じであれば、ぜひ心がけてほしいこと。もちろん、パートナーのいずれかが昼夜逆の仕事をしているケースなど、現実的に難しい場合もありますので、可能な範囲で構いません。

3.できるだけ自炊の回数を増やす

家賃の次にかかる出費である「食費」を抑えるにはやはり自炊に限ります!
自炊しているカップルはしていないカップルより月1~2万円のコストカットができると言われており、これは相当な節約効果ですよね。

また自炊をするとスーパーに買い物に行くことになりますが、週2回以上足を運ぶのはおすすめしません。頻繁にスーパーに足を運ぶとついつい余計な物を買ってしまいがちなので、理想は週1回のまとめ買いがおすすめ。
どうしても料理に足りない食材が出てきて困る…という場合のために買い足しは1回までにするなど、回数を決めておくことでお財布にメリハリがついて、さらに食品ロスの削減にも効果的です。

4.電力会社の見直し&スマホのキャリアやプラン、ネット回線を見直す

2016年4月から始まった電力自由化に伴い、ライフスタイルに合った電力会社を選べば、月に2000円くらい安くなるケースもあります。

一方通信費はスマホを大手キャリアから格安SIMに変えるのが王道の節約法ですが、最近はリモートワーク等により家にネットを引いているケースが多いかと思います。
そこで、スマホのキャリアに合った光回線にするのがおすすめです。一つはセット割が適用されることで月1000円ほど安くなること、そしてもう一つは家ではWi-Fi接続することによってパケット通信費が抑えられるので容量の低いプランに変更できるとなれば、一人当たりで月約1000円は節約できトータルで3000円のコストカットになります。

5.お金のかからないデートプランを立てる

「共通の財布を作る」にリンクしますが、例えば、そのお金が少なくなってきたら「今日はお家時間を楽しもう」や「ウィンドウショッピングにしておこう」など予算の範囲内でまかなえるように、「お金をかけないで楽しめること」をいくつか考えておけると良いですね。

***

同棲すると一人暮らしや実家暮らしのときに比べ、それぞれの取り巻く環境がガラッと変わることから、最初はお互い戸惑うこともありますよね。
でも、ふたりでの暮らしは、それ以上にワクワクすることが多いもの。

同棲はパートナーと金銭感覚が合うかどうかを確認するのにもよい期間。考えることはたくさんありますが、ぜひふたりで前向きに楽しんで取り組んでいってくださいね。

キッズ・マネー・ステーション認定講師 渡邉詩子

キッズ・マネー・ステーションとは、「見えないお金」が増えている現代社会の子どもたちに物やお金の大切さを知り「自立する力」を持つようにという想いで設立。全国に約160名在籍する認定講師が自治体や学校などを中心に、お金教育・キャリア教育の授業や講演を行う。2018年までに1000件以上の講座実績を持つ。
キッズ・マネー・ステーション公式ホームページ

※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています