結婚式の準備も本格的になってきた頃、新郎新婦の頭を悩ませるのが、挙式や披露宴で使う結婚式のBGMの選別。
歓談時の曲も含めると、相当な数の曲を選ばなければいけません。
そこで、今回は結婚式場選び口コミサイト「みんなのウェディング」編集部が、結婚式で流す曲(BGM)を決めるときのポイントをご紹介いたします。
【挙式の入場曲には不向きな曲がある!? スタッフのアドバイスを参考にして】
私が結婚式を挙げたホテル併設の教会では、あらかじめ挙式で流すオススメの曲リストが作られていました。 生演奏、生歌でしたが、事前に伝えておけば練習してくれるそうで、使いたい曲を使えるということでした。
私はリストに入っていなかった「Amazing Grace」をリクエストしたのですが、そのときに牧師さんから「入場以外のシーンでいいですか? 」と聞かれました。
使う箇所にこだわりはなかったので、「はい」と答えました。
聞かれた理由は、入場には歩きやすいテンポの曲を使うのが一番いいからだそうです。
たまに入場曲に「Amazing Grace」をリクエストされる方もいるそうですが、この曲は入場には不向きなのだとか。
バージンロードを歩くのは誰でも緊張するもの。
そのとき流れている曲のせいで、つまづいてしまったり、気が散ってしまったりしたら最悪ですよね。
なので挙式の入場は、式場が選んだものを使うのがいいと思いますよ。
【式場の曲目リストやオムニバスCDを参考に】
披露宴で流す曲も、「乾杯」のシーンはこの曲がオススメというリストができている式場でした。
このリストがとても役に立ちました。
実際にそのリストにある曲を使わなくても、使いたいと思っていた曲の中から同じような雰囲気の曲(盛り上がる曲だとか幻想的な曲だとか)を各シーンに当てはめていけばよかったからです。
また、レンタルCDショップに行けば、結婚式の各シーンに適した曲を集めたオムニバスCDがたくさんあります。
曲目リストがない式場でも、このCDを参考にすれば、ある程度各シーンで流すべき曲の雰囲気がつかめてくると思いますよ。
【親世代に人気のある曲を使うと喜ばれる】
結婚式の準備期間にミュージカル「マンマ・ミーア」の舞台を見て、大好きになり、披露宴でマンマミーアの曲を流そうと決めました。
フォトラウンドの際、マンマミーアの曲、つまりアバのメドレーを流していたのですが、新郎の職場のテーブルに行ったとき、彼の上司二人から「この曲がすごく懐かしくて二人で盛り上がっていたんだよ」と言われました。
若いときにアバが流行っていたみたいです。
そんなことは意図せずに選曲していましたが、思いがけず喜ばれて、よかったなと思いました。
ビートルズの曲なんかも親世代には思い入れがある人も多いと思いますから、どこかで使ってみると喜ばれるのではないでしょうか。
実際、人の結婚式のBGMを細かく覚えていることはあまりありません。
音楽が好きでBGMに特にこだわりたい場合は別ですが、あまり悩み過ぎずに、プランナーさんの意見や定番の曲を参考に決めるのがいいかもしれないですね。
関連記事はこちら♡
※ 2016年6月 時点の情報を元に構成しています
「結婚式BGM」 の キホン に含まれています